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なかなか伝わらない。同じ感覚でお客様の事を見て欲しいと思う店長はぜひ。

お店を運営しているとこの課題に直面することがあるのではないでしょうか?
「どうすればみんな同じ目線でお客様のこと判断できるようになるのか」

永遠のテーマですよね。
わかりやすく言うと例えば、、

「お客様が本当に美味しいって思ってくれた瞬間はいつ?」

これも答えは様々です。そしてそれが答えかどうかも定かではありません。

よく報告をしてもらえるのは帰り際に美味しかった!っいて言ってもらえました!
もしくは帰り際に笑顔で帰られました!!なのでバッチリです!!

もちろんそうやって喜んでるスタッフを見ると褒めたくなります
と言いますかこちらもイキイキしてるのを見て嬉しいです。
ただ、その一方で経営者として顧客満足度を追求しなければいけないので
「本当に?」という疑問も持ってしまいます。店長達も思う必要があります。

帰り際に笑顔はお客様同士、仲良い友達と来てたらそりゃ笑顔になる、
帰るとき決まり文句として「美味しかったよ!」って言う。といった感じで。
自己満になっていないか?実際はどうなんだろう?と気になります。

それをそのままスタッフに伝えてしまうと彼らのモチベーションを下げてしまいます。でも表面だけで判断して欲しくない。声にならない声を拾ってほしい。
そう考えるけどもそれをどう共有するのか?伝えるか?が一つの課題としてあります。

先日アルバイトスタッフ(入社3ヶ月くらい)を6人ほど集まってもらい研修を行いました。

研修の大きなお題としては

**「いいお店とは?」

**

これを話し合います。研修するときはもちろんある程度のレベルになるまではこちらから伝える必要があると思うのですが、なかなか伝わらない。実際言いたいこと、伝えたいことがたくさんありすぎて一生懸命伝えるけども右から左へとなるパターンが多いですよね。

そんな時に活用するのが「問う」です。

質問をした時にそこで初めて気づかされるのですがみんな言語化できてないだけで頭の中にはきちんとあるんだなと。

今回の研修で盛り上がったのは
「お客様が本当に美味しいと思ってもらえたと思える瞬間はいつ?」と言う質問です。

・食べた瞬間の表情
・食べながら噛み締めている表情
・ふとでてしまう「美味しい」と言う言葉
・これ食べて!とシェアしてる時
・おかわりする時

以上の答え以外にもたくさんでてきました。あぁみんなしっかり感じてるんだ。
考えてくれてるんだと再確認ができます。
もちろん言いながら確認しながらでてきた答えもたくさんありましたが結果、
できてなかったのではなくそれを考えるきっかけがなかったと言うことです

どう伝えたら?どう共有したら?と目線を合わせたい時には
ぜひ質問してみてください。
「いいお店とは?」

思ってる以上にアルバイトスタッフもお店のこと、お客様のことを考えてくれている事に気づかされますよ。

これはアルバイトに限らず社員、店長たちとも共感に使えます。
なかなか社員が育たない、アルバイトが育たないと思うことがあればぜひ質問してみてください。言葉にできてない無意識が有意識に変わるだけで動き方が変わって行くはずです。