発明家 Ricky

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発明家 Ricky

こちら「ソウゾウ」のアカウントでございます。 普段は好奇心と探究心に身を任せ、想像と創造の循環の中、21世紀のダ・ヴィンチを目指しております。 発明家であり科学者、その本質は冒険家。その思考の過程、「ソウゾウ(想像と創造)」の産物を共有していきます。

マガジン

  • STARTUPS

    • 231本

    DMM.make AKIBAで活動するスタートアップの皆さんの活動をご紹介しています。

  • 発明論

    発明とは何か。発明の意義を考察する。

  • 風土をゆく - 文明論的紀行 -

    日本を代表する小説家・司馬遼太郎の『街道をゆく』にならい、私がフィールドワークを行なった地域の文明論的考察を行う。と言いつつも、そこまでたいそうなものを書くほどの腕前はないので、単なる紀行になるかもしれない。

  • ゆらぎと混沌

    • 0本

    言語化・記号化などのあらゆる限界を超えでた新時代の思考を啓蒙。

  • 【東西の対話】慶應SFC井筒俊彦研究会

    <東西の対話:エラノス会議と井筒俊彦> 「Genio Loci Ignoto: Toshihiko Izutsu ex Eranos」はCreative Week 2022にて展示した作品から始まったプロジェクトです。慶應SFCの井筒俊彦研究会での研究活動などを報告していきます。

最近の記事

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【慶応SFC流】『休学のすヽめ』 学生よ、休学せよ。 #0

「休学のすヽめ」を編纂しようと思った理由は2つある。一つは自分も休学しようとしていること、もう一つは休学に関心がある人たちの声だ。 自分も休学をしてみたいと思ったが、それらのハウツー的な記事はあるものの体験記のようなものは見つけられなかった。そこで今回、自分が休学を検討する上での相談と休学経験者の体験のインタビューを兼ねて記事としてまとめることにした。 それがこの「休学のすヽめ」である。 モラトリアムの時期にある学生にとって休学は自分を見出す絶好の機会と言える。海外では

    • 【雑記】相談できる相手: 友人の境界から待ち人へ

      メモ書き程度に。何かしらトータルに相談できる相手としてメンターというのは欠かせない。私もある篤志家に会った時に「君にメンターはいるのか?」と聞かれたのだが、うーん、どうだろうという感想だった。というのはプロジェクト単位ではメンターというのはいるわけで研究指導員とかものづくりとか、専門のプロ、その領域において頼れる人というのは結構知っている方なのだが、もっと引いて見て、世界とか歴史とかそこに立つ私と人生みたいなトータルで相談できる相手というのはなかなか見つからない。 以前、カ

      • 会話を聞き取る時、我々は全て覚えているわけではない。試しに日本語の文章を聞いて見てほしいが、一言一句覚えていることは少なくて、文章の意味を<印象化(意味化)>して理解している。ただ聞こえた文章が即時に自分の音と一致している。つまりコード化とコノテーションを同時に行なっているのだ。

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          誰も読まなくて良い ただもし読んだなら、あなたも当事者のひとりだ 絶対に記号の羅列として消費してはならない 私は根っからの科学少年である。だから高校時代、私は数オリにも出たかったし、物オリにも、ロボット大会にも、テクノロジーの国際大会にも出たかった。しかし高校の教員はそんなものは受験に必要ないとして断じて禁止させられた。それらのコンテストは学校発という体制(つまり学校から申請して参加できる体制)になっているがゆえに、学校がそれをさせないのなら、私は決してそのような大会に出る

        • 固定された記事

        【慶応SFC流】『休学のすヽめ』 学生よ、休学せよ。 #0

        • 【雑記】相談できる相手: 友人の境界から待ち人へ

        • 会話を聞き取る時、我々は全て覚えているわけではない。試しに日本語の文章を聞いて見てほしいが、一言一句覚えていることは少なくて、文章の意味を<印象化(意味化)>して理解している。ただ聞こえた文章が即時に自分の音と一致している。つまりコード化とコノテーションを同時に行なっているのだ。

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        記事

          ロッカーに隠した私の心

          ロッカーに隠した私の心 疲れてしまったから閉まっておいた 飽きてしまったから閉まっておいた 病むのにも体力はいる 悩みは尽きない だったらと全部閉まっちゃった でも一部だけ隠すとかできなかった 素敵な心も病める心も同じ心だから このロッカーはたてつけが悪い 中からドクドク音がするし 時々こぼれ落ちてしまう そういえばロッカーに閉まったのに 閉まったところを覚えていないな 心ってどんなかたちだっけ 少しだけでも覗いてみようか このロッカーには鍵がな

          ロッカーに隠した私の心

          【雑記】解釈学の前に文献学を。

          いくつかの論考で人文社と数理工の学問融合を図る上で、解釈学的な理解ということを述べてきた。これはソシュールの記号論に端を発し、エーコなどのラディカルな記号論も経つつ、大きな潮流としては文化記号論というものがその可能性を暗示していた。最も暗示していたというくらいだから、現在となってはメインストリームになった感覚を持たない。ポスト構造主義が大きく台頭し、記号で語るというのはあまり重要視されていないように思う。それよりも大きな関心ごとはチョムスキーだったり、短期的なテクノロジーの話

          【雑記】解釈学の前に文献学を。

          【雑記】解体の学と技術の学

          私は小さい頃から根っこからの科学好きである。しかし高校生の頃、数学と物理の授業が嫌いだった。化学はなおさら嫌いだった。数学も物理も化学も好きなのだが、あの「授業」という形式がとてつもなく嫌いだったのが。教育という名の通り、教え込まれるあの感覚。先生どもは全てを知ったかのように、それを確定した物事として叩き込んでくる。この違和感がとてつもなかったのだ。そういう場所では数学における公式というのは覚えて使うためのものだし、物理ならなおさらその色が強い。化学に関しては暗記だという。科

          【雑記】解体の学と技術の学

          【雑記】君主論あるいはエリートの精神

          巷にはたくさんのリーダー論が溢れているが、現代ほど組織というものが身近に感じられるような時代がなかったからだろうか。会社の誕生とそこに関わる部署の設定、組織化というものが国を中心とした体制ではなく、創業への関心から行われるのは大変興味深いことだ。でも一方で、組織を先導する人間というのは本来君主の器にある人間、エリートと呼ばれるような人物に与えられてきたものだ。そのためのナレッジが共有されないまま手探りで組織を先導するのは大変難しい。 これを支配と呼んでも良いのかもしれないが

          【雑記】君主論あるいはエリートの精神

          【雑記】行動の離散性を連続化する

          普通、人間の行動は不連続の連続というような事態で構成されている。 例えば今日は何をしたか。朝起きて、ご飯食べて、歯を磨いて、身支度して、学校にいって、帰ってきて、塾に行って、ご飯ん食べて、お風呂入って、寝る。みたいなことになるはずだ。 このように我々は一連のの動作で構成されている行動を<印象>というものを念頭に言語によって分節するのである。これは人間の認識的な土台が言語によって構成されていることを意味し、連続的なものを扱えないことを意味する。 しかし連続的なもの、そのも

          【雑記】行動の離散性を連続化する

          【雑記】思想は何者にも遮ることはできない

          『炎のアンダルシア』とはイスラムの大哲学者アヴェロエスを中心に当時のムワッヒド朝のアンダルスにおけるカリフ・マンスールの権力転覆が行われた12世紀末の舞台を取り上げた映画である。アヴェロエスはアリストテレスの注釈書を書いた人として有名であったが、彼の主張である哲学と宗教は姉妹であるという思想は後に危険視され焚書となった。彼の主著のひとつ『矛盾の矛盾』の邦訳の帯には「アヴェロエスを追放したイスラム圏は衰え、彼の書に学んだ西欧はルネサンスに進んだ」という帯がつけられたほどだ。実際

          【雑記】思想は何者にも遮ることはできない

          【雑記】眼高手低:思想と技術の次元の略述

          眼高手低という言葉がちょうどTwitterで話題になっていた。小学館・大辞泉によると「理想は高いが実行力が伴わないこと。特に、批評する力はあるが創作力がないこと。」という意味だそうだ。創り手なら誰しもが抱える悩み。ここをうまく表した言葉を知らなかったが、眼高手低とは非常に興味深い。 ものづくりにおいて、職人を目指す人でなければ考えること(思想)と作ること(技術)のバランスは常に悩みの種である。特にHCI系ではそのような悩みが強い。なのでプロトタイピングというか、PoCできる

          【雑記】眼高手低:思想と技術の次元の略述

          【雑記】死なない方法

          最近メモしていた死なない方法を略述する。 第一に私はいつ死ぬかわからない、ただしいつ何時でも死ぬ。 我々生命にとって、いや生命の操縦士たる意識あるいは精神にとって、唯一確かなのはどうやらこの生命というものには終わりがあるらしいということだ。死はいつも身近なところにいる。虫を殺して動かなくなるのを見て知るのか、身近な親族が亡くなって知るのか、わからないが、我々は生命の限りを知っている。 だから夜眠れないことも多々あったのだ。目を覚ましていた時、死んでいたらどうしようか。ま

          【雑記】死なない方法

          【雑記】私と結合術:バベルの図書館と華厳経、あるいはアルス・コンビナトリア

          淡い記憶に沈みゆく中で微かに煌めくイマージュというものは誰にでもある。大学の授業も同様にあれだけの時間を過ごしておいて印象的なものというのはごくわずかだ。だがそのごく一部の印象的なことが後々に大きな問いかけとなって現れることがある。 SFC入学したての秋に受けた「デザイン言語実践」という授業で私はそのような体験をした。デザイン言語というのはデザインを言語と同じように身体的に扱おうではないかという総合大学ではじめてデザインを扱ったSFCにおける学問的ムーブメントのひとつつであ

          【雑記】私と結合術:バベルの図書館と華厳経、あるいはアルス・コンビナトリア

          【雑記】科学と数学を未分化としての文化へと持ち出す

          普通は数学や科学というものの誕生を語るときは、哲学が持ち出される。すなわち、近代科学以前というのは古代ギリシャ哲学のアルケーに代表される自然哲学であり、また数学における思索というのもピタゴラス学派や論理学と密接した哲学的営みであった。 だが私はこれだけではその本質が足りないと思う。真に科学と数学を見つめ直すには、それを風土-文化的次元にまで落とし込まないといけないと思う。すなわち、科学と数学は文化が産み落としたという主張だ。プロテスタンティズムに引っ掛けたマートンテーゼやピ

          【雑記】科学と数学を未分化としての文化へと持ち出す

          【雑記】なぜそこまでしてSFCにこだわるのか?

          これもそんなにここで書こうとは思わないけど、シンプルにSFCにポテンシャルがあると思っているからだ。ただやるべきことをやってないからこそ、その本来のポテンシャルが発揮できていないと私は考えているのである。それらを再発明することが、私の現行動である。 教員そしてOBOG、施設、環境、わずかな面白い学友たち。そういった人たちが、運営ルールだとか同調圧力だとか抑制だとか、くだらない理由で本来のポテンシャルとシナジーが発揮できていないことを私はただただ悲しく思うのだ。 やるべきこ

          【雑記】なぜそこまでしてSFCにこだわるのか?

          【雑記】SFCで大学生の青春を送る方法!!

          ※ 受験生・新入生は見ないでください。これは人生イージーモードの人たちのTips集です。投稿主の主張ではありません。SFCの民意です。 やぁー!!SFCへようこそ!ここでは最高の仲間と最高の環境が君の人生を素晴らしいものに変えるよ!人生の夏休みを最大限楽しもう!!(これはSFC本部で黙認されている㊙️情報だよ!) 車の免許は早めに取ろう!SFC生たるもの、車の免許は早めに取ろう!SFCは確かに田舎にあるから大変だけど、車さえあればどこへだっていける!授業終わりには伊豆や箱

          【雑記】SFCで大学生の青春を送る方法!!