懐かしい国の、あの味が恋しくて。
ふと読んだマンガの影響で、
フィンランドに帰りたい熱が爆発した。
超内向型なくせに
そうなった時の自分の行動力には
いつも驚かされる。
引き金を引いたのはこのマンガ。
辺境の雪男と元軍人妻の“お試し婚”から始まる狩りと美食のスローライフ
小説家になろうのコンテストの
金賞受賞作品コミカライズなこともあり、
出てくるキャラクターは
みんなクセがあって面白く、
くすっと笑えて、ほっこりできる、
ほのぼの北欧ライフの内容。
特にグッと惹かれるのが
「雪国生活の描写の忠実さ」。
ストーリーの舞台となる雪国は
現在のサンタクロース村のある
フィンランドのロヴァニエミ市のイメージ。
とにかくこのマンガでの
辺境の雪国での
狩猟生活や現地料理の描写が
非常に具体的で秀逸。
マンガを読んでいるだけで、
雪国にホームステイしている気分を味わえるし
フィンランドに訪れたことがある人なら
懐かしくなるモノが盛りだくさん出てきて
ウキウキすること間違いない。
その中でも、
どうしても食べたくなってしまったのが
3巻に出てくるブルーベリーパイ。
ブルーベリーの甘さと酸味。
現地ならではの香りと風味。
そんな北欧風なブルーベリーパイ、
近所じゃ売っていない。
生のブルーベリーを食べても、
なんだかイマイチ満足できそうにない。
ああ、フィンランドに帰りたい。
だが今はそう簡単に渡航できないし、
そもそもパイが食べたいだけで
北欧まで行くほど自分はアクティブじゃない。
でも、なんかもう
めっちゃ甘いものが食べたい!!!
「そうだ!ブルーベリージャムを買おう!」
甘いブルーベリーの味をたのしめば、
少しは北欧に帰りたい熱が
おさまるかもしれない。
さあ、思い立ったが吉日。
さっそくジャムを買いに行こう!と
勇み足でスーパーに向かう。
普段ジャムなんて買わないので、
ジャム売り場で陳列されている
色々な種類のジャムをみてウキウキしはじめる。
ブルーベリーにクランベリーやカシス
その他のベリーのジャムなんかもある。
どれにしようかと、
あれこれ商品を見ながら、
考えること数分。
そして、ハッと気づく。
「買ったブルーベリージャム、何につけるの?」
普段からパンもヨーグルトも
ほとんど食べない自分。
当然、家にもない。
なぜ普段からジャムを買わないのか。
買い物に出る前に、
そこに気付くべきだった。
このままジャムを買って帰ったら
くまのプーさんみたいに
ジャムだけむしゃむしゃ舐めることになる。
フッと我に返って、
持っていたジャムのビンを棚に戻し
しょんぼりとしながら帰路についた。
近いうちにIKEAに行こう。
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