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傾聴

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自分の経験からのリアルな傾聴の聴き方をお伝えしています。
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2020年5月の記事一覧

傾聴していると遭遇する沈黙について

傾聴していると遭遇する沈黙について

あなたは沈黙が怖いですか?
沈黙の時間って耐えられない…という方も結構いらっしゃると思います。
傾聴で相手と関わるのであれば、沈黙したいその人の気持ちもそのまま理解し、寄りそいます。

沈黙の時間あなたと私という二人で時間を過ごす時に、沈黙の時間があったりしますよね。
グループでいる時でもそう。
一瞬シーンとなった時に、いつも話し出す人がなんとなく決まっていたりしませんか。
私はなぜか小さい頃から

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傾聴と一般的な会話の切り替えは一瞬です!

傾聴と一般的な会話の切り替えは一瞬です!

自分が目の前の人とどう関わりたいか傾聴したいのか、一般的な会話で関わりたいのか。それは、ご自身で決めてください。
この切り替えをどのようにしているか。
私が一瞬にして切り替えている方法をお伝えします。

いつも傾聴しているわけではないんです私はお仕事として、傾聴をお伝えする講師や、お客様のお話を傾聴するということをやっています。
だからと言って、年がら年中いつも相手の話を傾聴で聴いているわけではあ

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相手の話を聴いている時の、自分の気持ちの揺れについて

相手の話を聴いている時の、自分の気持ちの揺れについて

相手の話を聴いていて、自分の気持ちが出てきますよね。
「私もそう思うなぁ」「私はそう思わないなぁ」「この話は聴きたくないなぁ」「それについて私も話したい!」など。
自分の心の中のフィルター(準拠枠)が反応している状態です。
その気持ちの揺れはあってあたりまえなのです。

自分の気持ちが出て来るのは自然なこと傾聴で話し手の方と関わろうとしている時にでも、相手の話を聴きながら、自分の気持ちが出て来て、

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傾聴の「共感」は普段使っている「共感」とは違うのです

傾聴の「共感」は普段使っている「共感」とは違うのです

「あなたの話に共感します!」と普段の会話の中で使うことがあると思います。「あなたの話に賛成よ!」という時にこの「共感」を使いますよね。
傾聴の共感はこれとは違うものなんです。
「それじゃ傾聴の共感ってなに?」をお伝えしますね。

傾聴の基本的態度傾聴の基本的態度の中に「受容・共感・一致」というものがあります。
この「共感」についてのお話をしますね。

普段使っている共感は一般的な会話の中で「昨日の

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傾聴は気持ちを聴く技術(くり返し)

傾聴は気持ちを聴く技術(くり返し)

話し手の方が話す話題の中には、事柄と気持ちの両方が混在しています。
傾聴で関わりたいのであれば、話し手の方の気持ちにフォーカスする聴き方をしていきます。
お話を聴きながら、何をくり返せばいいのか。
そのポイントをお伝えしますね。

オウム返し=くり返し聴き方を少しでも学んだことがある方は「話を聴く時には、相手の話をオウム返しするのですよ」と聞いたことがあるかと思います。
そのオウム返しのことを

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聴き方には種類があるのです

聴き方には種類があるのです

あなたは聴き方に種類があると考えたことがありますか?
実は聴き方には種類があるのです。
日常されているのが「一般的な会話」
それともうひとつが「傾聴」
この2種類の聴き方があると考えてみてください。
この聴き方の違いを説明していきますね。

話し方の種類まずは普段の話し方を考えてみてください。
あなたは話をする時に、相手によって話し方を自然と使い分けていらっしゃいますよね。
先輩や上司など、目上の

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人の話を聴く時の基本中の基本、うなずき・あいづちの2つのポイント

人の話を聴く時の基本中の基本、うなずき・あいづちの2つのポイント

あなたは人の話を聴く時に、あたりまえにうなずいたり、あいづちをうったりしていらっしゃると思います。
うなずき・あいづちは話し手に「あなたの話をちゃんと聴いていますよ!」ということを示すための大切なコミュニケーションのひとつ。
基本的なことですがポイントを少し意識するだけで、グンと話し手に「あなたの話をちゃんと聴いてますよ」が伝わりますよ!

うなずき・あいづちって?うなずきは首の動きですね。
あい

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そもそも傾聴ってなに?

そもそも傾聴ってなに?

人の話を聴くということは、日常的にやっていらっしゃいますよね。
傾聴という聴き方があることは知っているけど、果たしてどんなもの?
ということを、私がお伝えしている傾聴を元に具体例も交えながらお伝えしようと思います。
「そういう聴き方なんだね」ということが今より少しはご理解いただけると思います。

まずはコトバンクからの引用傾聴とは?

もともとカウンセリングにおけるコミュニケーション技能の1つ

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自分と自分との関係性(夫婦関係)

自分と自分との関係性(夫婦関係)

夫婦関係の中で傾聴がどのように役立っているか、自分と自分との関係性をどのように扱っているかを別居~別居解消の道のりを含めお伝えいたします。

自分の気持ちに耳を傾ける傾聴で大切なことのひとつに「自分と自分との関係性が良いこと」があります。
言い換えると「自分の気持ちに耳を傾けること」と同じじゃないかと私は理解しています。

以前の記事にも書きましたが、私は傾聴を学ぶまで自分の気持ちに耳を傾けること

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あなたがどんな状態の時に人の話が聴きづらいですか?

あなたがどんな状態の時に人の話が聴きづらいですか?

ちゃんと相手の話を聴きたいという気持ちがあるのに、聴けない時があると思います。
自分の心の状態によって聴ける時、聴けない時があるんですよね。 

傾聴を学んでいないから?それももちろんありますが、答えはノーです。
傾聴を学んでお伝えしている私でも、聴けない時があります。

どんな状態の時?というと…

・自分に余裕がない時←時間が無く必死で出かける準備をしているとか
・なにかに夢中になっている時←

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傾聴を学び一番衝撃を受けたこと

傾聴を学び一番衝撃を受けたこと

「傾聴」は相手の話に耳を傾けて聴くこと、もちろんそうなんですが、私が学んだ傾聴は「自分に対してできることが他人に対してできること」。
だから「自分の心の声が聴ける人が、他人のお話をちゃんと聴ける人」ということだったのです…

お客様のお話をちゃんと聴きたくて傾聴を学んだきっかけは前回の記事に書いたように、カラーセラピストとしてお客様のお話をちゃんと聴きたい!ちゃんと傾聴できるカラーセラピストさんを

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聴き方を変えたら人生が変わった私。

聴き方を変えたら人生が変わった私。

傾聴を学び始めて5年。傾聴に出会い傾聴を教えるようになった私の経験から、noteで「聴き方を変えたらこんなに楽に生きられるようになった」というコツをお伝えしていきたいと思います。

初めまして今日からnoteにチャレンジしようと思った彩-irodori-の村尾リエと申します。
傾聴講師・カラーセラピストとして活動しています。

まだまだわからないことも多く読みにくいかと思いますが、徐々に慣れて

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私が傾聴を学んだ理由

私が傾聴を学んだ理由

私がどうして傾聴に出会い、傾聴を学んだか。
まずはきっかけからお話しさせていただきます。

人の話を聴くのは好き元々人の話を聴くのは好きでしたが、思い返してみれば悩みを聴いても私の経験からのアドバイスをしていたことが多かったように思います。

傾聴で人のお話を聴くのと、自分の経験を話したり一般的な会話でお話を聴くのとでは、聴き方が全く違うんですね。

だから聴くのは好きだったけど、相手に寄り添って

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