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美容専門学校を見てきた親の感想:見学から感じたことと自立への期待|キラキラしていて自分も行きたくなった

先日、うちの子の希望する専門学校の下見に行ってきた。
ぼくは、自分の親は高卒である。そして、自分は大学へ行かせてもらった。実家から通った大学のイメージしかないのだ。

今回は、家から数時間離れたところにあるところの学校。
美容の学校である。


悪いイメージを持って行ったらよく見えた学校

ぼくは機嫌はよくなかったのだ。なんの相談もなしに、ここが良いと決めてきて、前日ラインで行けないかと誘ってきた。なんということだろう。

ただ、行って思った感想は、「案外としっかりとしている学校ではないか」である。雰囲気は悪くなさそうだ。先生やスタッフだけでなく、2年生の生徒が対応をしていたのが自主的に対応をしていたのが好感が持てた。

なんなら、自分が行きたくなってしまったよ。たぶん一人暮らしをさせるのでやはり寮が良さそうだ。そこも雰囲気は悪くなさそう。

なんだ、見た目で判断するのは自分は良くないのかなぁ。それとも、期待値が低い状態で行ったから、よく見えてしまってる?戦略にはめられているのだろうか。

2年間、多くの友人をつくり勉学・バイト・さまざまな経験を積んでほしい

まぁ、いいよ。2年間しっかり通って、勉強と実技と現場とバイトで2年もまれればなんか、今よりも自立しそうな気がする。

自分のことを振り返ると、自分は大学は実家から通い、いまでも実家にいる自分の方がその辺の社会経験は少ないかもしれない。

通わせると学校以外は全部通学時間に充てられてしまうので、それはどうかと思ってしまう。まぁ、お金的には助かるけど、そのお金と得られるであろう友達付き合いやバイト経験などもろもろを天秤にかけると半一人暮らしをさせるのは悪くないと思う。

逆にうらやましく感じてくる。なんなら自分が行きたくなってきたのだ。みんな若いし(当たり前だけど)髪の毛も金髪・緑や青や橙色がいっぱいる。美容学校だけあってとっても個性豊かである。

うちの子もそうなっちまうのかという不安もあるが、同じ道を志すもの同士と友達になって刺激を受け合うのは良いのではないかと思う。

寮のメリットは、帰ってきても知り合いができやすいことだ。同じ学校ではない系列の学校の生徒もいっしょに暮していっるのも魅力的である。保育の学校もあり、デザインの学校もあり、被服の学校の生徒も同じくする。美容系と近いところでお互い知り合い友達となっていることは、その後の人生にプラスになると思う。

学校の往復だけでなくて、いろんな人と友達となって今後の人生を豊かになってほしいと願う。

自分のできなかったことを、子に投影してしまう

こう願うのは、自分が豊出ないことがあげられる。幸せではないということではないけれど、今思い返せば、大学に行ったときにはそんなに友達ができなかった。サークルに入ったのは良くて何人か今でも声をかけてくれる友達がいる。

ただ、大学というところは、基本何もしてくれなくて、自分で何かしていかないと何も得ることもない場所である。ぼくはサークルに入ったのでまだよかったが、入らなかった人は、たぶん学校の往復で終わった人。または、バイトに学生生活をささげてしまった人もいる。

それはそれで、人生だけどなんかもったいない気もする。

専門学校は、道が決まっている人には最高の場所だ。2年という時間はとても短く感じたが逆にそれが良いと思った。何かを極めるときに、1000時間でようやく一人前、さらに極めるならもう1000時間。

専門学校では授業が2000時間あるようだ。一つのことに没頭するなら2年はなんとも心地よい長さではないだろうか。

なんとか、卒業して資格をとって就職してその技術を生かしてほしいと願う。

自分は、大学の時に社会で役立つスキルなんて正直なかった。会社で教育してくれた。なんか大学の経験などあまり関係なかった。

手に職を付ける専門学校はちょっと毛色がちがった。そこで身に着けた技量や資格がそのまま生きそうだ(実際は下積みあるだろうが)

どうか、2年楽しみながら頑張って美容の道をひとつきわめてほしいものである。

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