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トンボのつぶやき

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#癒しの言葉

自然観察は子どもの知的好奇心を大いに刺激する|トンボのつぶやき 44

自然観察は子どもの知的好奇心を大いに刺激する|トンボのつぶやき 44



子どものころ朝顔の観察をした記憶はありせんか?
今は、小学校1年生が学校で観察セットを購入して、育てていると思います。

なんで、そんなことをするのでしょうか?

朝顔の観察についていえば、変化していく朝顔の様子を連続して眺めることで、植物の成長という事実を自分の目で確かめ、成長という知識を身につけていくことなのだと思います。

そして、その知識は他の植物の成長を考える時のベースになり、また、

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自分のいいところって何だろう?|トンボのつぶやき 43

自分のいいところって何だろう?|トンボのつぶやき 43



誰にだっていいところは必ずある。自分はそう思っているし、きっと本当のことだと思います。

私たち大人はそんな自分のいいところをある程度、自分で見つけることができますよね。成長にともなって自分を客観的にみることができるようになっているのですから。

でも、子どもたちはどうでしょう?

自分のいいところってどんなところ?と聞いても、なかなか出てこないものです。自分を客観的に見つめるような力はこれか

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反抗期は成長の証とはいえ・・|トンボのつぶやき 42

反抗期は成長の証とはいえ・・|トンボのつぶやき 42



子育て中のお母さんやお父さんにとって子どもの反抗期は大きな悩みの一つですよね。
「宿題しなさい!」
「わかってるよ、うるせーな」
なんて、当たり前の会話。
それでも会話があればまだいい方かもしれません。

今までは素直に親の言うことを聞いてくれたのに・・・

「素直に親の言うことを聞く」

そもそも、そのまま大きくなっていいのでしょうか?
何歳になっても「素直に親の言うことを聞く」そんな子ども

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目を見て話す大切さをコロナ禍で学ぶ|トンボのつぶやき 41

目を見て話す大切さをコロナ禍で学ぶ|トンボのつぶやき 41



すっかりマスク姿が定着しましたね。
というか、マスクをしていないと白い目で見られそうでちょっと怖いくらいですよね。

学校では、子どもたちのちょっとした表情の変化などを読み取りながら、学級経営を進めていくのですが、全員がマスクをしていると今までのようにはいかないのかなと、心配になったりもします。

でも、その分、しっかりと目を見て話すようにもなってきているのかなと感じたりもします。

「目は口

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子どものごっこ遊びは創造力の宝庫|トンボのつぶやき 40

子どものごっこ遊びは創造力の宝庫|トンボのつぶやき 40



子どもたちはいろんなものを使って「ごっこ遊び」をしますよね。

砂場でプラスチックのカップに砂をつめて、ポンとおいた砂のプリンでさえ、美味しそうに食べる真似をしてみたり、プラスチックでできたおもちゃのお皿にのせたどんぐりなんて、最高のご馳走。木の枝のおはしで苦労しながら摘んで食べる真似。

こうしたごっこ遊びの最中、子どもたちの頭の中では、創造力がフル稼働しているのでしょうね。

砂のプリンを

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トンボのつぶやき 39 (孤独という自由)

トンボのつぶやき 39 (孤独という自由)



休み時間なのに教室の片隅でポツンと1人で過ごしている子どもがいます。
その場面だけをみてしまうと、友達がいないのかな、寂しそう、いじめられていたりしないかな、学校が楽しくないのかな・・・と心配になってしまいます。

でも、長く付き合い、しっかりと話を聞いてみると、実は一人で空想の世界に入ることがあって、本人にはとて幸せな時間だったりするのです。

頭の中には自分の自由な世界があって、そこで好き

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トンボのつぶやき 38 (子どもの健康)

トンボのつぶやき 38 (子どもの健康)



子どもたちと一緒に生活をしていると不思議に思うことがあります。

それは、真冬なのに半袖や半ズボンで過ごしている子どもを見かけたときです。

「子どもは風の子」寒さに強い存在なのかな、なんて思ってしまうし、かと思えばちょっとした気候の変化ですぐに鼻水をたらしているし。

一体、強いのか?弱いのか?

まわりの大人があまり神経質にならないほうがいいのかもしれませんね。
鼻水をたらしながらも、笑顔

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トンボのつぶやき 37 (子どもの安全)

トンボのつぶやき 37 (子どもの安全)



小さな身体に大きなランドセル。
ただでさえバランスが悪いのに、強い風と強い雨。
そんなときに傘を挿している子どもをみると、ハラハラしてしまいます。

強い風にあおられて傘が飛びそう。
必死でこらえる小さな体。
その脇を車が水しぶきをあげながら走り去っていきます。

雨と風の強い朝、子どもたちが学校に登校したあと、下駄箱に行ってみると必ず壊れた傘が何本かあります。

怪我はしなかったかな?と心配

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トンボのつぶやき27(親子で自然の中を散歩しながら、いつもと違った会話を楽しみましょう)

トンボのつぶやき27(親子で自然の中を散歩しながら、いつもと違った会話を楽しみましょう)



もし親子の会話がもっとほしいなと思うことがあったら、外に出てみましょう。といっても観光にでかけるような大げさなことではなく、近所を散歩するだけでも効果は絶大。

リビングでの会話と散歩中の会話の違いは、大きく2つあると思っています。

1つは、リビングでは向き合って話すことが多いけど、散歩中は同じ方向を向き、同じ景色を見ながら会話することにななりますよね。

必要以上に目を合わさないことで、緊

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トンボのつぶやき26(子どもを見守るこコツは点と点で心をつなぐこと)

トンボのつぶやき26(子どもを見守るこコツは点と点で心をつなぐこと)



子どものことが心配だからといって、24時間、ずっと見守り続けることはできませんよね。

でも、言葉の掛け方一つ、視線一つで見守り続けることができるのです。

例えば、朝、学校に出かける子どもに対して、

「いってらっしゃい!気をつけてね」

は、普通の声かけ。

では、心をつなぐ声かけとは?

「行ってらっしゃい、帰ってきたら今日の勉強のこととか給食のことを教えてね、楽しみにしてるよ!」

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トンボのつぶやき25(子育ては、子どもの失敗を見守ることこそ大切)

トンボのつぶやき25(子育ては、子どもの失敗を見守ることこそ大切)



子育てをしているなかで、子どもの失敗に出会うことはたくさんありますよね。

でも、生まれたばかりの赤ちゃんを思い出してください。はじまから上手にできることってありますか?

全て、うまくいかないことを繰り返しながら、やっとできるようになりませんか。

うまくいかないことは、失敗ではないのです。

それは、うまくいかない方法を学んだということなのです。

エジソンのこんな話をよく耳にすることがあ

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トンボのつぶやき24(子どもの安全を守るためにお母さんにできること)

トンボのつぶやき24(子どもの安全を守るためにお母さんにできること)



子どもたちの周りには危険が一杯!

それはとても悲しいことだけど、事実なので私たち大人にできることを精一杯してあげたいですよね。

まず大切なのは、子どもたちの活動範囲にある危険な場所を親や学校がしっかりと把握することです。

学校も定期的に学区の見回りはしているけど、情報は限られています。

ぜひ、お母さん、お父さん方も日頃から、お子さんの活動範囲の安全確認をしてみることをおすすめします。

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トンボのつぶやき23(笑顔の伝染はミラーニューロンのおかげ?)

トンボのつぶやき23(笑顔の伝染はミラーニューロンのおかげ?)



お母さんの笑顔は、子どもにとって最高の贈り物。

朝、学校にいくときに笑顔で「行ってらっしゃーい!」なんてお母さんが見送ってくれたら、きっと子どもはこころなかがほっこりと温かくなっているはず。

そして、お母さんの笑顔は、子どもを笑顔にして、子どもの笑顔は、友達を笑顔にして、友達に笑顔は、そのまた友達を笑顔にして・・・

どんどん伝染していくものです。

そう、お母さんの笑顔が学校の教室を輝か

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トンボのつぶやき22(自己肯定感を育む子育て)

トンボのつぶやき22(自己肯定感を育む子育て)



自己肯定感について最近、「自己肯定感」という言葉がタイトルに入った本をよく見かけるようになりました。

それは、もしかすると自分が「自己肯定感」に興味を持っているからなのかもしれませんね。

でも、子どもを育てるときには、「自己肯定感を育む」という気持ちが大切だなととても感じます。

実用日本語表現辞典によれば、自己肯定感とは

”自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯

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