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恋愛

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胸が切ない色々
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2021年1月の記事一覧

こんな思いをしてまで人は恋をするのか?

こんな思いをしてまで人は恋をするのか?

失恋ソングに人が共感する理由がわからなかった。…否、最近まで忘れていた。

高1の失恋時、僕はRADの4枚目のアルバムのドロッドロに女々しい歌詞に共感して涙したし、影響されてポエムなんかも書いた(恐ろしいのは、このポエムを捨てたのが最近だということ)。

その失恋以降、大きな恋愛は数えるほどだった。19〜23歳という時期に人並みの恋愛をしなかったせいで、どこかズレてしまったのかも。僕はどんどん失恋

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「男女の友情」って難し過ぎませんか

「男女の友情」って難し過ぎませんか

俗に言う青春コンプレックスを抱えていて、学生時代に送れなかった青春を必死に取り戻そうとしているイタい男性になりつつある。

大学時代に付き合った女の子は1人だけで、その子は高校時代からの付き合いだったので、実質大学での新しい出会いはゼロだった。

サークルにも部活にも属さず、気がつくと卒業してフリーターになっていた。

「新しいことを必要以上に恐れたこと」

これだけが僕の失敗だったと思っている。

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空を泳ぐ(小説)

空を泳ぐ(小説)

※完全なフィクションです。以前書いた「秘密のプール」という小説の、別人物視点からの物語となっております。

こちらも読んでいただけると嬉しいです。





今年の夏はなにかが違う。予感は確信へと変わっていた。

1.

わたしの学校ではどういうわけか、毎年水泳大会がおこなわれる。学年ごとに25メートルを指定の泳法で泳がされるのだ。

中3の今年は、去年と一昨年とは大きな違いがあった。

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恋愛がしぬほど難しい

恋愛がしぬほど難しい

かつての自分の恋愛遍歴をふりかえると「相手を好きすぎて破滅してしまう」ことが多かった。

だからふたつ前の恋は、依存しすぎないことを目標にしていた。

会う前に電話をした際に、直感で声が好きだと思った。そして歳上らしく落ち着いた態度も良いと感じた。

でも、話していく上で「この人は合わないかも」と思うことが増えていった。それは絶望的な軋轢ではなく、些細なズレが幾分にも重なって、結果的に数メートルの

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彼女は、普通の女の子のふりをしていた

彼女は、普通の女の子のふりをしていた

連日ずっと同じ女の子についての記事ばかりで申し訳ない。プライバシーには気を使っているつもりだけど、こういうのって本来は許可がいるんだろうな…。偶然これを見られて「勝手にネタにしないで」と言われたら削除しようと思う。

◇◇◇

昨日破局した彼女は、出会って1ヶ月にも満たない子だった。

顔立ちは整っていて、少しだけ日本人離れしていた。フィリピンとかタイとか、そういう系統の美人って感じで。(追記:女

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