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いつも、気をつけておかないといけないと思いつつも、
いつも、なかなか上手くいきません。
とても難しいことなんですが、書いていってみたいと思います。

仕事でも、何らかの活動でも言えることです。

複数人で、
何か一緒にやっていこう
としたときに、
それぞれの関わり方のバランスやトーンっていうのは、必ず違います。千差万別です。

とても主体的に感じている人もいれば、
自分は付いていくだけって思っている人もいるかもしれません。
もしかすると、「手伝ってやってる」っていう人もいれば、
しぶしぶ「付き合わされてる」っていう人もいるかもしれません。


協働のあり方や、
連携のカタチも、その都度あるのでしょうが、
根っこの部分からの合意形成が何より重要だと、つくづく感じます。


冒頭のイラストは、ふうちゃん|noteさんの作品を使用させていただいています。ありがとうございます。

①参画動機は?

まず、その複数人で検討・行動していくにあたり、
そのメンバーに入っている動機が何なのかです。

半ば強制的な動機であれば、
もしかしたら、すごく否定的に捉えている人もいるかもしれません。

無理矢理連れてこられたのか、
それとも、何らかの意思があって関わっているのか。

ここに動機が見出せない場合は、深く深く掘り下げて対話をしていくしかないですね。
まず、ここが一歩目です。


②課題や目的を共有する

まず課題があって、その次に目標があって、目的があるんですが、
表裏一体なことが多いので、いっぺんに書きます。

いきなり「手伝ってくれ」とか言われても、
こき使われるのはイヤだしなぁという感じになってしまいます。

課題を真ん中に置き、
その課題に向かって、肩を組んで横並びに見つめて、ともに歩みを進めていこうという『共感』が生まれます。

こうした『共有』をする段階がとても重要です。


③山崩しのようにひとつずつ

目的や実施していきたいことは、
それぞれの頭の中では、必ずバラバラです。

みんなが自分の言いたい放題、やりたい放題すると、もうチームはバラバラです。

どこに合意形成やチームワークを見出していくのか。。。

対話・議論しかないのですが、
なるべく意見や思考を具現化して、重ねていくことです。

それぞれの意見を因数分解して、重なる部分を探したり、
少し逸れてしまった意見を小分けに切り離したりして、議論のポイントを明確にしたり。
これらはファシリテーターの腕の見せ所という感じですが。

そこでいつも大切にしている感覚は、
『山崩し』のようなイメージです。

合意形成の議論というのは一足飛びには絶対に行きません。

(たまに、最後までのゴールが見通せたときに、何だか納得~とかいって合意形成したように見えるんですが、どこかしらから共感できないという部分が漏れ出てきたりします。)

そこで、『山崩し』
山崩しというのは、砂場で遊んだことありますよね?
砂の山を作って、てっぺんに枝なんかを刺して、砂を順番にとっていく遊びです。枝を倒した人が負けっていうやつですね。

自分で、これを書きながら不思議に思ったのは、
議論なんかは積み上げていくものだから、どちらかというと山を作っていくようなアプローチのはずなんだけど、
ぼくの感覚としては、山崩しのように削っていく感じです。(面白いですね)

沢山の意見、散逸した思考。
まず課題の共有や、大目的の合意。
重なっていくところを、ひとつずつ確認し、合意形成していきます。
少しずつ少しずつ山を削るように、
「ここは合意したことで良い?」というように削り取っていく作業です。

一足飛びにはいかないから、
ひとつずつ確認しながら。



ちょっと抽象的な記事になってしまいましたね。
書ける具体例が今後ありましたら、記録しておきたいと思います。

ぼくの場合は、言い出しっぺであったり、ファシリテーターを務めることが多いので、こうした感覚的なところはとても大切にしています。
(でも難しいから、自戒を込めて書いてみました)

協働においては、とてつもない力を発揮する要素を秘めています。
焦らずに、ひとつひとつ合意形成しながら進めていければと思います。


今日もご覧いただきありがとうございました。
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