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元AV女優の肩書きを背負いながらも、ごく普通の生活をして生きています。

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元AV女優の肩書きを背負いながらも、ごく普通の生活をして生きています。
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#0　自己紹介

初めての投稿です。 私の事について少し書きます。 年齢は20代後半。元AV女優という十字架を背負っており、今現在はごく普通のありきたりな生活を楽しんでいます。 このnoteには、自分の身の周りに起こった出来事やその時の感情、沈黙を貫いてきた事、普段考えている事を書き起こしていきます。 読む人によっては夢が壊れてしまうかもしれませんが、こんな人の人生もあるんだなあ、と認知してもらい、気楽に楽しんで頂く事が出来ると嬉しいです。 私の人生を公開する事で、自分の生き方に悩ん

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    • ♯13　私がAV女優になる前、正社員だった頃

      私が正社員だった頃、毎朝6時には起きていました。 身支度が終わると、人がぎゅうぎゅうになった電車に揺られて、脳が半分寝ている状態で会社へと向かうのです。 会社の建物はそれはそれは大きく、何より人が多かったのをよく覚えています。 社員数は1万人程の会社だったので、不思議な事に同じ会社に勤めているにも関わらず、殆どの人の顔と名前を知らないのです。 当時は初めての就職で、正社員になるとこんな感じなんだなあ、と新鮮な気持ちで物事を捉えて見ていました。 そもそも何故、この会社

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      • #12　AV女優を辞めて今の生活になってみて

        AV女優を辞めてから長らく時間が経過していますが、何だか肩の荷が下りました。 本当に、この一言に尽きると思います。 ずっと普段から気を張って生きてきましたが、もういいんだ、と少しずつ思える様になり、結果、気が楽になったという事です。 現状、解放感と共に虚無感にも襲われています。 人生を捧げて頑張ってきた職から離れる時、これはどの業種の方も同じ解放感を味わうのではないでしょうか。 必死で駆け抜けてきたけれどあっという間だったな、と毎回、何かをやめる時に思います。 そ

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        • #11　NGプレイ項目の解禁で気付いた自分の弱さ

          AV界隈には、NG項目の“三大”と呼ばれるものがあります。 敢えて挙げませんが、調べると恐らく直ぐに分かると思います。 女優さん個人ではなく、事務所自体がそれをNGとしている場合もあります。 場合によっては、申し出のあった女優さんのみ、それらの内容がある作品に出演をしたりする事もありました。 私は、現役でバリバリ活躍している女優さんの中では、通常よりもNG項目は少し多かったと自分で思っています。 そんな中、解禁作品を撮らないか、と話がくる事も多かったりします。 正

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        #0　自己紹介

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        • ♯13　私がAV女優になる前、正社員だった頃

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        • #12　AV女優を辞めて今の生活になってみて

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        • #11　NGプレイ項目の解禁で気付いた自分の弱さ

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          #10　デビュー作として初めてAV撮影が行われた日

          今回は、ほぼ箇条書きに近い形で言葉を綴っていこうと思います。 通常、デビュー作の撮影に処する時間といえば、大手メーカーでは2、3日程度と言われています。 私の場合は、毎日早朝から夜中までの時間を使い、4日間に渡る撮影が行われました。 「今の時代でそんなに時間を掛けた撮影の話は聞いた事が無い」とよく言われてきました。 何故4日間だったのか、今でもその真相は謎のままです。 茶色だった髪の毛は美容院へ連れて行かれ、黒く染められます。 当然の如く、前日の夜には一睡もできず

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          #10　デビュー作として初めてAV撮影が行われた日

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          ♯9　大食いだった私の体型維持法

          体型維持の為に食生活に気を付けていたのかと聞かれると、常に頭の片隅には入れ意識はしていたものの、実はそこまでの努力はしていませんでした。 何故しっかり食事制限を出来なかったかと言うと、現役時代の私はとにかく食べる事が大好きだったからです。 そんな大好きな食べるという行為、人間の三大欲求のひとつを無理をして制限する必要は無いのかも、と徐々に思い始める事により、好きな様に食事を摂る生活へと変わっていきました。 ただ、夏になると不思議と毎年痩せるサイクルがあったので、そこへ便

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          ♯9　大食いだった私の体型維持法

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          ♯8　大人気シリーズ【時間が止まる】の裏側

          これは男優さんがアイテムの特殊能力を利用し、時を止め、その間に女の子がいたずらをされるという某有名メーカーの大人気シリーズの撮影の時の話です。 もう、タイトルを聞いただけで楽しそうですよね。 初めてこの“時が止まる”シリーズの撮影に参加する際、やはり心配だったのはその場で動かずに固まり続ける事が出来るのかどうかでした。 当然、時間を止めるなんて事は我々人類の成せる業ではありません。 よって、自分達でタイミング良く動きを制限しなければならないのです。 体は何とかじっと

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          ♯8　大人気シリーズ【時間が止まる】の裏側

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          #7　高橋がなりさんとの面接にて追い込まれる瞬間

          都内某所、某日、大規模な面接が行われていました。 ある一つの広い部屋にがなりさん率いる会社陣が集まっており、そこに1人ずつ女優さんが投げ込まれてゆくのです。 それが定期的に行われているものかどうかは新人の私には分かりませんでしたが、いつもの会社の雰囲気とは違う事だけは分かりました。 その日の内に沢山のマネージャーさん、女優さんがそこへ訪れていました。 私もその集められた内の一人で、面接される側の立場に居ました。 面接の控室では、「グロスを沢山塗って、思わずキスがした

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          #7　高橋がなりさんとの面接にて追い込まれる瞬間

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          #6　今、一番楽しいと思う事

          今の私が一番楽しいと感じる時、それは自転車に乗っている時間です。 買い出しや移動には、殆ど自転車を利用しています。 いえ、殆どでは無いですね。 今やもう全てが自転車での移動になります。 外の気温や空気感は過ごしやすい時期となり、爽快と風を切り、自転車を漕いでいるのが何とも心地良いのです。 目的地が少し遠くの距離だったとしても、涼しい夜の時間帯を選び、自転車で走ります。 雨の日には、カッパを着用して乗ります。 とにかく自転車に乗ります。 東京都内には道行く人も多

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          #6　今、一番楽しいと思う事

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          ♯5　変わっていく周りの人と変わらない私

          私が私のままでいられる様に、自我を保ち続けられる様に、外敵から自分を守れる様に、AV女優になる前から密かに決めていた事がありました。 「常に俯瞰で物事を見る」 「AV界隈には親しい存在を作らない」 「どんなに辛くても与えられた仕事を全うする」 「新しい事にはなるべく挑戦してみる」 ざっくりと分けてこの4つです。 改めて並べて見てみても、どれも大切な事の様に思います。 最初の2つの項目に至っては、その時の状況に応じて少し曖昧にしてしまった時もありましたが、基本的に

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          ♯5　変わっていく周りの人と変わらない私

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          #4　AV女優として生きる事を打ち明ける

          AV女優として生きていく事を決めた日、その先の事を考えていました。 どういった気持ちで今を過ごせば良いのか、正直、分かりませんでした。 親には当然言える筈は無いのですが、周りの友人達には打ち明けるか打ち明けないか、打ち明ける事により何が変わりそうか、という事を夜な夜な考えます。 気持ちは、“打ち明ける”という方向に大きく傾いていました。 人に嘘をつくのが好きでは無かった為、ある時、自分の中に話す以外の選択肢はそもそも無かった事を認識するのです。 どんな事を言われるの

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          #4　AV女優として生きる事を打ち明ける

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          #3　一日の過ごし方は至って普通

          最近はというと、引っ越しの準備に明け暮れている。 気兼ねなく外を出歩けなくなった今、やれる事も限られてきてしまった。 物を捨てて、レア物は売って、を繰り返す。 引っ越しの準備の合間には、料理をする事で気分転換をしている。 “自炊という行為には生産性が無い” という意見を振り翳している人も居るが、まあ人生楽しむ事が一番なので、生産性は兎も角、楽しく料理をしている。 自分の中で外食ブームのきている時は外食ばかりしているし、自炊ブームがきている時はひたすら自炊をしている

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          #3　一日の過ごし方は至って普通

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          ♯2　恋愛観の変化を経て

          “恋愛”とはいっても、私は片手で数えられる人数の異性としか、そういった特別な関係になった事が無い。 それらを比べて語れる程の経験はしてきていないのだ。 そんな数少ない経験の中での話しか出来ないが、折角、リクエストを頂戴したのでこれを書いていこうと思う。 恋愛経験では無く恋愛“観”であれば語れる筈だ。 昔と今現在の恋愛観で比べてみると、変わっていない事と変わった事がある。 変わっていない事は、恋愛をする度にその相手に尽くそうと思う精神。 どうやらこれは悪い事らしい。

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          ♯2　恋愛観の変化を経て

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          ♯1　AV女優になった私のお金の価値観

          毎月、収入が安定せずに変動幅がある職の事を水商売と呼ぶ。 水商売に就くと、就く前に比べて収入額はぐっと上がる。 突然使えるお金が増えた事により、そのお金の使い方が分からずに、大金を手に入れたのにもかかわらず人生を破綻させてしまうという話をよく耳にする。 人生を破綻させてしまう人、それは“金銭感覚が狂ってしまった”人だ。 結論から言うと、私のAV女優になる前となった後のお金に対する価値観は、自分的には変わったつもりはない。 収入で言えば、正社員として会社に勤めていた時

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          ♯1　AV女優になった私のお金の価値観

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