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請求業務 郵便料金の値上げにどう対応する?

今年の10月から郵便料金の値上げが実施される見込みです。

そこで、フリー株式会社が請求業務の現状と郵便料金値上げへの対策に関するアンケート調査を実施しました。

郵送料金の変更

今年2024年10月から郵便料金が値上げされる見通しで、下記のように変わるとされています。

  • 25g以下の定形郵便:84円 → 110円

  • 50g以下の定形郵便:94円 → 110円

  • ハガキ:63円 → 85円

その他、定形外郵便なども具体的には決まっていませんが値上げが検討されています。

調査概要

調査期間:2024年4月9日~4月12日
調査対象:従業員数11名~1000名の企業で請求業務に関わる経理・総務担当社員
有効回答:1,000件(本調査)

請求書の送付 郵送が最多

企業で最も割合の多い請求書の送付方法を訊いたところ、最多は「手作業での郵送(紙で印刷・封入をして、郵送している)」の46.9%でした。

次いでクラウド請求書が26.3%、メールが25.6%で約半々という結果になりました。

【メインの請求書送付方法】

  • 手作業での郵送 … 46.9%

  • クラウド請求書 … 26.3%

  • メール …………… 25.6%

  • その他 …………… 1.2%

郵送の割合

請求書を紙に印刷して郵送している割合を訊いたところ、郵送がメインと答えた企業では、81%以上を紙が占める企業が7割近くにのぼりました。

【紙で郵送している割合】

  • 郵送がメイン
    0~50% … 13.0%
    51~71% … 8.2%
    71~100% … 78.8%

  • メールがメイン
    0~50% … 65.2%
    51~71% … 16.0%
    71~100% … 18.8%

  • クラウド請求書がメイン
    0~50% … 65.2%
    51~71% … 19.2%
    71~100% … 15.6%

メール、クラウド請求書での発行が主な企業でも、51%以上が紙と答えた企業は3割を超えることが分かります。

後編では、今後の意向や郵便料金についての認識をご説明します!

※後編に続きます。


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~後編~

電子送付への切り替え意向

今後、郵送から電子送付に変えていきたいか訊いたところ、切り替え意向はクラウド請求書をメインの送付方法としている企業がもっとも高く8割を超えました。

一方で、郵送メインの企業では、「どちらでもない」以下の回答が4割を超え、請求書の電子化に消極的なことが伺えます。

【今後、電子送付に変えていきたいか?】

  • 郵送がメイン
    とても思う ……… 22.2%
    やや思う ………… 32.8%
    どちらでもない … 27.4%
    あまり思わない … 13.4%
    全く思わない …… 4.2%

  • メールがメイン
    とても思う ……… 32.0%
    やや思う ………… 42.4%
    どちらでもない … 19.2%
    あまり思わない … 4.0%
    全く思わない …… 2.4%

  • クラウド請求書がメイン
    とても思う ……… 54.0%
    やや思う ………… 27.2%
    どちらでもない … 12.0%
    あまり思わない … 3.2%
    全く思わない …… 3.6%

※「全く思わない」には、全て電子化されている場合も含む

郵便料金値上げの認知度

郵便料金の値上げについての認知度は、郵送メインの企業は8割を下回りました。

また、メールメイン、郵送メインの企業については、「詳細までは知らない」という回答が5割を超えていて、郵便料金の値上げの内容理解までは至っていません。

【郵便料金値上げの認知度】

  • 郵送がメイン
    詳細を知っている … 27.0%
    聞いたことがある … 51.4%
    聞いたことがない … 21.6%

  • メールがメイン
    詳細を知っている … 30.0%
    聞いたことがある … 57.2%
    聞いたことがない … 12.8%

  • クラウド請求書がメイン
    詳細を知っている … 58.0%
    聞いたことがある … 37.2%
    聞いたことがない … 5.2%

郵便料金値上げの対策状況

郵便料金の値上げに向けた請求書電子化の検討状況を訊いたところ、クラウド請求書がメインの企業では対策中と対策予定が7割を超えました。

一方で、郵送メインの場合は3割を割り込み、対策未定と対策予定なしが7割以上にのぼりました。

認知度が高いほど、対策も実施中・予定が多くなっています。

【郵便料金値上げの対策状況】

  • 郵送がメイン
    対策を進めている …………… 4.4%
    対策を行う予定がある ……… 23.6%
    わからない …………………… 48.0%
    今以上の電子化予定はない … 5.2%
    郵送のまま継続・その他 …… 18.4%

  • メールがメイン
    対策を進めている …………… 17.2%
    対策を行う予定がある ……… 40.4%
    わからない …………………… 31.0%
    今以上の電子化予定はない … 6.0%
    郵送のまま継続・その他 …… 4.8%

  • クラウド請求書がメイン
    対策を進めている …………… 38.4%
    対策を行う予定がある ……… 35.2%
    わからない …………………… 18.0%
    今以上の電子化予定はない … 5.2%
    郵送のまま継続・その他 …… 2.8%

Web帳票で電子化を

郵便料金の値上げが実施されたら、郵送メインの企業様にとってなかなかの痛手になると予想されます。

前段でご紹介させていただいている事務SOL(ジムソル)では、請求書に限らず見積書や注文書の電子化をWeb帳票で可能です。

1ユーザー無料ですので、ぜひご覧ください。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。


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by事務SOLマン


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