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トンボのつぶやき

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#子育て

子どもの才能を伸ばすためにコーチングの力が生きてくる|トンボのつぶやき 51

子どもの才能を伸ばすためにコーチングの力が生きてくる|トンボのつぶやき 51



最近の教師に求められる力のひとつにコーチングがあります。
もちろん、以前からも大切にされ、実践してきた先生方も多いことでしょう。

以前は、「教える」ということに力点がおかれていたのですが、それはそれで大切にしつつも、これからはコーチング的な力も必要不可欠なのだと感じています。

私自身、以前勤務していた小学校の校長先生が「コーチング」の本を紹介してくれ、これからの教師には大切な力だから、と話

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結果だけでなく努力の結果を褒めてあげると子どもが育つ|トンボのつぶやき 49

結果だけでなく努力の結果を褒めてあげると子どもが育つ|トンボのつぶやき 49



子どもが学校のテストで100点をとると、子どもも親も嬉しいものですよね。私自身、娘が100点をとったときにはすごく嬉しくて一緒に喜びました。

でも、テストの結果だけを褒めていると、子どもの勉強の目的が100点をとることになってしまう可能性があります。

せっかく一生懸命に頑張っても90点だったときに、「なんだ、100点取れなかった」なんて。

そうならないためには、一体どうしたらいいのでしょ

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七転八起で子どもも成長!|トンボのつぶやき 48

七転八起で子どもも成長!|トンボのつぶやき 48



転ぶことのいいところは、起き上がるときに足腰が鍛えられること。

失敗することのいいところは、立ち直るときに心が鍛えられること。

子どもたちは日々の暮らしの中でたくさんの失敗を繰り返し、起き上がり、立ち直り、徐々にたくましく成長していきます。

大人になってからの強さは、子どものころにどれだけ転んで、失敗を積み重ねたか。

お父さんやお母さんの大切な役目は、子どもにたくさん失敗の機会を与えて

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トンボのつぶやき 38 (子どもの健康)

トンボのつぶやき 38 (子どもの健康)



子どもたちと一緒に生活をしていると不思議に思うことがあります。

それは、真冬なのに半袖や半ズボンで過ごしている子どもを見かけたときです。

「子どもは風の子」寒さに強い存在なのかな、なんて思ってしまうし、かと思えばちょっとした気候の変化ですぐに鼻水をたらしているし。

一体、強いのか?弱いのか?

まわりの大人があまり神経質にならないほうがいいのかもしれませんね。
鼻水をたらしながらも、笑顔

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トンボのつぶやき 37 (子どもの安全)

トンボのつぶやき 37 (子どもの安全)



小さな身体に大きなランドセル。
ただでさえバランスが悪いのに、強い風と強い雨。
そんなときに傘を挿している子どもをみると、ハラハラしてしまいます。

強い風にあおられて傘が飛びそう。
必死でこらえる小さな体。
その脇を車が水しぶきをあげながら走り去っていきます。

雨と風の強い朝、子どもたちが学校に登校したあと、下駄箱に行ってみると必ず壊れた傘が何本かあります。

怪我はしなかったかな?と心配

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トンボのつぶやき 36 (絵本の読み聞かせ)

トンボのつぶやき 36 (絵本の読み聞かせ)



子どもが小さいころは家庭でも絵本の読み聞かせをたくさんするのではないでしょうか?

でも、小学校に入っても、子どもたちは読み聞かせが大好き!

担任が読み聞かせをすることはもちろんですが、お母さん方がボランティアで、読み聞かせをしてくださっています。本当にありがたい活動です。

もちろん低学年だけでなく、高学年も全員です!

私が小学校で担任をしていた頃は、6年生には同じ様な年代の子どもが出て

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トンボのつぶやき32(「気をつけてね」の一言が子どもを救う)

トンボのつぶやき32(「気をつけてね」の一言が子どもを救う)



学校に出かける子どもに「気をつけてね、行ってらっしゃい」などと声をかけるかと思いますが、この「気をつけてね」という一言で、子どもが事故にあう確率が減るという話があります。

調査結果などを確認することは出来なかったのですが、新聞やネット上の情報で何度が目にしたことがあります。

確かな情報はないにしても、腑に落ちる話だなとも感じます。

みなさんはいかがですか?

子どもを見送るときに、お母さ

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トンボのつぶやき27(親子で自然の中を散歩しながら、いつもと違った会話を楽しみましょう)

トンボのつぶやき27(親子で自然の中を散歩しながら、いつもと違った会話を楽しみましょう)



もし親子の会話がもっとほしいなと思うことがあったら、外に出てみましょう。といっても観光にでかけるような大げさなことではなく、近所を散歩するだけでも効果は絶大。

リビングでの会話と散歩中の会話の違いは、大きく2つあると思っています。

1つは、リビングでは向き合って話すことが多いけど、散歩中は同じ方向を向き、同じ景色を見ながら会話することにななりますよね。

必要以上に目を合わさないことで、緊

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トンボのつぶやき26(子どもを見守るこコツは点と点で心をつなぐこと)

トンボのつぶやき26(子どもを見守るこコツは点と点で心をつなぐこと)



子どものことが心配だからといって、24時間、ずっと見守り続けることはできませんよね。

でも、言葉の掛け方一つ、視線一つで見守り続けることができるのです。

例えば、朝、学校に出かける子どもに対して、

「いってらっしゃい!気をつけてね」

は、普通の声かけ。

では、心をつなぐ声かけとは?

「行ってらっしゃい、帰ってきたら今日の勉強のこととか給食のことを教えてね、楽しみにしてるよ!」

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トンボのつぶやき 10 (夢を描く子どもたち/時間は命)

トンボのつぶやき 10 (夢を描く子どもたち/時間は命)



「永遠の命と思って夢を持ち、今日限りの命と思って生きる」

これは、アメリカの映画俳優ジェームズ・ディーンの言葉。
彼は、映画「理由なき反抗」「エデンの東」などで知られていいますが、26歳の若さで自ら運転するポルシェ550で事故にあい、その短い生涯を終えてしまいました。

普段、自分の命に限りがあるなんて考えることは少ないけど、時には自分の人生に残された時間を意識することも大切ですね。

でも

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トンボのつぶやき 14 (自分の限界)

トンボのつぶやき 14 (自分の限界)



「限界を発見するためには、不可能だと思われるところまで行ってみるしかない」と、SF作家のアーサー・C・クラークは言っています。

自分の限界を知るということは、本当に難しいことなのですね。

普段、私たちが何かに挑戦し、「もう無理」「限界だ」とい言っているところは、まだまだ限界には程遠いところなのかもしれません。

トンボくんは、頑張る女の子をみて、自分の限界に挑戦してみたくなったのでしょうね

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トンボのつぶやき 13 (続く失敗の後に残されたのは、あきらめないという選択肢)

トンボのつぶやき 13 (続く失敗の後に残されたのは、あきらめないという選択肢)



挑戦には失敗がつきものです。
子どもたちは大人が思っている以上に粘り強いものです。
それでも、ときには挫けてしまうことも。

でも、そんなときにこそ大人の背中が大切です。
全ての手を尽くし、最後の最後に残された選択肢は「あきらめない」という選択肢。

そんな「あきらめない」という選択肢を選ぶ大人の姿を、子どもたちに見せてあげられたら、きっと子どもたちは何かを学んでくれるのでしょうね。

トンボのつぶやき 12 (自分を見つめることで不安を解消!)

トンボのつぶやき 12 (自分を見つめることで不安を解消!)



今日、鏡で自分の姿を見ましたか?
男性ならヒゲを剃ったり、女性ならお化粧をしたり。

鏡の中の自分を見たときにどんなことを感じましたか?
「今日は肌の艶がいいな!」
とか、
「なんだか老けたな・・」
とか。

そんなときに、ぜひ心の中も見つめてみてください。
「今日は何にも心配事がないな」
「なんかちょっと気持ちが重いな」

その日によっていろいろありますよね。
少しでも気持ちが重いなと感じた

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トンボのつぶやき 11 (子どもこそアウトプットを大切に)

トンボのつぶやき 11 (子どもこそアウトプットを大切に)



アウトプットの大切さって大人の世界だけの話ではないですよね。
子どもたちこそアウトプットの大切さを学んでほしいものです。

小学校でも感想文を書いたり、学習した内容を新聞形式でまとめたりといろんな活動をしているけど、アウトプットそのものの大切さを教える機会は意外と少ないものです。

家庭でも本を読んだとき、映画を観たときなど、インプットしたなと思えるときはチャンスです。
ぜひ、子どもに感想を聞

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