数字で読み解くWBC侍ジャパン【大勢・タイプ11】
侍ジャパンの選手一覧を見て「大勢、だけ?苗字は?それともこれが苗字なのか?・・・」からの個人分析ですが、統計学を用いる分析において、名前は全く関係ないのです。大勢選手は思考型の【タイプ11】でした。
我が道をゆく、超自信家。
思考型/楽観派/女性的
人当たりがよく、大らかな態度でありながら、繊細さを持ち合わせる。じっくりとした構えで、粘り強い姿勢。常に「なんとかなる」という気持ちでいます。楽観的で大雑把な判断をするわりに、緻密に計画を立てたりするので、周囲の人からは“よくわからない人“という印象を持たれやすいです。女性的な細やかな気遣いを心がけています。即断即決が苦手で、ものごとの判断には時間がかかります。熟考の上、納得して行動に移したい。納得してからでないと動けない。
なにごとも広く、浅く、巧みに要領を会得する万能人間。幅広い理解力と融通性を持っています。明るく素直で、どのような境遇でも、前向きに生きがいを持って生きていくことができる強さがあります。芸術的な感性が豊かで、発想力・企画力に長けています。世話好きな一面があり、頼られると親切にします。すべてに偏らない公平無私なバランス感覚を持っています。発言が直球なため、デリカシーがないと受け取られることも多いですが、飄々と受け流します。
たとえ無職であろうが、自信満々。根拠のない自信が湧いてくる。
器用で身体的にもバランスが良い。総合的な能力が高く、感覚的把握力に優れています。リーダーシップがあり、目下から好かれます。子供の頃から地図を読むのが好き。資料を見るときは、全体的に眺めてから詳細に目を通すやり方。人からの不平不満に対しては、天候の解回復を待つような態度でやり過ごす。悪びれない。(えらそうに見られることも)
時間的な拘束が大の苦手で、お子さまが【タイプ11】の場合は、宿題の期日が守れなかったり、遅刻もしやすいです。「〇〇は何時までに」「□□は何日までに」という時間に関する管理だけは、根気よくサポートしてあげる必要があります。諦めるという気持ちがなく「なんとかなるさ」と気長に過ごせる。社会的に賛同されていることに意義を感じやすいです。雄弁でいつまでも話が尽きない。交渉力はNo.1。同調されることを好む。「本気」という言葉にめっぽう弱く、簡単に信じてしまいます。
キーワードは『納得』
納得がいかないことには一歩も動きません。会議をしていて、途中で割って入るのは【タイプ11】と【タイプ7】。議論することが自体が好きなので、その場で答えがでなくても気にならないです。(【タイプ7】が割って入るのは、結論を急ぐためで、理由が異なります。)洋服や持ち物はモノトーン系を買う傾向にあります。着回しがきくのと、「来年はこれを買って、手持ちの洋服に合わせて、、」など、長期的にクローゼット・自分のスタイルを完成させようとする思考があります。
期日・いつまでに、という部分に対してアバウトになる。今日より明日、明日より明後日の方が、自分にとって有益な情報が入っているかもしれないという思考回路から、先延ばしにする傾向が強いです。例えば不動産や車など大きな買い物などする際は、勢いで即決することはもちろんせず、担当者が忘れた頃に「検討していた〇〇ですが」とようやく連絡するようなペースです。【タイプ11】を相手にセールスすることは、営業マンにとって効率が悪いと言えます。反応が出るのが人より遅いため、自宅に戻ってから「あれは良かった!凄かった!」とじわじわ受け取ります。だいたい3日から1週間かかります。もし部下やクライアントが【タイプ11】であれば、その場のそっけない態度は気にしなくて大丈夫です。
侍ジャパン内では
・大城卓三選手
・清水雅治コーチ
が同じ【タイプ11】でした。
このように、自分を取り巻く人間が、どのような気質を持っているかを知っておくことは、仕事の生産性向上や円滑な人間関係の構築においてかなり重要となります。イーサは統計学を利用した独自のマネジメント理論で、いまある人財を最大限に活かす人事や、採用などをお手伝いし、経営者の悩みを一緒に解決していきます。
『数字で読み解くWBC侍ジャパン』次回につづく。