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トンボのつぶやき

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子どもの好奇心を大切にすると創造力がふくらむ|トンボのつぶやき #61

子どもの好奇心を大切にすると創造力がふくらむ|トンボのつぶやき #61



生まれた赤ちゃんのときから子どもは好奇心のかたまり。音のする方が気になり、動くものを目で追いかけ、外界の物事にとっても興味深々。

自分で歩けるよになったら大変ですよね。一時も目を離すことができなくなってしまうほど。

そんな赤ちゃんが成長し、小学校に通うようになっても好奇心は衰えることを知らず、というより行動範囲も広がって好奇心も強くなるのかもしれません。

そんな好奇心は、子どもたちに新し

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絵本の読み聞かせは子どもたちも大好き|トンボのつぶやき 59

絵本の読み聞かせは子どもたちも大好き|トンボのつぶやき 59



多くの小学校では、ボランティアの方たちが定期的に絵本の読み聞かせをしてくださっています。

1年生から6年生まで、たくさんの絵本の中からお母さんたちが、これだ!というものを選りすぐって、しかも練習も重ねてから来てくれるのです。

もちろん、子どもたちもその時間が大好き!

絵本の読み聞かせと聞くと、どうしても幼児から小学校の低学年の子どもたちをイメージしがちですが、学校では6年生までが対象にな

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大切なことは成長の過程を見守り、ほめてあげること|トンボのつぶやき 58

大切なことは成長の過程を見守り、ほめてあげること|トンボのつぶやき 58



子どもがテストで100点をとったとき、つい100点をとったことそのものをほめてしまうことってありますよね。

「100点なんてすごい!」って。

でも、本当に子どもの成長を願うのなら、テストの結果だけではなく、日頃の努力の過程をほめてあげることが大切です。100点をとるまでの道のりでその子はどんな努力をしてきたのか。

きっと、学校の授業を一生懸命に聞いて、理解しようとしたり、手を上げて発言し

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ある程度の緊張感は子どもを成長させるエネルギー|トンボのつぶやき 57

ある程度の緊張感は子どもを成長させるエネルギー|トンボのつぶやき 57



人前に出て何かをするとき、子どもだけでなく大人も緊張するものですよね。

でも、その緊張感がとても大切。

常に緊張感にさらされていたのでは、ストレスがたまりすぎて体を壊してしまいますが、適度の緊張感は、かえって子どもにいい成長を促すものでもあります。

小さな緊張感を乗り越えたときの満足感。その小さな緊張感を乗り越えたときに、親や周りの大人、そして仲間たちから褒められたとしたら、きっと次はも

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まずは好きなことから力を入れると子どもは成長する|トンボのつぶやき 50

まずは好きなことから力を入れると子どもは成長する|トンボのつぶやき 50



学校の勉強で苦手な教科があると、つい「なんとかしないと」と塾に通わせたり、問題集を買ってみたり、通信教育でやらせてみたり。
いろいろと考えてしまいますよね。

それも大切なことだと思います。

でも、その前に得意な教科、好きな教科をもっと伸ばしてみることに力を入れた方がいいと思うのです。

得意なこと、好きなことをもっともっと伸ばすことで、それは子どもの大きな自信につながります。

ひとつでも

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結果だけでなく努力の結果を褒めてあげると子どもが育つ|トンボのつぶやき 49

結果だけでなく努力の結果を褒めてあげると子どもが育つ|トンボのつぶやき 49



子どもが学校のテストで100点をとると、子どもも親も嬉しいものですよね。私自身、娘が100点をとったときにはすごく嬉しくて一緒に喜びました。

でも、テストの結果だけを褒めていると、子どもの勉強の目的が100点をとることになってしまう可能性があります。

せっかく一生懸命に頑張っても90点だったときに、「なんだ、100点取れなかった」なんて。

そうならないためには、一体どうしたらいいのでしょ

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七転八起で子どもも成長!|トンボのつぶやき 48

七転八起で子どもも成長!|トンボのつぶやき 48



転ぶことのいいところは、起き上がるときに足腰が鍛えられること。

失敗することのいいところは、立ち直るときに心が鍛えられること。

子どもたちは日々の暮らしの中でたくさんの失敗を繰り返し、起き上がり、立ち直り、徐々にたくましく成長していきます。

大人になってからの強さは、子どものころにどれだけ転んで、失敗を積み重ねたか。

お父さんやお母さんの大切な役目は、子どもにたくさん失敗の機会を与えて

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子どもへのお金の教育|トンボのつぶやき 47

子どもへのお金の教育|トンボのつぶやき 47



日本の教育に足りないことは?と聞かれたら、きっと「お金の教育」と答えると思います。
政治についての勉強はさすがにある程度行われるけど、金融の仕組みや、ましてや投資などについては全く触れることはありません。

また将来の働き方については、キャリア教育という形で一応学習はしているのですが、それも十分とは言えない状況ですよね。

本来であれば、そのキャリア教育と合わせてお金との関わり方も学習できれば

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言葉の大切さを子どもに伝えるのは大人の役割|トンボのつぶやき 46

言葉の大切さを子どもに伝えるのは大人の役割|トンボのつぶやき 46



日本は古くから「言霊の幸わう(さきわう)国」と言われてきました。

「磯城島(しきしま)の 大和の国は 言霊の 助くる国ぞ ま幸(さき)くありこそ」

これは万葉集の中にある柿本人麻呂の歌です。

「大和の国は言霊が助ける国。どうぞご無事でありますように。」という意味だそうです。桜井市観光情報サイト

日本は昔から言葉に霊力が宿っているという「言霊信仰」をもっていたのですね。

美しい言葉は、

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「何もしないことをする」ことの大切さ|トンボのつぶやき 45

「何もしないことをする」ことの大切さ|トンボのつぶやき 45



「ボーッとしてないで!そんな暇があったら宿題やっちゃいなさい!」
なんて、つい子どもに言っちゃうことありませんか?

ソファでゴロゴロしてるとなんだか無駄な時間を過ごしているようでイライラ。

でも、ボーッとする時間は子どもたちにとっては、とても大切な時間なのだそうです。

子どもたちは学校でとても多くの刺激を受けて帰ってきます。その刺激は、子どもたちの脳には十分すぎるものなのです。

たくさ

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自然観察は子どもの知的好奇心を大いに刺激する|トンボのつぶやき 44

自然観察は子どもの知的好奇心を大いに刺激する|トンボのつぶやき 44



子どものころ朝顔の観察をした記憶はありせんか?
今は、小学校1年生が学校で観察セットを購入して、育てていると思います。

なんで、そんなことをするのでしょうか?

朝顔の観察についていえば、変化していく朝顔の様子を連続して眺めることで、植物の成長という事実を自分の目で確かめ、成長という知識を身につけていくことなのだと思います。

そして、その知識は他の植物の成長を考える時のベースになり、また、

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自分のいいところって何だろう?|トンボのつぶやき 43

自分のいいところって何だろう?|トンボのつぶやき 43



誰にだっていいところは必ずある。自分はそう思っているし、きっと本当のことだと思います。

私たち大人はそんな自分のいいところをある程度、自分で見つけることができますよね。成長にともなって自分を客観的にみることができるようになっているのですから。

でも、子どもたちはどうでしょう?

自分のいいところってどんなところ?と聞いても、なかなか出てこないものです。自分を客観的に見つめるような力はこれか

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反抗期は成長の証とはいえ・・|トンボのつぶやき 42

反抗期は成長の証とはいえ・・|トンボのつぶやき 42



子育て中のお母さんやお父さんにとって子どもの反抗期は大きな悩みの一つですよね。
「宿題しなさい!」
「わかってるよ、うるせーな」
なんて、当たり前の会話。
それでも会話があればまだいい方かもしれません。

今までは素直に親の言うことを聞いてくれたのに・・・

「素直に親の言うことを聞く」

そもそも、そのまま大きくなっていいのでしょうか?
何歳になっても「素直に親の言うことを聞く」そんな子ども

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目を見て話す大切さをコロナ禍で学ぶ|トンボのつぶやき 41

目を見て話す大切さをコロナ禍で学ぶ|トンボのつぶやき 41



すっかりマスク姿が定着しましたね。
というか、マスクをしていないと白い目で見られそうでちょっと怖いくらいですよね。

学校では、子どもたちのちょっとした表情の変化などを読み取りながら、学級経営を進めていくのですが、全員がマスクをしていると今までのようにはいかないのかなと、心配になったりもします。

でも、その分、しっかりと目を見て話すようにもなってきているのかなと感じたりもします。

「目は口

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