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多様な発想支援士養成講座step1【すこやか】2023年7月期『性の多様性の理解に向けて』

こんにちは。NPO法人日本インクルーシブ教育研究所の御田村瑞恵です。

多様な発想支援士養成講座step1【すこやか】で『性の多様性の理解に向けて』を2023年7月~9月に視聴された方々の感想を紹介します。お話いただいたのは性の多様性という観点で多くの研修や講演をされている河口和也先生です。河口和也先生のプロフィールはホームぺージをご覧ください

それでは、7月期(7月~9月)の受講生の感想をご紹介します。

  • 小学校で勤務しておりますが、性的マイノリティの子どもがいるという前提で、発言や行動をしておりませんでした。多様な性の在り方を意識しながら、子ども達に関わっていきたいです。この度は、貴重な勉強の機会を設けてくださり、ありがとうございました。【学習サポーター】

  • 「性自認」「性的指向」の感じ方もまた一人ひとり多様であることを、本講義をとおして知ることができました。一括りにせず、一人ひとり、どう感じているのか、話を聞いて受け止めると同時に、大切な個人情報として扱い、アウティングを防止することの大切さを学びました。これは特別なことではなく、人間として当たり前のマナーとして。【特別支援学校教員】

  • 単に男と女の性別しか知らなかったが、様々なカテゴリーがある事に驚きました。とても分かりやすい説明で、講座内容も勉強になるものでした。【教師】

  • 先生がおっしゃるように、最近メディアで取り上げられることが多くなってきましたが、私自身『きちんと知る』ことはできていなかったように思います。ドラマや映画でLGBTQ+の人がカミングアウトするような場面も以前に比べると普通によく目にするようになってきました。性別の違和感を小学校入学以前に感じている児童が多いという調査結果を知り、就学以前からなんらかの教育が必要であると強く感じました。同時に小中学生の時期から、一人ひとりの子どもたちがきちんと知るための機会が必要だと思いました。【主婦】

  • 高校時代に女性から告白されたことがありました。また、息子の友人がおそらく当事者だったかと思います。小学生だった息子には世の中には性的自認が違う人がいること、それらを受容し、寛容になることが必要なことを話したことがありました。仕事の上でもLGBTQに関する知識が求められ、彼らを尊重する動きが増えたことは本当によいことだと思っています。これからも、お互いを尊重し合えるよう努めていきたいと思います。【大学職員・保護者】

  • 性の多様性について初めて知ることが多かったので、大変勉強になりました。私が子供の頃から当たり前にこのようなことを学ぶ機会があったら、自分自身も生きやすかったのではないかと思います。例えば私は女子サッカー部に所属していたのですが、誰から何かを言われたわけではないのですが、人に言うのが恥ずかしかったです。きっと小さい頃から女らしさ男らしさみたいなもののイメージが染みついていたのかもしれません。娘の子育てをしていても、ボーイッシュな洋服を着させていたら知らない方から「もっと女の子らしい服を着させないと。」と言われたこともあります。私自身は性的マイノリティで悩んだことはないですが、誰もが当事者であるという意識を持つことは、自分自身も生きやすくなるだろうなと感じました。自分の子育てでも小さいころから性の多様性について話しをしたり、河口先生の授業の実践を参考にして行動していこうと思いました。ありがとうございました。【当事者家族(自営業)】

  • 性的マイノリティの方々の日々の辛さを知ることができました。周りと自分とのギャップに自分が変なのではと自身を偽らないといけなかったり、周りに合わして我慢する、違和感を感じながら服を着て、入りたくないトイレにも毎日行かないといけない、そして相談をすることもままならない、これらは相当辛いことだということを今回説明を受けて、自分のことと置き換え考えることができ考え知ることができました。先日、トランスジェンダーのトイレの使用制限が違法だという裁判の判決がでていたのを思い出しました。その時もその方の毎日を思うと長く苦痛を感じられておりました。こういう苦しみを知ることもニュースでしか直面することはありません。それだけ、周りの当事者を知りにくい環境、まだまだ偏見が多いということが背景にあるのだと感じました。自認する性を自分も認めれる、他人も認められる、そんな環境を作るには性の多様性について知識を得ること、なんとなく感じる言葉へのマイナスな印象を無くすことが必要なのではないかと思います。【会社役員・保護者】

  • 私が相談の中で関わる方々も家族にも打ち明ける事が難しく「苦しい…」と話されています。だからこそ、インクルーシブ教育が必須です。当市社会教育の分野として価値観、多様な発想の大切さを相談の中で来談者に伝えて支援します。【市教育委員会社会教育課子育て支援チームリーダー】

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NPO法人日本インクルーシブ教育研究所が主催する「多様な発想支援士養成講座」は、インクルーシブ教育について学びながら人々がゆるやかに繋がっていき、社会全体で子ども達を支えていけるよう構成しています。子どもと大人が幸せに暮らしていけるヒントがたくさん入っている動画視聴講座です。子どもとの関係性や保護者対応にお困りの方など、発想の転換で様々な困りごとが解決できるようになっていきますので、ぜひご視聴なさってみてください。私達は誰もが違うということを前提としたインクルーシブな社会をつくっていこうと思っています。

多様な発想支援士養成講座は、毎月25日までにお申し込みいただき、翌月1日から3ヶ月ご視聴いただけます。3か月間の視聴で、多様な視点や発想を学ぶことで自分と周りの人達との違いが見えてきます。そして、それぞれの違いを受け入れていきながら、皆さんとゆるやかに繋がっていけると嬉しく思います。「多様な発想支援士養成講座」の詳細はホームぺージからご覧ください

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