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官民一体、伝説の?まちづくり集団『ひまわり塾』

この写真は2013年のものです、今から9年前ですね(みんな若い(笑))

北九州市にはかつて、『ひまわり塾』というまちづくりの研究グループがありました。

1年間かけて、まちづくりに関する勉強や実践をするものです。
そして卒業し、また新しい塾生が入ってくるというもので、毎年、どんどん入れ替わっていきます。

北九州市役所内で募集があり、挙手制で、自ら入塾を希望する市職員が集まります。
また、北九州活性化協議会(通称KPEC)を通じて、民間の会社さんにも募集がかけられ、民間の方も入塾してきます。

このまちづくりグループの素晴らしいところは、行政の職員と民間の方が一緒になるところです。
まさに官民一体となって活動します。


ぼくは、2008年、このひまわり塾に入りました。
ぼくたちは、第17期生。
同期は30人です。

民間と役所はピッタリ半分ずつだったように記憶しています。

この30人で4つのグループに分かれ、活動を進めていきました。

①いいっちゃ北九州
北九州は映画のまちです!!
北九州フィルムコミッションという団体が映画の撮影誘致などを頑張ってらっしゃるのですが、これらの活動の支援・協力する活動を展開しました。

②KIDs9
キッズナインで絆ともかけているそうです。
黒崎という北九州の副都心の活性化に励みました。
黒崎よさこい祭りや、黒崎子ども商店街もこのときに立ち上げました。現在でもずっと続いているイベントで、とても素晴らしいです。

③ECO2(エコエコ)
良いCO2という言葉ともかけているそうです。
北九州は世界に認められた環境未来都市です。現在はSDGs推進都市でもあります。
環境分野における先駆け的な時期で環境の取組みを展開していきました。

④好きっちゃ北九州
そして最後は、ぼくたち好きっちゃ北九州。
ローカルな地域での郷土愛を育む取組みです。
北九州市内の人こそ、自分のまちを好きになってほしい。


4つのグループとも、当時の時代の流れをしっかり掴んでいて、現在に至るまでの何らかのプロセスに関わってきているものと思います。
「1年間でよくやったなぁ」と当時のことを思い返します。
そして、今も活動が続いているものもあります。

特に、ぼくたち好きっちゃ北九州は、その後、NPO法人化して、体系的な活動を展開することができています。
活動があるから人も集まるし、活動が続いていることを発信しているから、仲間たちの絆や思い入れが薄れにくくなります。


このひまわり塾は、ぼくたち卒塾後数年で、たしか20期か21期ぐらいで解散となったように記憶しています。

現在では、
市役所の若い職員たちが自分たちで勉強グループを立ち上げて、何らか社会貢献や社会づくりを自分達の手で達成しようと頑張っています。
このひまわり塾の想いと全く同じような感じです。
また、こんなような取組みが展開できると良いな~と思っています。


ひまわり塾での活動は、ぼくの人生の基盤となりました。
現在のNPO法人での活動に至る礎になったとともに、『まちづくり』への目線や視線を、実践を通じて学ぶ機会となりました。

また、『人脈』ということでは、無形の宝物をもらったように思います。
やっぱり人の繋がりというものは何にも代えがたく、とても温かな大切なものです。公私ともに、ここでの人の繋がりにとても助けらたり、喜ぶことが何度もありました。

ぼくたちの同期生、みんなそれぞれの立場でどんどん活躍している姿を目にします。とても嬉しいことです。
みんなの人生のなかでのたった1年ご一緒しただけなんですが、それぞれの人生のその先も共有し、とても嬉しい気持ちになります。


昨夜、久々に皆さんにお会いできて、『また会おう』と約束しました。

ぼくとしては、
NPO法人好きっちゃ北九州が、活動を続けることが同期生の求心力にもなると思っているので、引き続き頑張っていきたいと思っています。

また、活動するしないに関わらず、
こうした北九州への思い入れをもったメンバーが、各方面にて頑張ってるっていうことが、何よりもまちづくりへの貢献になっていると思います。


いまや、伝説に?(笑)なっている『ひまわり塾』
思い出話を回想しつつ、ここに記載してみました。
またこの記事がアーカイブ的な機能として、残っていくと良いなと思います。

今日もご覧いただきありがとうございます。


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