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希望
看護師はじめて間もないころ ある女性のためにつくった歌 でもその歌は その人のためのものでもあり 私へのものだった この歌に一番救われてるのは 私自身かもしれない タイトルは 歌を贈った女性が つけてくれた 「希望」 呪文を唱えるように 「大丈夫!」と言い聞かせ この長い坂道を見上げ ため息をひとつ 夜とともに訪れる 孤独な不安といつも 背中合わせ 眠れず 涙の海 泳いでいた 前を向いて 進もうとしたその日から 不安と手を繋いでくことを決めたんだ 暗闇彷徨うようで 明日さえ見えずにいた ここにいることの意味を 探し ひとりもがいていた 明けていく光のなか あたたかい声聴こえて ひとりじゃないってことに 気づき またね 涙こぼれた 忘れてた たくさんの笑顔が この先の見えない道を 照らしてくれるって 大切な 私の愛す人たちが 私の生きてる意味を 教えてくれたんだ 最期に 幸せの意味を決めるのは 誰でもない 自分だから 笑って生きていこう