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仕事は自分を表現する舞台 No.242

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2021年8月31日 「DAYONE日記」No.242
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、毎日発信します。
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最近、入浴する時にスマホを防水ケースに入れて風呂へ持っていき、音楽を聴いたりKindleで本を読んでいます。そして、歯磨きをしながら…(笑)

昨日も宇多田ヒカルの「One Last Kiss」の曲を聴きながら、頭を洗っていると、ふと感じたことがあったのです。

宇多田ヒカルという歌手は、この歌を通して自分を表現しているのではないか?

ということです。

アーティスト、つまり、歌手は、我々に対して良い音楽を提供してくれている一方で、音楽を通じて自分自らを表現している側面もあるのではないかと感じたのです。

曲をリリースするというのは、音楽会社の戦略もあり自由にイメージしたものが出せないのかも知れませんが、少なくとも、今の自分が伝えたいことや表現したいことは楽曲にのせることができるはずです。

それは、ある意味、「自分」という存在を音楽という手段を通じて表現しているのです。

そんなことを考えると、「芸術家やアーティストと呼ばれる人は皆そうではないか?」と思うようになったのです。

「自分が感じているものを表現する」

まさに表現者なのです。
そして、スマホをみるとKindleのアプリが見え、それを見た瞬間に小説家、作家も同じ表現者だと思えてきたのです。

そうなってくると、想像が膨らみ、術からず、仕事、ビジネス、その他全ての人間行動というのは、自分を表現する表現活動の要素があるのではないかと考えが広がってきました。

仕事やビジネスでも、自分が考えたアイデア、企画、仮説を形にする作業、そして、それをお客様に提供する。

そう考えると、表現者としての要素は多分にあるのではないかと思います。

昔ある雑誌の中で、三井住友銀行の元頭取のインタビューで印象に残った言葉があります。

「仕事とは自分の人生を表現する舞台」

という表現です。

人は、仕事やビジネスを通じて自分を表現しているのです。大きく捉えるなら、自分の生き様を仕事に投影しているのです。

それは、アーティストや表現者と同じです。
仕事という手段を通じて、自分を表現しているのです。

それは、別にビジネスに限らず、スポーツの世界、政治の世界、音楽の世界、芸術の世界など何でもそうだということです。

あらゆるものを通じて、実は自分を表現することができるのです。そう考えると、楽しくなってこないでしょうか?これは、少し考え方を変えただけなのです。

例えば、仕事でも、ただ単に指示されたことだけをやるのではなく、仕事も自分を表現するための手段だと考えれば、今までより違った感覚になるはずです。

そして、自分を表現できる要素はないかと考えながら仕事に向き合うことができるはずです。ある意味、前向きに捉えることができるのではないでしょうか?

大事な考え方として、音楽をやっている人や芸術をやっている人だけがアーティスト・表現者ではないということです。

術からず、全ての人間行動にアーティスト要素があり、自分を表現することで他者から評価されていくのです。

仕事の場合、お客様から喜んでいただけるということです。そして、その喜びが自分の表現者としての喜びややりがいになってくるのではないでしょうか?

「自分はアーティストであり表現者である」という考え方や立ち位置を意識するだけで、自分の中の意識は変えることができるはずです。ぜひ、お試し下さい。見える世界が少し変わるように思えます。

何よりもこのことに気づかせてくれた宇多田ヒカルさんの「One Last Kiss」に感謝です。

ちなみに、この曲は、映画「シン・エヴァンゲリオン」の主題歌です。そして、映画も映画監督の1つの表現手段だと言えます。

そんなことを考えると、世の中は、人の表現で溢れているのです。お店に売られている商品も、誰かの手によって表現されたものです。そう思うと、世の中は非常に面白く見えるようになり、さらに興味深くなりました。

一つ一つが人間行動によってなされたものだと思えるようになれば、より楽しくなるのではないでしょうか?

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