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『新型コロナの科学』を読んで
新型コロナウイルスについては、断片的な情報があちこちで出回っているものの、体系的に整理された情報がなかったため、専門家に薦められてこの本を読んでみました。
新型コロナについては、「このような対策を取って下さい」という情報ばかりで、そもそも新型コロナウイルスとはどのようなもので、科学的にはどのような性質があり、どのように感染するのか、科学的分析結果や統計データはどうなっているのか、日本の対策はどの
東京がいいか地方がいいか
私は、関東で生まれ育ち、大学・大学院と東京で過ごし、働き出してからは地方都市で暮らしている。
正直、就職する際は地方でいいのか迷ったし、働きだしてからも「もし東京で働いていたらどうなっていたかなあ」と時々考えていた。
そんなこんなで地方で生活をはじめて10年。
最近ようやく結論を出せた気がする。
東京じゃなくて正解だった
自分は、「やりたいことをバリバリやる」というよりも「いろんなことの
弁護士業務≒書道・茶道
間もなく弁護士10年目
最近、自分なりの仕事のやり方というものがそれなりに見えてきた。
自分にとって、法的に検討して、書類作成などをすることは、思っている以上に静謐な環境下でないとうまく進まないことに気付いた。
世の中で弁護士の仕事というと、誰かを目の前にして口でやりこめるイメージかもしれない。
でも、実際のところ、机の上で法理論についてどれだけ落ち着いて考えられたかということが一番大事。
なぜ家を建てる前に弁護士に相談しないのか?
「住宅は人生で一番高い買い物」である。
皆、夢を描いて住宅建築をはじめる。
しかし、住宅建築はリスクの宝庫である。
労働問題はその職場と縁を切れば終わり、相続問題はもらえるものをあきらめれば終わる。
が、住宅トラブルはそうはいかない。
生活の基盤である家にトラブルを抱えていると生活すべてに悪影響を及ぼす。人生が壊れる。
そして、住宅トラブルは家が建ってしまってからでは解決が難しい。
裁判所は真実を明らかにする場ではない
こう聞いて驚く人もいるのではないでしょうか。
でも実際そうなのです。
裁判所は真実を明らかにするための場ではありません。
さらに言うならば、善悪を判断する場でもありません。
特に民事裁判においてはそれが顕著です。
民事裁判では、裁判所は「法律の要件にあてはまる事実が証拠から認められるか」にしか興味がなく、それを判断するのみです。
「なぜそのトラブルが起こったのか」とか「関係がこじれた原
noteで何を書こうか
前々からブログでもやろうかとは思っていたけれど、なかなかきっかけがつかめず。
コロナの状況も落ち着き、諸々のタイミングが合ったのでnoteはじめてみることにしました。
せっかくここに書くのだから、自己満足だけで終わらないような内容にしたい。
最近改めて思うのは、「法律の世界の仕組み」と「普通の人の考え方」というのはかなり違うということ。
このギャップが、トラブル解決の大きな足かせになる。