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私も「明日、死にたくない」と思っている
特別な日はここのタルトを食べる、と決めているタルト屋さんがある。
クリスマスイブの夕食はいつも通り、家にあるもので済ませた。だけど、1ヶ月前に予約したこのタルトが食後に控えているだけで、なんだか特別に幸せな気持ちになった。
『正欲』で言う所の、世の中は「明日、死にたくない」を前提として構成されている、とはこういうことなんだろう。
interestingになりたい
私は面白い(interesting)人が好きだ。
だから、私も幅広く知識をつけたいし、その中でも何かに特化をしたinterestingな人間になりたいと思っている。
私はそれすら達成していないのに、世の中にはinterestingとfunを兼ね備えた人すらうじゃうじゃいる。
ようやく作り上げたぼろぼろの自己肯定感は、そんな事実によって簡単に揺らいでしまう。
自分の中の1%の感情
私は心を許している人と話す時、ほとんど何も考えず言葉を発するので、自分の中の1%ほどの小さな感情も全て言葉にしてしまう。
同様に、私は親しくない人と話す時、いろいろと考えすぎた結果、自分の中の1%ほどの小さな感情を、さも大きな感情かのように誇大に表現する。
私の中の多くを占めるのは自分に対する感情や考えなので、1%ほどの小さな感情は、多くの場合、他人に関することである。それを言葉にすることは、
思考の抽象度を上げること
思考の抽象度を上げると、くだらないことで悩まなくなると言う。
たしかに私は、自分の周りのことしか考えられない。自分の感情や記憶ひとつひとつを宝物のように扱い、目の前の人が今どう思っているかを過剰に気にする。
感情はただの生理現象で、他人は自分とは関係のない存在で、過去は今や未来によって意味づけがされる。
だから、感情、他人、過去、この3つは気にする必要がないらしい。