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「年中夢求」から学ぶこと No.264

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2021年9月22日 「DAYONE日記」No.264
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、毎日発信します。
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今日も朝から、「1日1話読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」という本を読んでいると、心震える言葉に出会うことができました。

それは何か?

それは、熊本県立大津高等学校サッカー部総監督である平岡和徳さんの言葉です。

その監督の持たれている考えの一つとして、サッカーを強くする上で欠かせないのは人間力だということです。

そして、それは大会で勝つという目標があるからこそ、期限を定めスピード感や機動力を持って選手たちの意識を変えていくそうです。

その一つの手法として、自分たちの思いを文字化・可視化して共有化する事を大事にされているのです。

確かに、会社でも同じようにビジョンや目標を明確にしないと組織が動かないのと同じように、サッカーも何でも同じなのです。

そして、その監督が考えたビジョン・目標がこれです。

「年中夢求」

という言葉です。
「年中無休」からの比喩です!!

この言葉の意味は、1日1日24時間を自分流にデザインし、夢に向かって凡事を徹底し、体を鍛え、心を磨き、人生をプロデュースできる人になると言う意味があるのです。

私は、自分の目標を達成するために24時間考え行動し続けるための言葉として、非常に勇気をもらえる言葉だと感じ、そして心が震えました(笑)。

自分の中の意思決定基準にします!!

やはり、目標を持つこと、そして、それを言葉にすることは、とても大きな意味があると思えます。

目標があるからこそ、自分の向かうべき方向性、努力すべき方向性が定まっていくと思えるのです。

そして、目標を掲げるからこそ、自ら主体的に当事者意識をもって行動することができるのです。

ただ気をつけないといけないのが、目標を掲げただけでは、何も起きず行動して初めてその目標に近づくことができるということです。

例えば、「〇〇大学に入りたい」という目標を掲げたとしても、勉強しないと絶対に入試で合格することができないのと同じで、目標掲げて終わりではないという事です。そこからスタートだということです。

でも、目標を掲げるから行動を考えるようになるのです。今まで、脈絡なく場当たり的に行動していたのが、「〇〇大学」に必要な科目・テスト傾向・科目配点を調べるようになり、「〇〇大学」に合格するための勉強法に変更していくのです。

つまり、これは、明確な目標があるからこそ、行動が明確な意味と意図を持つようになるということです。そうすることで、一貫性が生まれてくるのです。

そして、その一貫性を生むために大事な事がもう一つ。

それは、「なぜこの目標を掲げたのか?」ということをです。それは行動するための理由です。

「〇〇大学に入りたい」という目標を掲げても、自分の感情が「どうしても、この〇〇大学に入りたい」と思わなければ、勉強を続けることができないのです。

だから…

「〇〇大学に入り知識を身に付け将来こうなりたい」
「今の環境から抜け出し東京の〇〇大学に行きたい」
「この大学のキャンパスライフがいい」

などあるはずです。
私は、浪人していたのでとにかくこの生活から抜け出したいという感情が後押ししてくれました(笑)

理由は自分の感情が動けば何でもいいのです。
でも、人が行動するためには、必ず理由が必要だということです。

そして、その理由が自分の感情をかきたてるものであるあればあるほど、行動に強く結びついていくのです。

そして、この目標を持つというのは、ビジネスや会社では当たり前のようにあります。

目標のない会社、売り上げ目標のない会社は無いはずです。1年間、この会社はどのような方向で、どのような売り上げを目指すか、必ず明確化しているはずです。

でも、いざ自分の人生の目標は?ってなると、案外ないような気がします。

会社であれば、売り上げという目標など決めやすいのですが、自分の人生と言われると、自由度が高すぎて何にすればいいのか分からなくなるのかも知れません。

でも、目標が掲げれば、必ず行動を考えるようになります。自分が今より変わりたい・成長したいと願うなら、目標を決めることが大事ではないでしょうか?

そして、会社の目標は経営者や会社が決めてくれますが、自分の目標は自分で決めるしかないのです。

そして、目標を決めるから自分の行動が生まれてくるのです。そして、それが自分を変えていくのです。それも良い方向に…。

だから、「目標を持つ」という事はとても大事なことだと思います。

そして、自分の目標を掲げるからこそ、ずっとそのことを考えることができるようになるのです。

そして、自分が楽に流されそうになったら、今日の言葉である「年中夢求」を呼び起こすのです。

そして、今は自分が何をすべきか考えることができるはずです。

何事においても、場当たり的ではなく、計画的に何か意図を持って行動するからこそ、自分で定めた方向に向かうのだと思います。それが目標だということです。

そして、忘れていけないのは、目標は何でも変えてもいいということです。

一度掲げたらそれで終わりではなく、その時々によって、自分のやりたいことや目指すべき方向は変わってくるはずです。

だから、自分の環境や状況に応じて変えてもいいということです。

大事なことは、まず目標を掲げるということです。

掲げることで、まずは行動につながるということです。
ぜひ、良い方向に向かうためにも目標を掲げ行動して参りましょう!!

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