せせらぎのようにゆっくりと、けれど確実に。
劇的な変化ではないけれど、最近、わたしを取り巻く世界がゆるやかに変わり始めています。
それは小川のせせらぎのようにゆっくりと、けれど確実に、新しい世界に向かって流れ続けているのです。
【ママ友】たちとの出会い
ママ友という響きには、少し物怖じしてしまいます。
ドラマや漫画などの影響でしょうか。
ママ友同士の付き合いはとても大変で、ドロドロしたトラブルなんかも起きやすい、というイメージがあったからです。
子育て支援センターに通い始めた時も「他のママさんたちとは、その場で楽しくお話する程度に留めておこう…」と思っていました。
ですが実際に同じ年齢の子供を持つママたちと話してみると、自分と同じように、悩みながら奮闘しながら子育てをしている方ばかりでした。
これも運がよかったのですが、偶然にも自分と同じく91年生まれのママさんが多く、思わぬ共通点に話が盛り上がることも。
そして連絡先を交換し、一緒にランチしてくれるお友達も出来ました。
その中でも、Rちゃんとは初回の食事から、なぜかお互いに気を遣わず自然体で話せる関係になりました。
同い年、そして同じ月齢の男の子ママ同士ということで、抱えている悩みが近いからかもしれません。
初回からそれぞれの人生について話し込んだりして、境遇は違えども、互いに一風変わった人生を送って来た、という共通点もありました。
たまたま同じ市内に住んでおり、たまたま同じ時期に子供を産んだ。
そんな偶然から生まれた出会いが、後々の人生で非常に大きなものになっていくのかもしれません。
心理士さんとの対話
子育て支援センターでは、予約制で心理士さんとの面談を受けることが出来ます。
わたしは近所に頼れる人が少ないということがあり、定期的に面談に通って心のメンテナンスをしています。
自分でも知らず知らずのうちに、心の中に積み重なっていたもの。
大人になった自分の中にいる、小さな子供の存在。
心理士さんと話していると、今の自分の悩みが思いもよらないようなところから生まれていることにも気づくのです。
大きな気づきがあった後には衝撃のあまり、攻撃的な感情が渦巻くことも。
戸惑うこともあるけど、自分にとってはそれほど重要な気づきなのでしょう。
そして、心理士さんとの面談を受け始めてから、とびとびですが手書きの日記を書いています。
誰にも見せない心内をぽつりぽつりと綴るその作業は、まさに自分自身との対話です。
自分のためだけの言葉を重ねていくというのは、なんともいえない癒しになっています。
作品作りについて
こちらで宣言した自分への約束を果たすため、5月末締め切りの文学賞へ向け、コツコツと小説を書き進めています。
久々に小説を書いていて思ったのは、今までの表現活動が血肉となって自分を支えてくれていること。
Kindleで短編小説を販売したり、文学賞に入選したことが「作品を作り上げる」ということの自信になっている気がします。
これは、少し前の自分にはなかったものです。
過去の経験に助けられることで、ゆるやかですが現在の自分にも変化が起きているのを実感しています。
終わりに
最近感じている日々の変化は少しずつ、そしてゆるやかなものです。
ですが小川のせせらぎがいずれ大海にたどり着くように、小さな変化を積み重ねていくと大きな変化になるのだと予感しています。
さらさらと流れ着いた先にはどんな海が待っているのか。
きっと美しい景色に違いありません。
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