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肉まんはレンチンか蒸すべきか。いや問題はそこではなかった

キャンプで食べたふかしたての肉まんの美味しさが忘れられない。
あのふわっふわでジューシーな味をもう一度味わいたい。

そこで自宅でも肉まんを作ろうと思い立ったが、ふと思う。

「あの肉まんの味は
 レンジでチンで再現できるのだろうか?」


やはり
「メスティンでしっかり蒸したから
 美味しかったのだろうか?」


はたまた
「キャンプ場で食べたから
 美味しかっただけなのだろうか?」

アウトドアで食べるだけで美味しさが何割も増すとはよく言われる。


そこで、色々バリエーションを変えて作って味比べをしてみることにした。

さあ実験だ。

今回買ってきたのは井村屋の肉まん3個入り。

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前回のキャンプで失敗(蒸し器より肉まんの方が大きかった)をふまえ、小さめサイズをチョイス。


まずはレンジでチンから。

お皿に1つ肉まんをのせ、ラップを掛け、さあ何分チンするかな?と裏面の作り方を見て衝撃が走る。

蒸し方


え?

ラップ、、

茶巾づつみ??

なにこれ、井村屋仕様なの?


まあ、ひとまずここは指示通り肉まんをラップを茶巾づつみ的な感じにつつむ。

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そして調理時間は、

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んぉ!なんと!

600Wで30秒!!

そんな短時間で蒸しがるの?!


前回のキャンプで紀文の肉まんを蒸したときは20分近く蒸したのに。


まあ、ここは井村屋が示す最適解を試してみようではないか。


600Wで30秒チンして出してみる。

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写真では伝わらないが、湯気は立っていないもののしっかり温まっている。
そして、すごく皮がふわっとしている。
だが、よくあるラップが触れてる部分がベチャベチャになるとかは発生していない。

やるな、井村屋。


そして実食。

うん。普通に美味しい。
でもキャンプで食べたあの味とはなんか違う。

これ、蒸し器で蒸したからって味が変わるのだろうか?という疑問が色濃くなる。



よし、蒸し器で蒸してみよう。

今持っている唯一のキャンプ調理道具メスティンと網を召喚する。


メスティンに網をしき、肉まんと蒸す用の少量の水を投入。


そして、いでよ、ラジエントヒーター!

説明しよう。ラジエントヒーターとは、電熱線でガンガンに熱するタイプのコンロである。一般的にIHコンロにオマケ的ついており、IH非対応の鍋でも問答無用に使えるパワフルコンロなのだ。


思いっきりガンガン加熱。

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中の水が沸騰するまで数分待つ。



この地点で、レンチンに比べると非常に手間も時間もかかっている。
何やっているんだろう自分。

そして、湯気が出てきてから1分くらい蒸してみる。



あけてみると

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ふわぁっと立ち上る湯気。

おおっ!
これはあのキャンプのときに見たものと同じ!

期待は高まる。



いざ実食。

うん?普通に美味しい。
しかもレンチンしたのと味の差がわからない。


ぐぬぬ。単に無駄に時間と手間と洗い物が増えただけだったか。ショック。



ここで重大なことに気づく

もう一度袋裏面の作り方を見てハッとする。

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ちょい足しアレンジ?


え?!

餃子のタレ?

柚子こしょう?!

肉まんにつけるの!?


肉まんには絶対カラシ醤油だと思っていた自分には衝撃が走る。

やはりここは井村屋の指示に従ってみようと思い、柚子胡椒にチャレンジしてみる。



残り1個の肉まんをもう一度、メスティンで蒸してみる。


いざ実食。

おおおお!!!
これは美味しい!!!!

柚子胡椒のみでもいいけど、
醤油+柚子胡椒もアリ!


想定外の発見にウハウハする。


実際調べてみると、肉まんにつける調味料はかなりのバリエーションがあるとわかった。

そもそも何かつけるのが約33%と少数派であることにまず驚きを隠せないが、何かつける派の「何か」の内容は割れていて

醤油、カラシ、酢醤油、ラー油、マヨネーズ、柚子胡椒…etc.

など非常に多岐にわたる。

知らなかった世界だ。


ちょい足しも色々試してみたいが、肉まん3個を一気に食べた今、腹も気分も存分に満たされてしまい、実験継続の戦意喪失のため、本日はここで断念。



結論。

レンチンでも、蒸しても、肉まんはうまい。
そして普段とは違う調味料を試してみると意外な美味しさを体験できるので、一気に複数個食べる場合や、いつもの味に飽きてきたら試してみるといいと思う。

結論、おいしければ何でもアリ!

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ごちそうさまでした。


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