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【活動レポート】2020年ふりかえり(下半期編)

★人体改造カブ式会社ってなんだろう?という方はこちらをご覧ください。

今回は下半期編です!

 前回の記事では2020年上半期(1月〜6月)のまとめをお送りしました。今回は下半期(7月〜12月)までの活動を簡単に振り返ってみたいと思います。

↓上半期編はこちら!

7月〜8月 新アイディア「聞き書き」の登場

①主に第1期に取り組んだ企画をベースとして、オンライン版に再構築する ②アフター・コロナの健康意識や価値観の変化をアンケートでリサーチ

 7月の社内会議では、6月に検討した上記2つの方向に加えて「聞き書き」が話題にあがりました。考案者の小田豊二さんによれば「聞き書き」とは、「語り手の話を聞いて、それをその人の「話し言葉」で書いて、活字にして後世に残すこと」です。社内会議でも「聞き書き」への関心が高く、下半期はこの「聞き書き」をメインに取り組むことになりました。

 8月はまちづくりと健康づくりの2つの観点から「聞き書き」に取り組む目的を定め、企画概要を固めていきました。その詳細は8月の活動レポートに記載しています。

9月 「聞き書き」 準備編

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 9月の社内会議では、「聞き書き」に向けて人の話を聞き出す「練習」をすることになりました。この頃は新型コロナウイルスの感染状況も比較的落ち着いていたので、十分な感染対策を取り対面で実施しました。こうして同じ空間に集まるのは2020年1月14日以来、約8ヶ月ぶりのことです(その後またすぐに感染が再拡大してオンライン会議に戻るので、この時みなさんに会えてよかったです...)。

 この日はそれぞれ「聞き手」「語り手」「観察者」の役割を交代で演じることで、人の話を聞き出すことの楽しさと難しさを学び、久しぶりの対面会議だったので、非常に盛り上がりました。オンラインは便利ですけど、やはりリアルに会って話すことの楽しさを再認識できた時間でもありました。練習メニューの作り方や感想は9月の活動レポートをお読みください。

10月〜11月 「聞き書き」がスタートします!

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戦後まもなくの駅前通地区の古地図)

 10月語り手の方を訪問してお話をお聞きしました。10月8日にスタートし、11月下旬までに全4回も機会をいただきました。聞き書き中は悲しいエピソードもありましたが、おもわず笑ってしまう楽しい話題が多く、お互いに大変心地よい時間を過ごさせていただきました。語り手の方も楽しそうにしていらして、「聞き書き」が意義深い取り組みであることを実感しました。

 お話を伺った後はシャイン(=ボランティア社員)総出で書き起こしをしたのですが、これが全部合わせて75,000文字以上、Wordファイルで85p超えの大作です!改めて読み直すと語り手の方の記憶の明瞭さに驚きます。

 シャインのみなさまには本業の忙しさの間を縫って作業していただきました。大変、お疲れさまでした!

 「聞き書き」の事前準備や、当日の感想などは10月の活動レポートをご覧くださいね。

12月 オンライン忘年会と来年のこと

 あっという間に12月ですね。「聞き書き」の感想会も兼ねて、12月のオンライン社内会議は忘年会スタイルでドリンク片手にユルユルとおしゃべりしながら進行し、シャインのみなさんも楽しそうでした。

 家で飲んで楽しい時間を過ごして、終わったらそのまま布団にダイブできる。いいですよね、オンライン飲み会。

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お歳暮でいただいた二子玉川のクラフトビール。お洒落!)

 人体改造カブ式会社は2021年も引き続き聞き書きに取り組み続ける予定です。今回、書き起こした文章はまたシャイン総出で「聞き書き文体(語り言葉)」に整えて、ご本人にお渡しできるよう製本化を目指します。

 なお、現在も新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、また「聞き書き」の企画の対象が主に高齢者であることから、少なくとも今年度中は新しい語り手への「聞き書き」を控えたいと思います。

おわりに

 人体改造カブ式会社の2020年、いかがでしたでしょうか。

 新型コロナウイルスの感染が拡大した当初、もう2020年は企画も社内会議も一切できないものだと諦めかけました。しかしオンライン会議を活用して地道に活動を進め、「聞き書き」をスタートさせ、書き起こしではシャインのみなさまの力を借りて、かたちに残せる段階まで進んできました。さらに、今年からはnoteで活動の記録も残すようになりました。試行錯誤しながらもちゃーんと前進できた1年だったのですね。よかったよかった。

\ 2021年の人体改造カブ式会社も、どうぞよろしくお願いいたします! /


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