渡米した日の出来事〜初めての1人飛行機〜
まさかの出来事
渡米予定当日。前前日にスーツケース2つを宅配で空港まで送り、前日は愛犬と家族とゆっくり過ごしました。しかし、前日の午後、航空会社から連絡が来て到着する空港の地域の悪天候の予報により搭乗予定の便が欠航すると言われましたました。
慌てて航空会社、航空券を手配してくれた会社、夫に連絡を取りました。かなりギリギリまで連絡をしたのですが航空会社、手配してくれた会社と連絡が取れず出発予定日は諦めました。
夜中に起きて確認してみると振替便の連絡が来ていました。
結局、振替便は予定の翌日の同じ時間の便になりました。
急いで新幹線のチケットの変更、スーツケースの受け取りカウンターへ連絡をしました。
ギリギリにこんな事が起きて先が思いやられる思いでした。
いざアメリカへ!しかし、、、
いよいよ出発の日。涙が込み上げながらも家族と愛犬とお別れをして、泣きながら空港へ向かいましたが、ここでも天候に左右されました。
新幹線が悪天候により遅れ、それに伴い成田空港まで行く特急便が予定の時間に間に合わなく次の列車に乗り、フライトの1時間30分前に成田空港に到着しました。
到着して、換金、トイレ、スーツケースの受け取りをしている時に乗る予定の便の受付終了のアナウンスが流れ慌ててチェックインカウンターへ到着し、間に合いはしたもののまとめておいた書類をトイレに忘れ走って取りに行き、時間がないので優先的に検査場を通過して重さ7キロの手荷物とパスポートと搭乗券を持って走って搭乗口へ。すでに搭乗は開始されていたのですが真冬に空港内で体から湯気が出るほどの汗をかき、なんとか飛行機の中に入れました。
ここに来て大人になり初めてくらいの焦りと体力を使いました。
3年半振りの飛行機
コロナが始まり海外旅行に行けなくなってからの初めての飛行機。色々調べはしましたし、警戒もしていました。
この時、搭乗したのは2022年冬。アメリカに入るのはワクチンを3回接種した証明が必要で、機内は食事以外はマスク着用しなければいけませんでした。フライト前と食事後は客室乗務員の方マスク着用のお願いのプラカードを持ち歩いていました。マスクをしていない人には直接声を掛けていました。私自身、ここでもらいたくないと思いマスクの交換や小まめな消毒を心がけていました。
日本から離陸する時から家の方角を見てずっと泣いていました。頭に浮かんだのは家族、愛犬、友達、同僚達でした。たくさんの人達に送られた分、寂しさが一気に込み上げて来ました。
ずっと泣いていたせいでなかなか寝付けず、少ししか寝ないで到着前の最後の食事が運ばれて来ました。この辺りから徐々に腹をくくってきました。外の景色も明るくなり、地上を見ればアメリカの荒野が見えて少しずつ1年7ヶ月振りに会う夫への緊張が高まって来ました。まるで付き合いたての頃のような緊張感でした。到着の空港と街並みが見えて来たら「ついに来たのか」と言う実感が湧いてきました。
ついにアメリカ上陸
到着して急いで機内から出て入国手続きに行きました。コロナ前はよく海外旅行に行っていた経験上、入国手続きが1番時間がかかるので急いで向かったのですが予想外にガラ空きでした。物の5分程度で通過したのですが、久しぶりの海外で英語への免疫がかなり低下していたのは自分でもびっくりしました。渡米が決まってから半年だけですがオンライン英会話をやっていたので全くダメではなっかですが、この時点で言葉の壁への不安ができました。
急いでスーツケースをピックアップして夫の元へ急ぎました。早く会いたい気持ちがこの時すごかったです。夫を見つけられるかと言う不安もありました。
到着口を出てすぐに夫を見つけ無事合流。空港の外の景色は確かに悪天候のあとでした。
到着した日は、夫が用意してくれたホテルですぐに寝ました。流石にくたくたでした。起きてから日本で連絡を待っていてくれている人達に連絡をしました。
自身のレベルアップ
アメリカに行くことが決まり、夫が先に渡米をしてから初めての事をたくさん1人でこなしてきました。
初めての休職、初めて見る書類、初めての手続き、時には英語の書類も。やる事も連絡を取る所もたくさん。それを計画的に順番を守ってやって来て、夫は迎えに来る予定でしたが仕事で帰国できず今回初めて1人で飛行機に乗ったり、たくさんのハプニングを1人で対処と自分自身のレベルが今回の渡米で少しだけ上がったような気がしました。
私はなんでも経験しないと成長しないと思っています。仕事も恋愛も失敗を経験して成功すると思っています。旅行も行く度に大きな財産が増えたと思っています。
今回は、初めてアメリカに住むために必要な事、手順、どんなハプニングが起こるのか、1人でも海外に行ける自信がついた、と言う大きいな財産を手に入れました。
今後は、きっとまた大変なのは分かっているのですが「アメリカで生活できた」と言う経験を自信にできるようにしたいです。
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