恋愛について、真面目に語る。端的に言えばこの本はそういう本だ。ただ、山のようにあるそこらの恋愛小説、エッセイみたいなものと少し違うのは、この本の著者が日本を代…
小沢健二は変化した。特にその歌詞が。あるいは歌詞の裏にある意味が。また、その表現が。 人はいつまでも瑞々しいままではいられない。時間と共に歳をとり、必ず老い…
ruri
2024年6月16日 16:51
恋愛について、真面目に語る。端的に言えばこの本はそういう本だ。ただ、山のようにあるそこらの恋愛小説、エッセイみたいなものと少し違うのは、この本の著者が日本を代表する(少なくともある時代においては)思想家であり、この本は恋愛を精緻に分析する試みとなっているということであろう。 恋愛が私たちの生活の極めて根底にあるものの一つであるというのは認めざるおえない事実だ。ただ、それを分析すると言うことは
2024年4月29日 21:08
小沢健二は変化した。特にその歌詞が。あるいは歌詞の裏にある意味が。また、その表現が。 人はいつまでも瑞々しいままではいられない。時間と共に歳をとり、必ず老いてゆく。それは決して悪いことではないし、変えようのない真実だ。けれど、もし神が許すなら小沢健二のあの若い頃の感性だけは変わらないままにしておいてほしかった。 もちろん今の小沢健二が悪いわけではない。若い頃よりもむしろ洗練された部分もあ