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助走

珍しく連日予定が立て込んでしまい、なかなか自分の時間が取れないので、『自分とアポを取って』ひさしぶりにnoteの更新を。美味しいコーヒーを飲みながら好きな音楽をかけてゆったり過ごす。落ち着く時間って大切。

忘年会や新年会に顔出してくれる方に会いたくて、ひとりひとりと連絡を取って出向いていたので少しバタバタしておりました。僕はどちらかというとひとりでいるほうが好き。ただ、ひとの話を聞くのは好きだし飲み会もそこまで苦手ではないし、ふらっと誰とでも遊べる。こうなれたのもごく最近の話だけど、きっかけはなんだろう...

人見知りだから他人が怖いのももちろんあるけど、そのひとがどんな生活を送っていてどんな言葉を使って話してくれるのかに興味があるんだと思う。恐怖より好奇心が勝ってる状態。ひとと会うのは正直疲れる。嘘でも疲れないとは言えない。笑
でも、たくさん得られるものがあったので、本当にみんな会ってよかったと思えました。色んなひととちゃんと話すと世の中には凄い方ばかりです。

少し前までは、まだそこまで仲良くなれてないひととの沈黙は怖いものでしたが、沈黙が好きな方と一緒に沈黙を過ごすのも悪くないと知れたのは大きな収穫だったな

~

で、やっぱり僕はひとりが好き。理由は、なんだろう。上手く言い表せないんですけど、外へ出て何かを収穫するには自分を消耗するわけで、そこに自分の欠片を落としていく感覚があって。それをこうして思い返すことで散り散りになった欠片を、少しずつ、少しずつ、集めていく感覚が好きなのかなと思います。


出掛けた先で汗をかいた服を洗濯したり、
旅先で買った服をクローゼットに並べたり、
誰にも内緒でお土産をつまみ食いしたり。
ああ、確かに行ったんだなと思える瞬間が凄く愛おしいのです。

さらには、
干されたままの洗濯物だったり、
手つかずのままになってる机の上だったり、
やりかけのまま放置されたゲームだったり、
洗うのが億劫で見ないふりをした食器だったり、
ああ、確かにここに居たんだなと思える瞬間も愛おしいのです。

~

自分が夢中になって楽しんでいる瞬間は、自分が実像している感覚が僕にはあまりなくて、そのときに残った確かな感情だけが宙を彷徨ってることが多い。もしかしたら夢中になりすぎて本当に夢だったのかもと不思議と疑ってしまうのです。
その感覚が"実像のあるなにか"とリンクした瞬間、確かに存在したんだと思えてたまらなく嬉しくなる。

自分を見失うくらい夢中になって、
その欠片を集める感覚が気持ちいい

本当に本当に楽しかったな

正月疲れという言葉があるように何かと疲れやすい時期なので、予定表に自分の時間をいれてあげて、腰を据えて御自愛くださいね。

読んでくれた方にとって素敵な一年になりますように。

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