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子どもの頃にみた「宇宙人に改造された夢」(ノンフィクション…!)

自分の娘はまだ1歳9ヶ月、NHKいないいないばあっ!に夢中の新米幼児だ。まだ言葉もあまり喋れないこの子が、たまに寝ながら寝言をつぶやいたり、少し笑ったりする。昼間見聞きした記憶からどんな夢をみてるのか、とても気になる。

いないいないばぁ!の催しで遊ぶ娘

子どもの頃にみる夢は、思い返せば不思議なものが多かった。感受性豊かなタイミングなのかなぁ?

自分が1番覚えているのは、小学校たしか5年生の頃、UFOに改造?手術?された夢だ。テレビの影響なんだろうが、この夢に科学的な合理性も読むことによる得もないので、モノ好きな人が読める程度に書いてみたい。

宇宙人に改造された夢

皆が寝静まった夜、部屋の外が急に明るくなり眼を覚ます。

二段ベッドの上で、なぜだか身体が動かない。なんだ???一段目の妹は起きる気配もない。

あまり考える余裕もなく、今度は天井から光が舞い込み、身体が浮かんでいく。天井をすり抜け、まばゆい光の源へ、いかにもUFOらしい円盤へと吸い寄せられる。

円盤の内部で、僕は手術台の上に寝ている。間もなくして視界の両脇から、いかにも宇宙人らしい宇宙人(目のでかいグレイなヤツ)に覗き込まれる。「?!」身体は動かない。

何やら身体中を計測されたあと、右ワキに何かを埋め込むような手術がなされる。終始ゴソゴソやっていて、とても気持ちが悪い。とうとう自分は改造人間になるのか。

まさに宇宙人だった

次の瞬間、暗闇のなかで目が覚めた僕は、ベッドの上にいた。

「助かった…?」

まだ金縛りのようで両手足が動かない。天井を眺めたまま、30分か、1時間か、しばらく経ったところでロックが外れた。すぐに身を起こし、左手でおそるおそる右ワキを確認する。

皮膚の下に、何やらしこりがある。怖くなった僕は、それを絞りだすようにつまんだ。すると、それは皮膚の外に出て、指でつまむことができた。直径数ミリ程度と小さく、鉛のように硬い。暗闇で触ったこの感触以外はほとんど覚えていない。さらに怖くなった僕は、それを二段ベッドから放り投げ、逃げるように眠りについた。

朝いつもの時間に起きる。ベッドの下を探すも、それらしいものはなく、登校時間でその場を離れた。後日探してもそれは見つからなかったが、その日から右ワキの同じ場所にイボができた

…と、こんな夢なんだけど、この夢はなんだったのか。どこからどこまでが夢なのか、もはや判断がつかない。ただ、四半世紀が経った2019年現在も、イボは存在している(除去できるんだろうけど)。

あれは夢で、イボなのか何らかの身体感覚が夢に表れたんだろう、と思いたいけど、確証はない。たぶん死ぬまでハッキリしないんだろう。

もし、それが埋め込まれたままだったら、人生が変わっていたかもしれない。いや、人類が変わっていたのかもしれない。それは、未来からきた人が、過去を変えるために仕込んだものか。はたまた、地球外の生命が侵略の下調べをしていたのか。もしも、そんな壮大な目的があったなら、なんだか宇宙人に申し訳ないことをした。詫びるよ。宇宙人とここまで読んでくれたあなたに。ビール1杯でなんとか。

もし、サポートいただけるほどの何かが与えられるなら、近い分野で思索にふけり、また違う何かを書いてみたいと思います。