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覚悟の秋へ

▼執筆 / JAA主任講師 高橋佳璃奈先生

「素適に暮らしすと」提案者/高橋佳璃奈先生

ウクライナとロシアの戦争が長引き、世界を巻き込んでエネルギー紛争にもなりつつあります。今年は猛暑だったので、多くの人が8月の電気代をびくびくしながらエアコンを使っていたことでしょう。

幸い日本は小刻みに上がっているものの、イギリスやヨーロッパのように電力使用量を制限されたり、使用料金が昨年の10倍以上の電気代、とはなっていないようです。そして、ここのところの円安は、不気味な未来を予測させます。

戦後、一般庶民のところに少しずつテレビが普及しだしたALWAYS時代の1960年代。テレビで見るアメリカのファミリードラマや海外の様子に目を見張りながら、その豊かさにあこがれた子供時代、その頃1ドルは360円でした。

今年は沖縄返還50周年記念イヤー。1972年は、日本の高度成長期に重なり、1ドルは今までの半分180円になり、日本はさらにGDPを加速させていきました。戦後働きづめだった日本人は、経済的に解放され一気に一般庶民もハワイなどの海外旅行へ嬉々としてでかけるようになりました。

ブランドブームも起こり、買い物責めの1980年代。
日本は敗戦国でしたが、当時ではアメリカの思惑もあって、アジアの一番の経済発展国になっていきました。凄いときは、1ドル79.95円だった1995年。そのプロセスであった時代は最も円が高く、庶民の給料もうなぎ上りだったバブル時代と呼ばれました。

それが今1ドル140円代となり、さらに円安は進むといいます。今GDPではアジアでは中国が台頭しており、次にインドが日本を追い越す勢いになっています。人口の多さでもかないませんが、理解しておきたいのは少子高齢化の日本は労働人口が減少の一方であり、アジアの中でも最も低い一方で、高齢者の数は最も多いという国なのです。

50年前の日本と今では、円の価値が均時差になるたびに貧しさが増していくという構造であり、真逆の様子になっているということ。するとどうなっていくかというと、かつての日本人のように経済成長のある国の人たちが日本を大量に訪れお金を落としていく一方で、日本人が海外に赴く数が減り、創造的発展ではなく観光客に頼る国になりつつ、コロナのような渡航が禁止される事態が生じると一気に職を失う人が増えていく、ということになる訳です。

同時に、高熱費だけでなく、食材がことごとく値上がりし、食費や遊行費、生活費などの出費が大きくなる今年の秋以降。給料はそれに伴うほど値上がりはしていないでしょう。

さて、どうしますか?ここで一番困るのは、一人暮らしなどで基本経済を自分でしっかり管理する経験をしていない方たち。ある意味、こういうことも含めて、20代で自立して生活する経験は、その後の人生にどれだけ必要かいうこと。親御さんがそれを理解して、家から自立させることができることも、人生において大切なプロセスなります。

戦前・戦後も含めた100年間に、経済の面であらゆる側面を体験した日本人は、これからの時代、どのように過ごしていくでしょうか?

少なくとも、私はこれらを経験しながら、バブルの恩恵を一切受けずに働き詰めだった20代を過ごし、バブル崩壊後に一人暮らしに戻りながら、その後の人生を自分らしく生きるために、自己投資として始めたがアロマセラピーとアーユルヴェーダでした。

おかげさまで、このころに「節約」「アイデア・クッキング」「シンプルライフ」という知恵をたくさんわかせたことが、今の「素・適に暮らしすと」の基盤につながっていると感じます。だから、経験はとても大事。経験させることも、人の成長においてさらに大切ということを、今年という「特別year」に感じています。



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