マガジンのカバー画像

心の音

13
見てるもの、感じること、起こること 私の心の目で捉えた世界の音を言葉に紡ぎます
運営しているクリエイター

記事一覧

燦々たるゆうべ

燦々たるゆうべ

暮れてゆく

風告げる

遥かなる

はじまりを

すくいとり

胸に抱き

その音に

耳清ます

いつの日か

忘れてた

はじまりの

うた聴こえ

頬つたう

冷たさが

ぬくもりを

呼び醒ます

ここまできた

ここまできて

ここまでが

消えてゆく

戻れない

戻らない

戻りかた

わからない

それならば

還ろうよ

はじまりの

あの場所へ

いのちの音が

体をめぐる

もっとみる
握りしめているもの

握りしめているもの

いのちの海

そこには

すべてがある

あなたが欲しいと

思っているもの

すべてがある

そこから好きなだけ

もっていったらいい

でも、この手にもつのは

限りがあるでしょ?

できないと思ってる

それを手放したらどうだい







あぁそうか

もたなくてももっていた

でも、もってるって何?

どうやってつかえばいい?

あなたのいのちの一部だということ

あなたとして生

もっとみる
歌と呼吸☆

歌と呼吸☆

何で歌いたいんだろう?ずっと自分に問いかけていた

理由がなくても歌ってもいい

それはわかっているけど

それでも何でか知りたくて

しつこく問いかけてきた

歌うことは呼吸をするように

自然なこと、当たり前のこと

なくてはならないもの

別にそういう訳でもない

でも時々

無視したり隠しきれないほどの思いがこみあげる

歌いたい

本当になんでだろう?

今回その思いにしたがって

ライ

もっとみる
中秋の名月のころ

中秋の名月のころ

この季節になると思い出す

月を見上げて思い出す

あなたのことを

何もできなかった

私のことを

美しい月の下泣いたことを

忘れたいとは思わない

もしかしたら忘れてしまう

でもきっとそれは

あなたのいのちが

私のいのちにとけるとき

.:*゚..:。*゚:.。*゚..:。*゚:.。*゚..:。*゚:.。*゚..:。*゚

8月と9月は、いのちの巡りを色濃く感じる

今年も2つのいの

もっとみる
ありがとうの唄

ありがとうの唄

あなたと出逢えたこと

決して偶然じゃない

ありがとう ありがとう

ここにいるということ

決して当たり前じゃない

ありがとう ありがとう

足りない足りない小さな心

うめてくれた ありがとう

あなたの分まで

この先も言い続けるから

痛みは生きているという

証拠だから

ありがとう ありがとう

歌えること 笑えること

その幸せなことに

ありがとう ありがとう

伝えきれないこ

もっとみる
私が私を連れていく

私が私を連れていく

私が行きたい場所へ私が私を連れて行くからもう聞こえないふりはしない見て見ぬふりもしないやる前からあきらめない私は私の笑顔がみたいんだ

ずーっと私のなかで響いている

「歌いたい」という言葉

押さえきれず

勢いで6月に

歌いたいから一緒にライブをしてくださいとお願いしました

本当に、本当にこころよく

いいよと言ってくれた

素敵なミュージシャン

しょーへいちゃん↓

会ったことある方は

もっとみる
何度も

何度も

壊して

気づいて

また壊して

私は 私を知る

見えていなかった

自分の一部に気づく

近づけば近づくほど

世界の広さに気づく

私のなかに広がる宇宙を知る

ふとした瞬間響いてきた想い

それを叶えようと思って動いた

そしたら今まで考えてもみなかったことに気づいた

そんな方法があったのか!?と

今まで自分でつくっていた制限が一瞬にして壊れた

できなかったわけじゃない

やる方法

もっとみる
世界へのまなざしと関わり

世界へのまなざしと関わり

世界に向けるまなざし

目の前の人、もの、できごと

それらをどう見て

何を感じて

どう関わるか

世界とどんな風に関わっているか

それは自分とどう関わっているかでもあり

自分という存在をどう世界に表現しているかでもある

自分の世界との関わりを観察することも好きだけど

自分以外の誰かが世界とどう関わっているかをみるのも好きです

私というフィルターを通してのものになってしまうけど、、、

もっとみる
いのちの終わり

いのちの終わり

いのちの終わりはどこ?

心臓が止まったとき?

肉体がなくなったとき?

誰かの記憶から消えたとき?

☆・。・☆・。・☆

看護師として

ひとりの人として

「死」を通して

「生きる」ということについて

学ばせてもらい

感じさせてもらい

考えさせてもらった

たくさんの人を見送った

最期の時間に関わらせてもらった

そして今、感じていること

いのちに終わりはないんじゃないかってこ

もっとみる
大きなちから

大きなちから

人ひとりが生きていること

そこに存在していること

それだけで

どれくらいの力が

働いているのだろうか

動けなくても

しゃべれなくても

何もできないと本人が思っていても

その存在に

心を

体を

動かさずにはいられない

そこで響きあったいのちは

そのいのちがこの世界をはなれても

記憶から薄れても

いのちのなかで響き続ける

だからきっと

ずっと消えることはない

響き続

もっとみる
ゆるす

ゆるす

私たちはゆるされて生まれた

この世界に

だけどいつの間にか

忘れてしまった

何かに触れて

誰かに触れて

私の知らない

私に出逢う

笑うあなたを見て

泣くあなたを見て

怒るあなたを見て

私は出逢う

笑った私に

泣いた私に

怒った私に

鏡のような世界で

出逢ったあなたは

私だった

あの日の

目の前の

ゆるせなかったあなたは

私だった

一番ゆるせなかったのは

もっとみる
蠍の毒がめぐるころ

蠍の毒がめぐるころ

その刃が私に向かったとき

私はあなたにすべてを捧げた

あなたの顔が見えなかったのは

涙のせいだけだったのだろうか

もしかしたら私は

あなたのことを見ていなかったのかもしれない

すべてを捧げたつもりが

いのちはまだあった

あのとき願ったのは

あなたの心に残り続けること

罪悪感であなたを縛り続けること

そして私は呪いもかけた

私以外の女性を愛さぬように

私の愛は届かなかったか

もっとみる
見えなくても見えるもの

見えなくても見えるもの

ここまできた
ずいぶんと高いところまで

その道のりを振り返る

見下ろした景色に感動はなかった

おかしいなぁ

高いところは好きなはずなのに

今日は曇りか、、、

晴れてたら感動したかな?

私は目の前の景色を見ていなかった

しばらく眺めていたら

目の前にある雲に気づいた

あぁ

私はこんなに高いところにいたのか

ここまできた
急に胸が熱くなった

私、ここまできたんだな

いつも見

もっとみる