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140字小説【見送りロボットと私】

安眠マスクをつけ天井を見つめていた私。終焉だ。眠りにつく寸前に見送りロボットが私のマスクを取った。「ボクハデンチガアルカギリウゴキツヅケル。デモ、モウコンナコトハシタクナイ…ジブンデハハズセナイ、アナタガボクノデンチヲハズシテ」気づけばロボットの手を引き逃げていた。生きる為に…。

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