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マネジャーになる前に「備えあれば憂いなし」の考え方を持つことの大切さ No.686

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2022年11月19日 「DAYONE日記」No.686
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

組織の中に入ると、
プレイヤー(担当者)と
マネジャー(管理者)との間には
かなりの差があるのではないかと
感じています。

プレイヤーとして
とても優秀であっても、
いざマネジャーになってみると
上手く部下を使えず
マネジメントで苦労するケースもあります。

それには、
大きく2つの要因があると考えます。

1つ目は、
プレイヤーとして自分が優秀であるが故に
マネジャーになっても…

自分がやってしまう

または、

「自分の背中を見ろ」というスタンスで
何も部下に指導しない。

このいずれかになってしまう。

自分でやってしまうと
部下の成長にはならない。

つまり、チームとしての
パフォーマンスは上がらない。
そのマネジャー一人の力だけ。

もう一方、自分の背中を見ろというのも
人は言語を持って伝えなければ伝わらない。

そして、
マネジャーがプレイヤーでない以上
その行動を見る機会も少ない。

これも部下が成長しない原因になります。
それぞれ、部下が行動しにくくなるのです。

そして、
二つ目の要因が
マネジャーになるための準備不足です。

会社員は、いきなりある日を境にして
プレイヤーからマネジャーになります。

そうなると、
突然、見える世界が変わります。

プレイヤーは
目の前の仕事だけ見ていればいいが
マネジャーは違います。

部下の仕事、部下の行動、
上司との関係や調整、チーム全体の事など、
今までプレイヤーでは考えなかった事や
今まで見たことのない景色や視点を
持つようになるのです。

いきなり、マネジャーになると
その世界が訪れるのです。

だから、どうするのか?

それは、自分がプレイヤーの頃から
「マネジャーの目線はどんな世界か?」という事を
意識して、視座を高くしておくのです。

つまり、
自分の今のポジションの1つ上の視座を
意識してみるという事です。

これは、実際にマネジャーにならないと
分からないことも多いですが、
意識しているだけでもマネジャーになった時の
心構えは全く違ってくるのです。

「備えあれば憂いなし」

という言葉通り、
高い視座を持って意識していれば
そのポジションになった時には
「よし来た!!やろう」と言えます。

でも、
何も準備していなければ
「やばいどうしよう…」と不安になるのです。

つまり、常日頃から今の現状に満足せず
来たるべき時に備えていれるかどうかが
とても大事になるのです。

そうやっていると、プレイヤーから
マネジャーになった時の格差も少なくなる。

それだけでも、
大きな違いです。

本当に高い視座を意識している人と
意識していない人では大きな差が生まれるのです。

だから、視座をあげるというのは
とても大事になるのです。

それは、
そのポジションにつけるかどうか別にして
そうやって視座を高めておくことで
結果的に物事を俯瞰して
見ることができる力にもなっていくのです。

「木を見て森を見ず」の状態から
「木も見て森も見る」状態へ。

部分最適から全体最適に
切り替えていくことが出来るのです。

組織の中で
役職や肩書きが変わるというのは
見える景色や視野が変わるという事。

当たり前ですが
見える世界は広がるのです。

それを見てどうするのか?
それを考えるのも、またマネジャーの役割。

だから、
何事もなってみないと分からない事は
ありますが、来たるべき時に備えて準備は出来る。

「備えあれば憂いなし」を
意識してこれからも広い視野で見れるよう
努力していきたいものです。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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