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新幹線で北海道へ

Expediaが勧めてくる。「大きな世界が待っています」と…。
私も旅に出たい!!可能なら!
強くそう思います。
しかし、まずは体調を回復させることなくしては、何もできない。
骨折など外科的な外傷と違って、コロナ後遺症は精神的にも参るものだと思います。 
家にいるのが苦ではない性分なのが幸いしました。
必ずいつかまた元気にあちこちを訪ね、観光客なのになぜか道を聞かれてしまうという馴染みっぷりを各地で発揮したいと思います!

昨年の7月に訪れた函館の写真をご紹介しますね。
このときは新幹線で北海道に行くことを目的としていました。
みどりの窓口のお兄さんに「飛行機のほうが安いですよ」と言われても、「いや、新幹線に乗りたいんです」と答えました。時間がかかっても、料金が高くても一度乗ってみたかった。はやぶさに。
何人か友人が新幹線で函館に行って、とても良かったと言っていたのです。北海道まで新幹線が開通したとき、「一体誰が乗るの…?」と思いました。平日だったせいか案の定ガラガラ…。

東京から函館までの4時間は、ゆっくりできるちょうどいい贅沢な時間です。旅に出たって感じなのです。飛行機だと新千歳まで1時間20分くらいで着いてしまう。あっという間。その点、新幹線は4時間ですから。
朝ごはんのパストラミビーフのサンドイッチやコーヒーを買って、ゆっくり景色を眺めながら北へ…。

ガラガラのはやぶさ車内 
新函館北斗駅。昨年、開通五周年だった


五稜郭タワーから眺める五稜郭公園
トラピスチヌ修道院

五稜郭タワーに登った後、バスでトラピスチヌ修道院へ。
トラピストクッキーで有名なトラピスト修道院は男性の修道士が暮らしていて、トラピスチヌ修道院は女性の修道院です。それぞれは全く別の場所で離れたところにあります。
違いもよくわからず来て、売店で「トラピストクッキーは?」と尋ねて恥ずかしい思いをしました。
修道院の中は見ることができませんが、庭や売店には入れます。修道女たちの一日を書いた表があり、3:30に起きるのを知って「(高校時代の)野球部の監督と一緒だね」「ほんとだ」。

外から眺める修道院は不思議な雰囲気です。「え?ここに人いるの?すげー」と言う息子。たしかに生活しているのでしょうが、静かで、人の気配がないのです。息子は売店で十字架のキーホルダーみたいなものを買っていました。私は修道女手作りのクッキーを買いました。

大天使ミカエルとご対面

修道院を出て、バス停近くの売店に行くとトラピストクッキーが売っていたので、食べ比べよう!と購入。

バスで移動し、湯の花温泉で屋上の露天風呂から海や競馬場を眺め、ゆっくり疲れを癒やした後、一度ホテルへ。
夕方また出かけます。函館山のロープウェイに乗って夜景を見に行きます。


電車が見えるホテル


ロープウェイ
函館山から見た景色
月と漁船
夜景を見る人


小鉢がイカの塩辛。左の皿はイカ刺し

ホテルの人に聞いておすすめの居酒屋へ。
このとき、東京は緊急事態宣言中で飲食店は夜営業してませんでした。函館は居酒屋が普通に開いていて、アルコールも提供していたことが、本当にありがたかった。東京での、外食ができないストレスが相当だったのだと、ここでしみじみ感じました。かにクリームコロッケは8割カニで、クリーム2割というアンバランスさにクラクラしながら、新鮮でおいしいお刺身、イカの塩辛、から揚げ、、、もう幸せでした。もちろんビールもおいしい!

翌朝は函館朝市で朝ごはん。カニを送る。

JRで4時間かけて札幌へ。7年ぶりくらいに実家に帰りました。
孫の成長ぶりに驚くジジババ。駅で待ち合わせても私たちと気づかなかった父。

滞在している間に東京オリンピックの開会式がありました。

再会をお祝い

数日滞在して、帰りは飛行機で。

新幹線の旅オススメです!

次回の旅の記録は、阿寒と釧路の旅をお届けします。


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