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読みやすい文章にする"たったひとつ"の戦略

板橋です。私が投稿したデザイン系のnote記事が、大変よく読まれております!

note公式様にもピックアップ頂いて大変嬉しいです。お役に立てている実感があります!

これまでの記事で「配色」「レイアウト」の技術を紹介させて頂いたわけですが、実際にスライドを作るときには「文章」も大事な要素だと思います。

恐縮ながら、私も上記のような記事を投稿する中で「文章書くの上手いですよね!」なんてコメントも頂いたりしています。
でも、これにはちょっとしたカラクリがあるのです。

そこで、今回もまた知っておくだけで雲泥の差がつくかもしれない、私が実践している「文章戦略」を紹介します。

■「80文字の法則」

今回ご紹介するのは本当にひとつだけです。それは"80文字"の法則!

<80文字の法則>
文章の一文を「80文字以内」にまとめると読みやすくなる。

たった、これだけです!

このことを知ったきっかけは、広告関連の仕事で死ぬほどドキュメントを作っていた時期です。
当時、文章のクオリティアップを追求していたときに、このことを知りました。

これを実践するようになってからというもの、少しずつ文章を褒められるようになり「これはいけるな」と確信。

それからというもの、今では文字数をカウントせずとも、私は一文や、ひとつの文章のまとまりが大体"80文字"以内に無意識で収まるようになりました。(笑)

たとえば、自分の人気note記事の文字数をカウントしてみます。

80文字を超えたのは「PowerPoint」という文字の入った1箇所だけ!

他の記事は面倒なので割愛しますが、この記事以外の私のnoteも、ほとんどは80文字以内になっていることと思います。恐らく今後もずっと。

■NHKニュースWEBも一文80文字くらい。

日本国最大の報道機関であるNHK
「NHK NEWS WEB」を見てみたのですが、一文は80文字以内でまとめられている様に見えます。

例として、ひとつ、先日の台風に関する記事を見てみます。

■平成最大の停電に 台風被害の東海3県と静岡県 復旧急ぐ(2018年10月2日 18時32分)https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181002/k10011655711000.html?utm_int=news_contents_news-main_003

中部電力は、台風24号の影響による管内の停電が、延べ119万戸余りに上り、平成に入ってから最大の規模になったことを明らかにしました。(66文字)
現在も静岡県を中心に停電が続いていて、中部電力は4日までの復旧を目指すとしています。(42文字)
台風24号の影響で、中部電力の管内では風で吹き飛ばされた物が電線に接触したり、電柱が倒れたりする被害が相次いだことから、広い範囲で停電が発生し、延べ119万戸余りが停電しました。(89文字)
中部電力によりますと、今回の停電は、台風の影響で延べ111万戸が停電した平成10年9月の被害を超え、管内では、平成に入ってから最大の規模だということです。(77文字)
中部電力は、7000人の態勢で復旧作業を進めていますが、2日午後3時の時点でも、静岡県では、浜松市など15市町で、約14万9810戸で停電が続いています。(77文字)
東海3県でも、愛知県で豊橋市など10市町村で約1万990戸、三重県で津市など4市町で約960戸が停電しています。(56文字)
中部電力では、静岡県と愛知県で市街地で3日、山間部で4日、三重県では2日中の復旧を目指すとしています。(51文字)

1箇所を除いて、1文80文字以内になっていますね。

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「80文字」までで一文をまとめることで、読み手が文の主語を忘れずに読み続けることができます。
また、修飾語がどこにかかっているかも分かりやすくなったりもします。

その結果として理解がしやすい文になるのだと思います。
このように、80字以内に収めるメリットは盛りだくさんです。

今回は以上です。
この情報が、あなたにとって役立つものであれば嬉しく思います。

ーーー弱者の戦略™️ーーー
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