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よもぎのたからもの

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ぼくをかたちづくる、スキあふれちゃうnoteをあつめました。人の宝箱はかんたんに見ちゃいけません。
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#日記

【自分のための記録】2021年なにしてた?

 家にあったストロングゼロを飲んだけれどあまり酔うことができずに、不完全燃焼な気持ちで熱いコーヒーをすすっている12月30日午前三時。  毎日が猛スピードで過ぎて行って、あっという間に2021年が終わってしまいそう。心が日々に追いつかないまま今になってしまった。ただでさえ私は昨日のことすら覚えていないことが多いのに、今までに無かったほどの年末の地獄の慌しさで今年の記憶がほとんどない。最近はnoteの更新もめっきり減った。私はnoteを始めた頃から、「書かなくても大丈夫になり

私はわたしになって

書きたいことはたくさんあるはずなのに、言葉にするとなんだかうそに思えてしまう。 この頭のなかをぜんぶそのまま文字に起こせたらいいのにと思えば思うほど、指先をすり抜けて液晶画面に浮かんだときにはもう、くるくると草原を走り回っていた裸のあの子たちはいつの間にかドレスアップしてしまっている。 温度のある言葉がすきだ、と思う。 温度のある言葉を使いたい、と思う。 昔から江國香織さんの編み出す言葉がそれはそれは大変に好みで仕方なくて、そのおおきな理由のひとつに「漢字とひらがなの

【自分のための記録】去年のいまごろ、なにしてた

ちょうど去年の今日、こんなnoteを書いていた。 あれから一年、私は変わらず「お茶」をやっている。意外だ。飽き性だから、やめているかと思っていた。 スタンスはなにも変わらない。私は夜中に文を書くだけ。noteを書いていることは、友達にも恋人にも言っていない。もしかしたらバレているかもしれないけれど、今のところ直接問われたことはない。そっとしておいてくれているのかもしれない。実際のところは私も分からない。 書かなくても大丈夫な日が早くきますようにと思いながら書き続けて三年

君が紡ぐ物語

「ねぇ、おかあさん。め、つぶって?」 ちびがわくわく顔でそう言った。言われるままに目を閉じた数秒後、手のひらに温かいものと冷たいものが同時に触れた。 今日は何が手のひらに載せられているのだろう。 太陽の光を瞼の裏で感じながら、こちらの心もわくわくしている。 「いいよ!」 弾んだ声を合図に目を開く。この瞬間が、私はとても好きだ。 * 我が家のちびは、外が好きだ。お日さまの光と風を浴びて育ったような子どもで、玄関を開けて外に出るとき、いつも足取りが弾んでいる。カエルの

¥200

深夜ラジオと出会った話

ラジオを聞くのが好きだ。夜中にイヤホンで一人で聴くのも良いし、カーラジオから垂れ流しながら長距離を運転するのも良い。最近だとネットラジオをTwitterなんかで実況しながら聴くのもとても面白い。 私がラジオと出会ったのは、中学2年生の頃だった。年末の忘年会で父親が景品で貰って来たポータブルラジオを譲り受けたことがきっかけだったと思う。 それまではラジオの印象といえば、家族で車に乗って出かける際にカーステレオから流れる『日高晤郎ショー』という番組だった。この『日高晤郎ショー

ネットを通して何がしたかったんだっけ

僕らの初対面は言葉だ。 写真や絵、音を使うこともあるけれど 結局は言葉でのやり取りになる。 僕らは普通に生活しているだけでは関わることがないだろう。 もしかしたらどこかですれ違っているかもしれない。 それほど多くのSNSを使ってきたわけではないけれど、最近少し違和感を覚え始めた自分がいる。 今までこれほど多くの人に認知されることはなかったし、交流もなかった。 実際にお会いしましょうなんて尚更だ。 「ネットを通じて知り合った人」というカテゴリが僕の中にはある。 実名ではな

「ごめん、今度の土曜は収録あるから」

皆さんにも人生で一度は言いたい台詞があるだろう。 タイトルにあるのは、実際に仕事の予定を組まれそうになった時に僕が言った台詞だ。二月が始まったばかりの頃。 「ごめん、今度の土曜は収録あるから」 もしかしたら、僕の声は少し震えていたかもしれない。 だってこんな台詞、一般人の僕がそう何度も言えるものではない。 人生で一度あるかないかの好機だ。 この台詞は出来れば 何の気なしに さも当然であるように クールに言いたい。 皆さんにも人生で一度は言いたい台詞があるだろう。

落ち込んだ時こそ、自分で

うまくいかない。 どうも何かがこんがらかる、しごと。つらいけど、こんがらかった紐をほどいていくしかない。 昼だ。そんな時でも腹の虫は鳴るのです。 何か食べに出るか…と思ったけれど、美味しい近所の店は、おそらく女性同士のグループで席が埋まっているだろう。顔見知りに遭遇するのが面倒で却下。 何かないかなと冷蔵庫をのぞく。 トレイの奥で黄色い液体がたぷたぷと光っていた。あ、年末に作った牡蠣オイル漬け(の残りオイル)。牡蠣のかけら、ニンニクと唐辛子が浮いている。それを見つけてが

助走

珍しく連日予定が立て込んでしまい、なかなか自分の時間が取れないので、『自分とアポを取って』ひさしぶりにnoteの更新を。美味しいコーヒーを飲みながら好きな音楽をかけてゆったり過ごす。落ち着く時間って大切。 忘年会や新年会に顔出してくれる方に会いたくて、ひとりひとりと連絡を取って出向いていたので少しバタバタしておりました。僕はどちらかというとひとりでいるほうが好き。ただ、ひとの話を聞くのは好きだし飲み会もそこまで苦手ではないし、ふらっと誰とでも遊べる。こうなれたのもごく最近の

あの日ぼくが見た景色は。 noハン会レポート

12月8日に行われたnoハン会2ndのレポートを書こうと思っていろいろ考えていたけれど、すでに投稿されているレポたちを読んでいるうちに胸がいっぱいになってしまって、なかなか書けずにいた。 ぼくはまだまだ日曜日の余韻の中にいて、月曜日に戻った現実のなかで、まだ足もとがふわふわしている。 もう木曜日なのに。 ずっと会いたかった人たちに、会えた。 現実に話ができるなんて、当初は想像もできなかったし、思ってもいなかった。 それが叶った今、それじゃあこれから何を目的にnoteを続けて

かけ算

先日公開された、よもぎさんとおまゆさんのもたレディオ 牛丼を食べながらひたすら耳を傾けていた。 おまゆさんの可愛らしい声に、よもぎさんの優しい声。ゲストの文豪りんごさんの心地よいイケボ。クスクスと笑いながら楽しませてもらった。 ラジオの中でよもぎさんが、前からラジオをやりたくて、それが実現できたというお話をしていた。 これこそ発信活動の素晴らしいところだと思う。 自分の想い、考えを発信することで、それに賛同する人が現れて形になる。 よもぎさんは間違いなく自分の想いを発信す

YUIの路上ライブサプライズをウラヨミ!

YUIの路上ライブサプライズ先日、TwitterでYUIが札幌で路上ライブをサプライズでやっている動画が流れてきました。 ショートの黒髪で、にこやかに「CHE.R.RY」を唄い上げました。 その動画はコチラ↓ 私にとってYUIは、もし自分が音楽プロデューサーだったら、彼女に全てを懸けてもいいと思ったほど思い入れのあるアーティストでした。 最近はあまりメディアには出なくなったYUIですが、変わらない姿が見られました。 YUIの経緯YUIと言えば、2005年に「Feel m

ねがいごと

今年の夏は暑く、体調管理にかなり苦労した。 お盆休み中一度、ひどい下痢にみまわれた。 下半身まひの障がいを負っているので、排泄の感覚がわからない。ただ腹をさわるとほんの少しうごめくような兆候がある。それをたよりに、何度もトイレに行った。 だが最後、間に合わなかった。便が漏れ、私のからだだけでなく、服や便器までも汚してしまった。 ひとりではとても手がまわらなかった。やむを得ずパートナーに手伝ってもらった。暑さと臭いのなか、ふたりで私のからだや便器を拭いた。最後には私の手

好きを仕事にって言うけど結局どういうことなのか

ハッとする言葉に出会った。

¥300