記事一覧
出版から一年経ちました
昨年5月に出版した自主制作本「A DAY IN THE LIFE 7都市・7人の作家が描く、 新型コロナウイルス・パンデミック下での、いつもの街の物語。」。
出版から1年が経ちました。
ありがたいことに、長くいろんなところで少しずつ感想をもらえたりしていて、作ってよかったな、という気持ちが時間とともに大きくなる。
「少しずつ」というところがとても大事で、こういう大きなプロモーションができない本
第13回公開研究会「コロナ禍から世界のマンガを考える」
「日本マンガ学会」というかなり敷居の高そうな響きのするところで、この本の企画について話をします。
この本とは、2021年の春くらいに出版予定の自主制作本、『A DAY IN THE LIFE 7都市・7人の作家が描く、 新型コロナウイルス・パンデミック下での、いつもの街の物語』のことで、その名の通り、現在のパンデミック下にある世界のいろんな街でのいつもの一日、をテーマにしたコミック短編集です。
本の進行20201227
翻訳も残りあと数ページを残すのみとなりました。
ここから、もうひと段階上、本の構成を具体的に考えながらの作業に少しずつ入っていく感じです。(題字も変わりました)
まだすべての原稿が揃っていないので、いろんなことを勝手に考えていて、この時間も(不安になってしまうこともあるけど)、楽しいです。
先日、日本とスウェーデンの状況を並べて考えている記事を読みました。
この本にはスウェーデンからも参加して
出版時期延期のお知らせ
当初今年の年末を目標にしていた、自主制作本の出版が遅れることになりましたのでお知らせします。
理由は、制作や翻訳といった作業が想定よりも時間がかかってしまっており、このままいくと決定を急いだり、焦ってへんな判断をしてしまったり、人を急かしたり、書店さんに迷惑をかけたり、そういうことが起きそうだから、です。
そして、ウイルスの状況の変化も。
来年、2021年の3月末あたりを次の出版時期と設定しまし
海外作家とのコミック制作について(翻訳)
「A DAY IN THE LIFE」の本について、制作過程を書いています。
制作状況、遅れています。でもそれでもいい。
現在は、一部翻訳作業をしていて、やっとひとつの作品の工程を終えることができました。
原文が英語のものは基本的には、
①ぼくが第一訳者として翻訳をし、
②原稿内にテキストをのせたものを、
③原文・訳文あわせ友人に渡し、チェックしてもらい、
④戻してもらったもの再度調整して、
本の表紙デザインができました!
表紙デザインについては、この企画を考えはじめた当初からぼんやりとどういうものがあうのかな、と考えていました。
ぼくはもともとグラフィックデザイナーとして社会人生活を始めているし、元来印刷物も好きだったので、これについてゆっくりと、ちゃんと考える時間ができたのは、久しぶりというのもあり、楽しかったです。
本、マンガを売る世界にいて、表紙の力というのは本当に思っているよりもかなり強い、ということも身
海外作家とのコミック制作について
さて、早いものでもう10月。この本は今年中を目標にしているので、そろそろ、というか作業にさける時間を考えると、かなり、やっていくことになります。
少しずつ、内容について作家さんたちとお話をはじめています。
いくつか、ネームの段階でやり取りをしている人もいて、とても楽しいです。
特に海外の作家は、日本のようにキャラ設定、ストーリーボード、各話セリフやコマ割りなどを編集者に確認したりしません。
ヨ
「A DAY IN THE LIFE」 7都市・7人の作家が描く、 新型コロナウイルス・パンデミック下での、いつもの街の物語。
1冊の本を自費出版で出すことにしました。
世界7都市に住むマンガ家7人による、新型コロナウイルス感染症による非常事態下での「いつもの一日」がテーマの短編集です。
本のタイトルは「A DAY IN THE LIFE」としました。
深刻な状況を背景にした本にもかかわらず、無防備なくらいストレートなタイトルにしたのは、ウイルスに「どう対応するか」という視点や意図をなるべくなくしたかったからです。それに
ヨーロッパと旅について③
2012年(だったかな?)、父が死んだ。
ぼくは両親とは大人になってもわりと仲が良くて、父親ともたまにご飯を食べに行ったり、実家で一緒にビールを飲んで笑ったりしていた。
その父がいなくなって、なんか家は慌てた。
手続きに忙殺されたのもあるけど、母親、家を出ていた姉、残された家族それぞれが「父がいない」ことの整理をつけるため、静かにだけど、慌てた日々を送っていたように思う。
いろいろな整理がつい
先日遭った暴力について
先日、東京の池袋駅から山手線に乗ったところ、妙に空間があいている席があった。そこに座ろうかな、と思ったがどうもただならぬ気配を感じてやめた。
ある男性がそこに座っていて、その両隣が空いていたのだ。
すぐに「あ、」と暴力の雰囲気を感じた。
その男性はすぐに周囲に対して大声で威嚇をはじめた。ぼくが乗る前からずっとこの調子だったのだろう。
そしてその威嚇がぜんぜん冗談ではない感じ、そういうギ