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Delicato



どうもこんにちは。

本日からは石垣島で撮影した数々を書き連ねていきます。

タイトルはイタリア語で「繊細に、優美に」という意味。英語でいう「Delicate デリケート」と同じですね。


奄美、徳之島、宝島は和色。タイ王国はギリシャ神話の神々。沖縄島は自身が撮影時や記事作成時に思い描いた情景。ポートレートはこれからは花の名前をタイトルに進めようと思ってます。

そこで今回から始まる石垣島のタイトルをどうしようかな〜、と迷ってまして・・・

親父や弟に相談しながら色々な案が出た中で、最終的に決めたのは楽譜の「発想記号」でした。

「mp」や「ff」等、強弱を示したり、AlegroやAndante等曲の速さを示したり、音や曲のイメージや奏法など色々な指示を出すために楽譜で使われる演奏記号という言葉に属するものです。

有名なやつだと「カンタービレ」ですかね。

二ノ宮知子さん作の漫画「のだめカンタービレ」で出てきたカンタービレという単語、実は「歌うように」という意味合いがある発想記号の一つでもあります。

とまぁ・・・前置きが長くなってしまいましたが、石垣島のマガジンはそんな発想記号たちをタイトルに書き進めてまいります。

お楽しみ頂けましたら幸いです🥂


画像1

ミカドアゲハ Graphium doson

の、死体です。

まだ死にたてなご様子。

飛翔時に煌めく、翅の眩い空色が今まさに死んでいることをとても強調していましたので撮影。

いつも行ってる森には割と数多くいます。水辺で給水してるとことかの写真も撮りましたがそれはまた別の記事で紹介いたします。


画像2

アオスジコシブトハナバチ Amegilla subflavescens

記事のサムネイルに使用しましたこちらのハチさん。

ハナバチというだけあって花粉で生活する蜂の仲間。

沖縄では自然があればまぁまぁ身近な生き物ですね〜。

夜間は写真のように大顎で小枝に捕まって寝ます。もっと集団でいるはずなんですがこの個体は一人でおねんねしてました。


画像3

クニヨシシロオビゾウムシ Cryptoderma kuniyoshii

雌雄でいました。

この時の石垣島の撮影遠征は昆虫、中でも小さな甲虫やウスバカゲロウなんかを専門にやってる友人と行ったのですが、そこそこ珍しいらしく結構テンション上がってました(笑)


シダを食べる、飛べないゾウムシ。よくそんなんで分布広げられますよねぇ…(笑)昆虫って本当にすごいですね。


画像4

オオヒキガエル Rhinella marina

The ヒキガエル!て感じのこのカエル。

中南米原産のヒキガエルの仲間で、日本では特定外来生物に指定されております。

目の後ろにある毒腺が大きく毒も強いそうです。加えて驚異的な繁殖能力、環境適応能力と何でも食べるし、大きくなると20cmを余裕で超えます、、、

他にも西表島や大東諸島、小笠原諸島なんかにも入ってしまってます。元々はサトウキビの害虫駆除が目的だったそうです。

日本、世界ともに侵略的外生物ワースト100に指定されています。

いや〜、、カエルが悪いわけではないのでね。外来で、日本に来てしまっただけで一種の生物であることには変わりないですからね。

オオヒキガエルはまだしもブラックバスと釣り業界、錦鯉と伝統、みたいに利権や信仰的な面が外来種に関わっちゃうと本当にめんどくさいですよねぇ。

世紀末って感じですねぇ・・・錦鯉とブラックバスだけで、どれだけ日本の淡水生物が脅かされたことでしょうねぇ。



とまぁこんな感じでしばらく石垣島です!

お付き合い頂けましたら幸いです🥂


それでは皆様、ごきげんよう。





お楽しみいただけましたら幸いです^^