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昨日のニュースで、『若者、馬鹿者、よそ者』の話を久々に目にしました!

まさにこのフレーズは、僕たちの団体、好きっちゃ北九州の設立のキャッチフレーズでした。

懐かしさもあったので、少し書いておきたいと思いました。

①ローカルな地域づくりを!

僕たち好きっちゃ北九州は、北九州をもっともっと好きになってほしいという想いで活動していますが、市内の有名な名所や誰もが知ってるようなスポットではなくって、子ども達が育っていく、ローカルな小学校区単位ぐらいでの郷土愛を育むことを活動目的としています。

そんな小地域での地域づくりでは、コミュニティの育みが大切で、子どもからお年寄りまで、様々な世代が関わり合いながら自分たちのまちを好きになっていくことが大切です。

北九州市には多くの地域で、小学校区単位に市民センターが整備されています。(他市町村の公民館にあたるものです)そして、自治会や地区社協とは別にまちづくり協議会という横断的な地域団体が組織されています。

僕たちの団体では、市民センターでの講座やまちづくり協議会と協働した活動がとても多いです。

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②子どもを真ん中に置いた地域づくり!

僕たちは様々な活動をしていますが、その根本となるテーマは「自分のまちを好きになる」ことです。

そうした地域愛の育みにおいて、子ども達を対象とした活動がメインの活動になります。

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子ども達へ地域愛を伝えたいときに、僕たちがそのまちのことを伝えるわけではなくって、そのまちの方々が、そのまちの子ども達に、自分のまちのことを伝えてもらうように支援させていただいてます。

対象を子ども達にすることで、地域の大人たちは一致団結!

子ども達をコミュニティの真ん中に置くことで、とても温かな地域愛の輪が造られていきます。

③よそ者効果で地域を支援!

僕たちは北九州が好きで、もっと好きになりたいという想いで活動していますが、市内に校区は約130あり、知らないまちばかりです。

これまでも色んなまちにお邪魔させていただきましたが、第2・第3のふるさとがどんどん増えていくようで、とても嬉しいです。

僕たちは知らないまちで、そのまちの人たちからすれば、僕たちはよそ者ということになります。

僕たちの感覚は、「そのまちに吹き込んでいく風」のようなイメージです。

僕たちがいなくても、そのまちの方々が主体的に活動され、同じような事をできるのだと思います。
背中を押してあげる、きっかけを作る、話を引き出したり整理したり、そんな支援が僕たちの役割ということになります。
これがよそ者効果の正体です。

④とっても嬉しい、学生たちとの協働

僕たちの活動に、多くの学生が協働してくれています。
特に子ども達には、学生のお兄ちゃんお姉ちゃんは大人気で、この若いエネルギーというかパワーは、今さら僕が磨いても磨いても持てないスキルです。(活動を始めた当初は僕もそうだったんですが・・・汗)

子ども達からすると、先生や親(=上の関係)でもなく、友達(=横の関係)でもなく、学生たちは『ななめ上』の関係となり、年が近くて親近感があるんだけども何だか大人っぽく、数年先の自分を重ねるんでしょうか、すぐに仲良く溶け込んで活動している姿をよく目にします。(うらやましい(笑))

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そんな学生たちとの協働は、子ども達や協働する地域の方々にとっても嬉しいものであり、僕たちも一緒に活動するプレイヤーが増えてとても嬉しく思っています。

でも!何より!嬉しいのが!!
こうした活動を通じて、きっと学生ひとりひとりが、このまちのことを好きになっていってくれていると思うんです。

旅行でもそうですよね。ただ通過しただけのまちより、ローカルに人に触れ、想いに触れたまちは、愛着を持ちますよね。
協働している学生は、地元出身の方もいれば、遠くから来られている方もいます。いずれにしても、このまちにもっともっと愛着をもってくれると思います。

⑤また今度。

久々に、馬鹿者、若者、よそ者の話を聞きましたので、初心に立ち返って少しだけまとめてみました。

僕たちの活動意義や、こだわりの点、具体的な活動内容や、協働している学生の紹介など、語りつくせないことが多いので、また別の機会に改めて書いていきたいと思います。

いただいたサポートは、NPO法人好きっちゃ北九州の活動費に、大切に活用させていただきます!!