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【インタビュー】「#おうち時間」で自分と向き合う

今回はこの2ヶ月の自粛生活について、フランス留学経験のある
nanaにインタビューしました!

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ー仕事が無期限の休みになって、時間を何に使おうと思った?
まずは突然できた長い休みを喜びました(笑)
そして何をしようか考えて、今までおざなりにしてきたフランス語に取り組むことにしました。
机に向かうだけでなくて新しいことにも挑戦したかったのですが、直接人と話すことにはまだ自信が持てません。そこで、ビデオを撮ってみたら楽しいかもしれないと思い立ったんです。

ー実際にIGTVやYouTubeで動画を発信してみてどうだった?
はじめのうちは気楽で楽しかったです。

ーもう楽しくない?(笑)
やっていくうちに、「面白い」「つぎも楽しみ」と言って貰えるようになりました。嬉しかったですが、プレッシャーに感じてしまうところもあって。
自分の勉強のためにやっていることだし、完璧を求められているわけでもないのに「失敗したくない‼︎」と強く思うようになってしまったんです。
だんだんと楽しめなくなっていったし、一本の動画にものすごく時間がかかるようになってしまった。長いビデオの投稿もあっさりやめてしまいました。
完全に悪循環に陥ってしまい、自分の置かれた状況に悪口を言ってはやる気をなくす………

ー具体的にどんなことがネックになっていた?
自分は語学習得に向いてないとか、留学とか奨学金とかで借金が多すぎてフランスへ行くための貯金なんてとてもできない、給料が低すぎるのがいけないとか。

ーいまは前向きになれてる?
この自粛期間で、日本語を勉強しているフランス人とたくさんお話しすることができました。同じように言語を勉強している人たちと話すことで、どんな環境・状況でも学び続けることはできると思い出すことができました。
常に同じやり方でなくてもいいんだ、その時その時で楽しめるやり方でいいんだ、と気づいて、肩の力がすっと抜けていきましたね。

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この自粛期間、できないことがたくさんありましたが、自分と向き合って考える時間もたくさんありました。この2ヶ月で考えたたくさんのことを忘れずに、転んでしまいそうになった時の杖として、押しつぶされそうになった時の盾として、大事に持っていようと思います。


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