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#185 思考力とは想像力である
ARINAが運営する教育メディア「おうち教材の森」による、中学生以下の子どもを持つ保護者に「学校へ期待すること」を訊ねたアンケート調査結果によれば、保護者が望むのは、子どもたちの「思考力を育てること」だそう。
保護者の思いとしては
・自分で考えて行動する。できるようでできないことだと思うので小学生のうちから身につけられたらいいなと思ったから。
・現代は、ネットで調べればすぐ答えが出てしまう時代なので、思考力がとても落ちていると感じる。このままでは思考力が育たないので、学校ではたくさん考えさせて欲しい。
・物事を漫然とこなすのではなく、なぜそう考えるのか、なぜそれが必要かなど、思考のプロセスを学んで欲しい。
などがあるそうです。
個人的に気になるのは
保護者が考える「思考力」とは何なのか。
思考力とは決して教科・科目で「高得点が取れること」と同義ではありません。
思考力にも様々なジャンル(アナロジー思考、批判的思考など)がありますし、状況によって用いる「思考力」は異なります。
私が思う思考力とは「想像力=問いを立てる力」だと考えています。思考力は全て「自分が解決したい問い」から生まれます。そして、問いを立てるために必要なこと。それは「想像する力」です。
空を飛びたいな
この数学の問題を解きたいな
お母さんに僕の希望する進路に共感してもらいたいな
そんな様々な問いを浮かべることが、思考力の第一歩だと思うのです。
「〜思考力」は各教科・科目を学ぶ上で必要なだけではなく、日々の生活の中で私たちが何かを考える際、非常に役に立ちます。
ですが、そこに問いが存在しなければ、「〜思考力」は無力なのかもしれません。
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