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教科の一人学び「自由進度学習」の考え方・進め方② 小山儀秋監修 竹内淑子著
自由進度学習の作り方1 「コース」作り
1単元の中に複数コースを作る場合が多い。基本となる1コースは教科書の流れをベースに作ることが多い。もう一つのコースは「手こずっている子供」をイメージして,その子がとにかく喜んで活動するような学習の核を考える。例えば「画用紙で,サッカーボールを作ろう」「沖縄や北海道の家の模型を作ろう」など。そのようなコースをつくるとき,「果たしてこれで単元の目標を解決でき
教科の一人学び「自由進度学習」の考え方・進め方 小山儀秋監修 竹内淑子著
今,注目を浴びている自由進度学習の進め方について簡単にまとめていきたい。
自由進度学習の流れ1 ガイダンス
単元のスタートはガイダンスから始まる。「疑問」を示し,予想させながら学習課題をイメージさせる。あまり深入りせず,単元終了時には「疑問」が解決できるようにしよう,と投げかける程度である。
また,「学習の手引き」をもとに単元全体の見通しをもたせる。チェックの内容やまとめの方法など具体的な
話を聞ける子供を育てる
なかなか子供たちが話が聞いてくれない。指示が通らないという経験はありませんか。はい。わたしです。そういうときは不思議というか,必然的というかトラブルや怪我が起きてしまうもの。私が指示をするときに徹底していることを書き連ねます。
場を整える
子供たちの視線が下にあったり,手遊びをしたりしていたら,いくら良い話をしても時間の無駄。子供たちは上の空。教師が疲れるだけ。まずは,聞く姿勢をつくる。ここは
個別最適な学びと協働的な学びについて③
現在の教育活動では,一斉授業が主流となっているが昔の教育活動ではどのような形態だったのだろうか。
江戸時代
寺子屋など近代以前の教育機関では,大勢の子供が居合わせても,学習は個別的に進められ,教材も一人ひとり違っていた。師匠がその子の実態に合わせて教材を各自のペースで自習していて,それを一人ひとり順番に師匠が呼んでは,少しの時間,個別に指導するのが基本だった。
明治時代
明治期になると近代国民
個別最適な学びと協働的な学びとは②
山形県天童市立中部小学校では,子供たちが自分達で授業を進めているという。
自学・自習本書によると4年生算数科「小数のわり算」の授業での様子が掲載されている。子供が教師役となって,学習を進めるのだ。既習事項を確認する→例題を解く→考えを出し合う→なぜそれでよいのか説明をする→学んだことをまとめる→適用題を解くという流れで司会役が授業を進めていた。
自学自習は問題解決学習の時効果を発揮しやすので
個別最適な学びと協働的な学びとは①
最近よく耳にする個別最適な学びと協働的な学び。Twitter界隈でもよく話題に上がり,面白そう!と鼻息荒くしてこの書籍を手に取った。
個別最適な学び「指導の個別化」「学習の個性化」の二つがキーワードになってくる。
「指導の個別化」
「学習の個性化」
はっきり言ってあんまり意味がわからなかったので,指導の個別化=実態に応じた支援 学習の個性化=学び方 という視点で自分の中では解決した。
協
初投稿
初投稿の練習