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五日市まちづくり通信バックナンバー

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あきる野で配布している“五日市まちづくり通信”のバックナンバーを連載!📖これをチェックすれば五日市の最新情報はバッチリです👍
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#まちづくり通信

〜町を見つめて102年〜三世代のお雛様が出迎える『石川綿店』

〜町を見つめて102年〜三世代のお雛様が出迎える『石川綿店』

 

雛めぐりの時期に町の景色を彩るのが、長年山田地区で布団店を営む石川綿店のショーウィンドウだ。

 店主の石川勝さんのお母様の年代物のお雛様、石川さんの妹さんが生まれた時に迎えたお雛様、そして娘さんのお雛様と三世代のお雛様が並ぶ。飾らない時期は蔵に大切に保管し、雛めぐりの時期がくると出番を待っていたお雛様を外からも見られるように家族皆で飾りつけ、町の風物詩となっている。

 石川綿店の歴史は古

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〜栄町にある食器のお店〜明治三十三年創業『陶器のむらやま』

〜栄町にある食器のお店〜明治三十三年創業『陶器のむらやま』

先々代である鈴木岩次郎さんが、明治33年に五日市で穀屋(麦やお米を売るお店)を始めた。その後、第二次世界大戦のお米の統制で商売が成り立たなくなった。終戦後、先代は五日市の人々が様々な相談に行ったという八王子の「伺いの石川」さんへ。「物」のつく商いをするように言われ、昭和22年瀬戸物屋を開店した。

横田基地で評判になり、米国へ帰る際の日本土産として瀬戸物が沢山売れたそうだ。昭和40年代から50年代

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都立五日市高校が地域に活性化策を提案する「総合的な探究の時間」授業
を取材してきました!

都立五日市高校が地域に活性化策を提案する「総合的な探究の時間」授業 を取材してきました!

五日市の市街地にある都立五日市高校では、これまで2年間、学生たちが自主的に地域の課題を見つけたり、具体的な活性化策を提案したりする、「総合的な探究の時間」という特別授業があり、この授業に参加をした1、2年生が全員出席する成果発表会が2021年3月18日に開かれました。

1年生は地域の課題を見つける、がテーマ。学校に講演に来た地域で活動する方々のお話をうかがったり、インターネットで情報をリサーチを

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ミツバチは自然の癒し!自宅で養蜂をスタートした
小川岳人さん

ミツバチは自然の癒し!自宅で養蜂をスタートした 小川岳人さん

今年初めから、念願だった養蜂を自宅の庭先で始めた小川岳人さん(38歳)をご紹介したい。小川さんは10年程前、東日本大震災の経験から移住を決意。震災時は帰宅難民となり、自宅まで徒歩で帰った経験がある。あきる野市への移住の決め手は、以前からキャンプに来ており、自然が多く静かな環境に惹かれたからだ。

元々養蜂をしていた知人から、日本ミツバチの巣箱を譲り受けた。採蜜時期は秋から2月末にかけての年1回。一

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増戸で起業!〜多様な旬野菜と食で縁をつなぐ〜『ゆっくり農縁』石川 敏之さんをご紹介!

増戸で起業!〜多様な旬野菜と食で縁をつなぐ〜『ゆっくり農縁』石川 敏之さんをご紹介!

元は市民農園だったという上ノ台にある畑(約400坪)にゆっくり農縁がある。主宰の石川敏之さん(64歳)は長年勤めた生活協同組合コープみらいを8年前に早期退職。映画「よみがえりのレシピ」を観て固定種※1への興味が深まり、野菜ソムリエ、江戸東京野菜コンシェルジュの資格を取得。そのうち自分でも野菜を作りたくなり、2017年10月からゆっくり農縁を始められた。気に入った物件との出会いがあり、昨年11月に八

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五日市でオープンしました!器と雑貨、オリジナルアウトドア用品のお店“VIVAHDE”

五日市でオープンしました!器と雑貨、オリジナルアウトドア用品のお店“VIVAHDE”

今年1月30日、五日市に器と雑貨、オリジナルのアウトドア用品のお店、VIVAHDEがオープンしました。

VIVAHDEとは、フィンランド語で「ニュアンス」という意味。さりげないニュアンスが感じられ、使って心地よい器や雑貨を日々の生活に取り入れてほしいという、店主の森澤紀之さんの想いが込められています。

▲ 器は日常で使いやすい作家ものが中心

森澤さんは2016年に器と雑貨のオンラインショップ

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五日市まちづくり通信 テイクアウト特集 Part,2!あきる野市 五日市に来たら食べておきたいテイクアウト8選🥡

五日市まちづくり通信 テイクアウト特集 Part,2!あきる野市 五日市に来たら食べておきたいテイクアウト8選🥡

五日市まちづくり通信3月号『テイクアウト特集』を掲載したテイクアウト実施店舗をnoteでもご紹介!前回の記事も好評でしたので、併せてチェックしてみてください!

五日市まちづくり通信 テイクアウト特集!あきる野市 五日市に来たら食べておきたいテイクアウト6選🥡https://note.com/itsukaichi_machi/n/n511d5b34c4a9

まずは五日市地区より!馴染みのあるあ

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お店探訪♪五日市にひっそりとたたずむ
隠れ家的酵素風呂

お店探訪♪五日市にひっそりとたたずむ 隠れ家的酵素風呂

レッツゴー酵素風呂は、五日市の奥まった住宅地にあり、美容院と整骨院が併設されています。美容院の店主でもある西川千恵さんが酵素風呂を始めたきっかけは、大工をしていたご主人の剛さんが大病したこと。健康の大切さを実感した剛さんは、柔道整復師の資格を取得し、整骨院を始めました。

多くの人を健康にしたいとの思いとは裏腹に、リウマチ、神経痛など、整骨だけでは治しきれない病があることに気付き、「冷え」が身体に

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農家と消費者で立ち上げた
農業コミュニティ、ヤマニファーミング🐥

農家と消費者で立ち上げた 農業コミュニティ、ヤマニファーミング🐥

ヤマニファーミングを始めたきっかけ👨‍🌾👩‍🌾
長年農業に従事してこられたしみず農園の清水さんはこれまでオーガニックや自然栽培野菜(無農薬無肥料野菜)を求める消費者の声を沢山聞いてきました。「良質な野菜を求める人は沢山いるけれど、栽培に手間暇かかる無農薬栽培や自然栽培は希少価値が高く値段も高い。

この問題点をいかに解消できるか、そこで生まれたのがヤマニファーミングでした。同じ理念を持つ人

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五日市で起業!美容室「楽髪」オープンしました!

五日市で起業!美容室「楽髪」オープンしました!

五日市まちづくり通信では、あきる野市五日市に移住してきたヒト、起業したヒトたちを取材しています!今回は五日市で起業した志村さんを取材させていただきました。快活なキャラクターの志村さんにお店に対する想いを聞かせていただきました🎤

店主の志村明美さん(50歳)は、美容師歴20年、子育てのため10年お休みされた時期も含めると、キャリアをスタートされてから30年ということ。修行時代からしっかり勤めてこ

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移住者インタビュー|東京の木材で家を建てました!夢は五日市の畑でライブ活動 羅久井(らくい)さん

移住者インタビュー|東京の木材で家を建てました!夢は五日市の畑でライブ活動 羅久井(らくい)さん

記者(以下、記)五日市にお引っ越しされるきっかけからお聞かせいただけますか?

羅久井さん(以下、羅)マイホームを建てるなら自然が身近で歴史と文化が息づくこの町がいいなあと夫婦で想いを成熟させて、踏み出し昨年10月に引越してきました。東京農業大学卒業後、東京地場野菜の流通業に10年間従事していました。中央線を中心として音楽活動や仕事をする上でいつも言葉と身体に染み付いてたものが『五日市街道』でした

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