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大手SIerに転職するエンジニアが続出!

以前、「ITエンジニア不足は過去最悪水準!」というタイトルの記事を掲載させていただきました。

その中で、採用が厳しい要因のひとつに下記の競合

・外資系コンサル企業が円安を背景に高賃金で日本のIT技術者を大量に中途採用している

・多くのユーザー企業がDX推進に向け技術者の採用を強化している

と、書かせていただきましたが、上記以外の競合として、さらに大手SIerの存在感が強くなってきてい
るようです。

下記は、大手SIer各社中途採用の推移です。

・NTTデータ:328人(20年度)、319人(21年度)、 510人(22年度)
・日本IBM:478人(20年度)、539人(21年度)、673人(22年度)
・日立製作所:400人(20年度)、400人(21年度)、500人(22年度)
・NEC:382人(20年度)、619人(21年度)、596人(22年度)
・富士通:335人(20年度)、400人(21年度)、818人(22年度)

大手SIerの中で、上記に記載はないのですが、SCSKは20年度の中途採用の績が66人でしたが、22年度は183人と、3年間で3倍近く増加しています。

日経クロステックの記事の中で、SCSKの人材開発本部本部長の方が、下記の発言をしています。

※後編に続きます。


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下記より事務SOLのHPをご覧いただけます。

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~後編~

・製造業向けのERPの開発、特に独SAP技術者の採用は難航している

・SAP技術者は需要が高く、そう簡単には採用できない

・そこでポテンシャルで採用し、入社後にSAP技術者として育成する

・製造業に勤務した経験があり業務知識がある人材や、2次請けや3次請けなどのSIerで開発に携わっていたITエンジニアなどを採用し、育成する

・2次請けや3次請けのITエンジニアは、より上流を目指す学習意欲が高い人が多い

皆さまの大事なエンジニアの方々が、大手SIerに転職してしまうかもしれません。

ぜひ、ご注意ください。

そして、転職する可能性が高そうだと感じる調査結果がありましたので、ご紹介させていただきます。

外国人人材のマッチング事業などを手掛ける全研本社が、日本企業のITエンジニアに「給与」に関する調査を行いました。

・現在の給与水準に満足しているか?

「はい」31.5%
「いいえ」44.5%
「どちらともいえない」24%

・賃上げを希望しているか?

「はい」78.5%
「いいえ」21.5%

・賃上げを希望する理由?

「物価上昇に対応するため」49%
「仕事内容と賃金が見合っていないため」44.6%
「労働時間と賃金が見合っていないため」27.4%
「同業他社と比べ賃金が安いと感じるため」18.5%

いかがでしょうか???

現在の給与に不満があり、より高い金額を求めているエンジニアの方は多いようです。

大手SIerは、人材確保のために高待遇を提示しています。

転職支援サービス、リクルートエージェントの「転職時の賃金変動状況」の調査では、前職と比べ賃金が明確に(1割以上)増加した転職者数の割合として

・最も割合が高い職種は「ITエンジニア」で39.9%

お気を付けください。

それでは最後に、就職・転職口コミサイト「OpenWork」を運営するオープンワークが発表した調査結果

「 ITエンジニアがよく見る企業の求人ランキング 」をご紹介させていただきます。

1位「アクセンチュア」
2位「アマゾンジャパン」
3位「日本アイ・ビー・エム」
4位「セールスフォース・ジャパン」
5位「アバナード」
6位「freee」
7位「ヴイエムウェア」
8位「メルカリ」
9位「NTTデータ」
10位「野村総合研究所」

※トップ30のうち12社がSIerで、前回調査よりも4社多い

最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。

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by事務SOLマン



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