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『まちづくり協議会』の総会で感じたこと

昨夜、ぼくの住んでいるまちの『まちづくり協議会』の総会に、構成員のひとりとして出席しました。
これまで、いくつかの地域のまちづくり協議会の総会に、仕事やNPOの活動にて出席してきたことはありましたが、自分のまちでの総会に出席することは初めてでした。

ぼくは、中学校の『おやじの会』の代表として総会メンバーの一員になっています。

『まちづくり協議会』って何?
と思われている方ばかりかと思います。
北九州市方式で、全国的には珍しい組織かと思います。

地域団体と言えば、
住民の自治機能である、自治会・町内会であったり、
全国的な組織でもある地区社会福祉協議会、
国の機関でもあります民生委員・児童委員さんであったり。

地域には様々な団体、機関、人がいますよね。
子ども関係でも、学校やPTAや、保育園、幼稚園などもあります。
活動団体でも、婦人会や老人会、青年団、消防団などもありますかね。

全部、個別バラバラに組織・活動されていますが、
『まちづくり協議会』という総合体を組織して、予算の執行を含めて、校区という単位で横断的に活動していける仕組みです。

なので、まちづくり協議会は、ネットワーク的な組織であり、肉の無い組織です。
分かりやすく言うと『屋根』や『傘』であると説明されてきました。

中身がなく、その傘下に各団体が入り込んで横断的に活動するという組織体系ですが、
上に添付している市の説明資料が従前とは書き変わっていて、とても良いです!

それは、以前からあった論点で、
『屋根ではなく、土台だろ!』
上の説明資料がそうなっていますね。
上から被せるような組織ではなく、各団体がまちづくり協議会の土台の上で、より一層活躍できるようにする『大地』であるということですね。

地域団体での肉となる組織の筆頭は、自治会・町内会ですが、このまちづくり協議会(通称:まち協)との違いがあまりピンときていない人も多いのではないでしょうか?

また、北九州市は、ほとんどの小学校区で、『市民センター』というコミュニティ拠点となる建物が設置されています。
この各校区の市民センターが、まちづくり協議会の事務局となっています。

全国的には、中学校区単位で整備されている公民館と同じ機能ではありますが、ほぼ倍の数が整っています。


前段が長くなってしまいましたね・・・。
昨夜、まち協の総会に出席して、色んな話がありました。
昨年度決算や今年度予算、役員の選任などの定例的な議決があった後に、意見交換の場面がありました。

各方面から、様々な視座でまちのことを想われ、日頃から活動されている皆さんのご意見は、大きく頷くものばかりでした。

お年寄りの見守り、声かけ、サロン活動のこと。
子ども達の登下校の安全管理や自転車マナーのこと。
今年こそ、お祭りがしたいということ。

このまちで、みなさんが想いをもちながら、ご尽力されている声が聴け、とても嬉しく思いました。
これまでの面識なく、初めてお見かけする方もいらっしゃいましたが、皆さんの各方面でのご活躍を知ることができ、とても良い機会となりました。

子ども達の自転車の乗り方についての話題がありました。
たまに危険な場面を見かけるとのことでした。
校長先生から、4年生の授業でも指導の場面がある旨のご説明がありました。

そこで、ぼくから、
『自転車の乗り方なんて、学校教育に委ねるものじゃないと思います。PTAやおやじの会など、保護者どうしが話題にだして、我が子たちの安全を確保していきたいと思います』と発言させていただきました。

自分たちのまちを想う気持ち、
このまちの子ども達を大切に育てていきたい気持ちは、
みんな同じ想いだと思います。

こうして、横に繋がりあって、意見交換し、自分たちのまちが、より良いものになっていけば良いなと思っています。

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