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HR Topics

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HR関連の気になるnoteをpick upしてます。キーワードは→のような感じです。#EmployeeExperience #TalentManagement #Diversit …
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#HR

ピープルアナリティクスを学びたい人事の皆さんにおススメです

以前、以下のnoteで書いたAcademy to Innovate HR(略称AIHR)が認定している「People Analytics」のcertificationを取得することが出来ました。このAIHRは、2016年に設立されたオランダのアカデミーで、HRプロフェッショナルとして必要なスキルをオンラインで学べる学習プラットフォームです。 https://www.aihr.com/ People AnalyticsやDigital HR、OD等11のcertificat

なぜHRテクノロジーなのか〜人事部の中に専門のグループができるまで

こんにちは、DeNAでHRテクノロジーを担当している澤村正樹と申します。2019年の4月より、人材開発・組織開発を中心としたHR関連のツールを内製開発し運用するチームを率いています。こういった、人事部の中にエンジニアリングを中心としたチームを置くこと自体が業界としても極めて珍しい事例なのではないかと思い、立ち上げから3年の試行錯誤をこのnoteで書いていくことにしました。 対象とする読者としては、企業でおもにHRや組織開発等にとりくんでいる方を想定しています。ある程度組織が

HRテック3.0「パフォーマンス・マネジメント」 企業文化を競争優位性に変えて、チームの成果を最大化させる

緊急事態宣言以降も、経営層と現場の働き方に対するズレはある。先日Amazonが「完全テレワーク型」ではなく、出社とリモートをmixした「ハイブリッドワーク型」が最も生産性が高いと判断し、社として公式運用するというニュースが話題になった。 経営陣と従業員の間で求めるワークスタイルにギャップがあるので、引き続き最適解を探していく流れだと感じるが、このAmazonの判断は世界にとって大きな分岐路になると感じている。 ●米アマゾン・ドット・コムは10日、一部従業員の勤務体制として

HR豆知識 vol.27 ”バーンアウト(燃え尽き症候群)が増えている。”

なぜ書くか様々な情報が飛び交う現代において重要になる中、日本に住む約1億人にはグローバルでの最新の取り組みやトレンドを学ぶ機会が多くありません。Every Inc.では「HRからパフォーマンスとワクワクを」というビジョンを掲げ、グローバルな取組みやアカデミックな文献からD&Iに関する歴史、取組み、事例など”日本なら”ではなく、”グローバルスタンダード”な情報を提供しています。 世界的に、「燃え尽き症候群」が増えている。みなさんの周囲で無気力感を感じた方はいらっしゃいますか?

#HRを図解します|人事・組織の図解まとめ10選

物事の本質を深く理解するためには次の3つが大切だと考えています。 1. 部分ではなく全体を知る 2. 全体の構成要素の相互的つながりを知る 3. 主要な構成要素を見極める つまり、 全体を知り、繋がりを知り、削ぎ落とす。 この"思考のクセ"が物凄く重要です。 その"クセづけ"のために、私は何か深く理解したい事象や対象物があったら、まず紙に絵を描いてみる。同じ要素を囲んだり、関連し合う要素を線で繋いだり。これ自体が上記3つのプロセスを経るための身体と脳のキャッチボール

スタートアップが初めてミッション・ビジョン・バリューをつくるときのtips

先日、元同僚から「Mission/Vision/Value(以下MVV)のつくり方について相談にのってほしい」と連絡があった。その人は転職したスタートアップでMVV策定のプロジェクトにアサインされ、何から手をつけていいのか困っていた。小一時間ほどオンラインMTGでアドバイスしたところ、思っていた以上に感謝され、もしやこの内容が参考になる人は他にもいるかもしれないと、このnoteを書き始めた。 私は新卒入社した会社で組織人事コンサルティングの営業をしていた頃、理念策定サービス

300人の組織になる前に人事責任者が意識してきた4つのこと

SmartHRでVPoHRをしている薮田(@yabucccchi)です。 早いものでSmarHRの従業員数が300人を超えました。(2021.1.29現在) 今回は、私が入社した当初の60人のときに、300人を意識してどんなことをやってきたのか?という話を書きたいと思います。 ありがたいことに、スタートアップの人事責任者の方や経営者の方から人事施策についてヒヤリングを受けたり、相談されることがあります。今回の記事がこれからスタートアップに転職する人事のみなさま、1人目や

成長企業の人事に必要な鳥の目と虫の目

このnoteは、LINE人事の青田さんにお声がけいただいたHRアドベントカレンダー「○△に大切な□×」の22日を担当させていただくことになり、執筆いたしました。 ここまでの方々のnoteがあまりにも示唆に富むものばかりで緊張しておりますが、私なりに日々考えていることを書いてみようかなぁと思っています。 お前は誰なのだ?私は、合同会社YUGAKUDOという会社で人事・組織のコンサルタントをしています。主にスタートアップ領域で顧問という形で支援に入っています。あとは組織開発のプ

「うちも『ジョブ型』を検討してみない?」と言われた時に大切な、3つの質問

こんにちは。酒井雄平と申します。青田努さん(@AotaTsutomu)のお誘いで、HRアドベントカレンダー2020、「⚪︎△に大切な◻︎×」の投稿を引き受けました。実は初noteです。つい気負って書いてしまいましたが、アドベントカレンダーの他の皆さんのしみじみ感ある人事論と比べると、「人事じゃない人」感出てないかな…。あまり難しい書き方はしてないので、ご容赦ください。 (ラストnoteにならないよう、今後はたまには思ったことをもう少しライトに投稿していこうかと…) はじめに

グローバルなHR Techのトレンドから企業が取り組むべきポイントを考えてみた -2020

2020年11月に開催されたHR Tech Conference 2020で発表されたグローバルなHR Techのトレンドから企業が今後どのようなことに取り組んでいくべきか考えてみました。 イベントの3日間は主な発表を視聴したり、Twitterで追いかけたりしてました。 HR Tech Conferenceで発表された5つのトピックConference全体で発表された内容をすべて取り上げるのは難しいので、主にJosh BersinのKeynoteからトレンドを掴んでいきた

タレントマネジメントのフレームワーク

今やHRに関わる人々にとっては、一般的な言葉として定着した「タレントマネジメント」ですが、日本ではマッキンゼー&カンパニー社がまとめた「War for talent」という著書がきっかけで、注目を浴び始めたと言われています。この頃から、「人材」を「人財」と置き換えるような企業も増え始め たのが印象的でした。 ただ、実際には、タレントマネジメントをいわゆる「(IT)システム」として捉えているケースも多いようで、基本的なフレームワークというか考え方なくして、真の「タレントマネジ

Employee Experienceと聞いて飛びつくことなかれ

1.今回のテーマ気づくとあっという間に6月ですね。 GWから1ヶ月も経過したと考えるとなかなか恐ろしい。 最近Amazon Primeの「Modern Love」を見てみましたが、面白かった。とてもとても。ああいう日常を切り取った系の映画やドラマが好きで、なんか見ちゃう。つけると見ちゃう。 さて、今日はこれからしばらくトレンドになるだろう「Employee Experience」(以下EX)をテーマに、自分の意見を整理したいと思います。 と書き出しつつこのテーマ、正

2022年の働き方~すべての従業員を幸せにする人事変革~ ③HRテクノロジーのトレンド(後編)

1.まえがき  タイトルのとおり、「人事変革」は人事部門に閉じたものでもなく、すべての従業員の働き方、その人生すべてに大きな影響を及ぼす非常に重要な取り組みである、という思いを込めて最新トレンドやホットな情報をお届けしたい。逆に、「働き方改革」は決して従業員側の自助努力のみではなしえず、人事部門あるいはもっと上のレベルの経営層がリードして具体的かつ効果的な施策を打ち出していかないことには達成できない。  その施策のひとつとして、HRテクノロジーの導入は欠かせないであろう。今

HR豆知識②エンゲージメントを高める方法

エンゲージメントを上げるための方法前回のブログで、エンゲージメントとは何か?その歴史やエンゲージメントを下げる要因について書いていきました。 前回のブログでもお伝えしておりますが、エンゲージメントという指標はマネジメント指標です。従って、今回はマネジメント職に就く人達が、「どうしたらエンゲージメントを高めることができるのか?」という事に焦点を絞ります。 <管理職の仕事> 管理職の仕事は、ざっくりと5つのアクションに分かれますが、夫々のタイミングでエンゲージメント数値に影