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コロナ禍で、各種イベントやお祭りがことごとく中止になり、なんだか、コロナ鬱のような、うつむき加減のテンションでお過ごしの人も多いのではないでしょうか。

活動の場、
活躍の場、
発表の場、

それらがあることによって、それに向けたテンションが高まってきたり、
人が集まったり『求心力』がでてくる、ということについて考えてみたいと思います。


①僕たちのNPOでの例

僕たちのNPOは、結成したのはもう十年以上前で、その後、我が家を含めた出産子育てラッシュなどもあり、一時活動が停止していました。
それでも、年に2回は理由を付けて(笑)飲み会などを行っており、チームとしては存続していました。

H29年度にNPO法人化してからは、活動が増え、
飲み会どころか、毎日のようにLINEで情報を共有しています。

NPOメンバーは、こうした活動がなければ、関わることもないような多彩多ジャンルなメンバーで、活動を通じて、日常的に繋がりをもっています。

今、考えてみると、活動していないときは、こんな強い繋がりや広がりは無かったように思います。

『活動の切れ目は縁の切れ目』とも言えるのかもしれませんね。

なかなか、『理念』だけでは強い繋がりは継続できないとも言えます。

ありがたいことに、この逆の状態が続いています。


②何かがあるから関わりが持てる、人が集まる

子ども関連のPTAや保護者会でも同様です。

ようやく色んなイベントや企画を検討し始めました。
これまで名前も知らなかった保護者どうしが、話し合いの場をもつ機会が増えてきました。

まぎれもなく、『活動の場』があるからこその繋がりを持つことができています。

目的と、活動の場、
これらがなければ繋がることさえなかったのかもしれません。

以前に、祭りの意義について、同じようなことを書いたことがありました。
こちらもご覧いただけると嬉しいです。

町内会の活動やPTAの活動が、だんだんと希薄になってきていると課題視されていますよね。

僕としては、こうした目的をもった活動を真ん中において、
その活動に向かって繋がりをもっていくことができれば素敵なんじゃないかと思っています。

ただ、活動に取り組んでいるときは、
「大変」「めんどくさい」などの悲鳴もあるかもしれませんが、
副産物としての『繋がり』はとても大切な成果だと思います。

PTA活動と地域教育。
町内会・自治会のことについても書いた記事があります。こちらも参考まで。


③インプットよりアウトプット

noteを書かれている皆さんは、とても大切にしている考え方だと思います。

アウトプットは何より重要です。

『2つの例』を思い浮かべ書いてみたいと思います。

■ひとつ目は、僕たちの活動での『学生との連携』です。

僕たちのNPO活動では、多くの場面で学生の皆さんと連携した活動を行っています。

若いエネルギッシュな皆さんとご一緒することで、
現場も華やかになりますし、僕たちも嬉しいです。
何より活動対象である子ども達が喜びます!!!

そんなありがたい協働の場面ですが、相互にメリットがあると思っています。

僕たちのメリットは先ほどのとおりですが、
では、学生たちのメリットは?

それは、『活動の場の共有』だと思っています。

学生の皆さんは、いくら学んでもいくらやる気があっても、発揮する場がなければなかなか前進できません。

ありがたいことにウチのNPOには多くの現場がありますので、アウトプットの場を共有することが、学生の皆さんのメリットになると信じています。

今後とも、協働・共有していきたいと思っています。


■もうひとつの事例は、勉強熱心な先輩についてです。

先日、会社の尊敬する先輩と腰をすえて話す機会がありました。
(先輩と言うことすら、おこがましいほど、僕が新人のときに大変お世話になった師匠的な方です。)

この方は、最近、時間やコストをかけながら、積極的かつ自発的に多くの学びの場に参加されて、とてもとても有意義なインプットを次々とされてらっしゃるそうです。
とても羨ましく思いました!

そうした有意義なインプットをもとに、
今後の夢を多く語っていただき、僕も賛同・応援するものばかりでした。

つまり、今後、アウトプットしていきたい希望が次々とわいてきている状態です。

しかしながら、その先輩にとっては、なかなかアウトプットする場や環境が作れずにいるというのが悩みのように感じました。

インプットしてアウトプットする。これは大切な流れですね。

でも、出口であるアウトプットが無いうちは、大金持ちになったのに使い道がないのと同じで、とても勿体ないですよね。

そこで感じたことは、アウトプットできる『環境』や『フィールド』があるという『有難さ』です。

僕たちは、色んな活動を通じて、アウトプットの場面がありまた次の場面を生み・・・という『良い連鎖』ができています。

活動が求心力を生みます。

そのためにも、活動の場やフィールドを作っていくことが重要ということですね。

人が集まり、体力や賑わいがあるから、次の活動が展開できる。
そんな好循環でもあります。

依頼を受けてなのか、自発的になのか、色んな作り方はありますが、まずはアウトプットの仕方をまずは企んで進んでいけると良いですよね。


先輩の話をインプットして、
僕自身の「活動」や「環境」があること、
活動の場があるが故に、人が集まり、仲間がいること。

これらへの『感謝』という姿を変えたアウトプットになりました。

また、「こうした気持ちや理念を大切にして活動していく」というアウトプットになりそうです。


感謝・・・★

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