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ミツバチは自然の癒し!自宅で養蜂をスタートした 小川岳人さん

今年初めから、念願だった養蜂を自宅の庭先で始めた小川岳人さん(38歳)をご紹介したい。小川さんは10年程前、東日本大震災の経験から移住を決意。震災時は帰宅難民となり、自宅まで徒歩で帰った経験がある。あきる野市への移住の決め手は、以前からキャンプに来ており、自然が多く静かな環境に惹かれたからだ。

元々養蜂をしていた知人から、日本ミツバチの巣箱を譲り受けた。採蜜時期は秋から2月末にかけての年1回。一つの巣箱で5㎏から10㎏の収穫量が見込める。巣箱のミツバチの数は約2万匹で、9割がメス、1割がオスだ。メスが花から蜜を採蜜している。巣箱から蜂が飛び立つ場面は、なんとも可愛らしい。羽化して成虫になったばかりの蜂は、飛行訓練をして立派な働き蜂になるそう。小川さんは「ミツバチを見ていると癒される。刺すから危ないと思う方もいるかもしれない。けれど巣を襲ったり、攻撃しない限り刺す事はない。」と言う。

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▲蜂の巣。巣には1匹の女王蜂が生息。

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▲巣箱。働き蜂の寿命は1ヶ月程度。

取材をさせて頂いた日に、ちょうど仲間と共同購入した新しい巣箱が2個届き拝見させて頂いた。「これからは蜂を分蜂し『養蜂シェアリング』する仲間を増やしていきたい。将来は収穫したはちみつを販売出来たらと思う。」とお話されていた。また、養蜂の他にも様々なアウトドア活動でコミュニティを広げている。

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▲下部分に蜂の出入口。収穫をする時は上の部分を切って、
はちみつを取り出す。

小川さん自身の経験から「『養蜂』をシェアリングすることで、都心とあきる野市とを、行き来するコミュニティが形成。そういったコミュニティは、起こるかもしれない首都直下型地震、南海トラフ大地震といった有事の際に、誰かの助けになるかもしれない。頼ることのできる人、場所がある。そんなコミュニティを築いていきたい。」と力強くお話されていた。

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▲ 試食させて頂いたはちみつ。さっぱりとした甘さで、スパイシー感がある

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