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「自分の名前」を疑え

前記事を書いた勢いで、もう一歩進んで疑い方を考えてみる。

面倒なトラブルになるのは「自分に不利な書類にサインしてしまった」というケース。

よく聞く言い分は

そんな話は聞いていない

そんなところまで読んでいない

無理に書かされた

形だけのものと言われた

後から変更できると言われた

などなど。

これらはいずれも通らないことが多い。

あなたの名前がサインされた書類が出てくると、

サインした=不利な内容も含めて承諾した

と評価される。

あなたがどう思っていたかはほとんど関係がない。

これが社会の仕組み。

ポイントは「名前がサインされている」というところ。

反対に、どんなに不利な内容でもサインがなければ負けない。

サインするはずだった

口頭でわかったと言っていた

内容を説明した上で渡した

こんな言い分は通らない。

サインがない=承諾していない

と評価される。


書類にサインを求められたらその場でサインすることはとても危ない。

相手がどんなに大企業でも、公的機関でも。

必ずいったん持ち帰って中身に目を通すこと。

意味がわからなければ専門家に見てもらうこと。

特に、年収を超える額が書かれた書類を読まずにサインすると人生が壊れるリスクが高い。

自分の名前のサインを求められたらしっかりと疑い、納得できるまでサインしないこと。


「自分の名前」を書くときは必ず疑え

あなたのそのペン先には人生がかかっているかもしれない





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