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小学校教諭 二児のパパ 田舎住み 家庭菜園 朝活

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最近の記事

社会科の目標を読み解く

 はじめに  みなさんは,教科の目標を覚えていますか?「何となくはわかるけど。。。」という人は多いかもしれない。学習指導を進めていく上で学習の目標を明確に押さえていくことは授業をつくる土台となる。また,授業づくりに行き詰まった時に新たな視点を生み出す手立てとなる。本noteで社会科目標について整理していきたい。 小学校学習指導要領社会編によると以下のように示されている。 この中で,①社会的な見方・考え方 ②課題を追求したり解決したりする活動  ③公民としての資質・能力の基礎

    • 教科の一人学び「自由進度学習」の考え方・進め方② 小山儀秋監修 竹内淑子著

      自由進度学習の作り方1 「コース」作り  1単元の中に複数コースを作る場合が多い。基本となる1コースは教科書の流れをベースに作ることが多い。もう一つのコースは「手こずっている子供」をイメージして,その子がとにかく喜んで活動するような学習の核を考える。例えば「画用紙で,サッカーボールを作ろう」「沖縄や北海道の家の模型を作ろう」など。そのようなコースをつくるとき,「果たしてこれで単元の目標を解決できるのか」との議論は必ず起きる。そこで学習指導要領に戻り,本当にこの単元狙う目標は

      • 教科の一人学び「自由進度学習」の考え方・進め方 小山儀秋監修 竹内淑子著

        今,注目を浴びている自由進度学習の進め方について簡単にまとめていきたい。 自由進度学習の流れ1 ガイダンス  単元のスタートはガイダンスから始まる。「疑問」を示し,予想させながら学習課題をイメージさせる。あまり深入りせず,単元終了時には「疑問」が解決できるようにしよう,と投げかける程度である。  また,「学習の手引き」をもとに単元全体の見通しをもたせる。チェックの内容やまとめの方法など具体的な活動のめあてなどを知らせる。 2 計画  「学習の手引き」を参考にしながら「

        • 話を聞ける子供を育てる

          なかなか子供たちが話が聞いてくれない。指示が通らないという経験はありませんか。はい。わたしです。そういうときは不思議というか,必然的というかトラブルや怪我が起きてしまうもの。私が指示をするときに徹底していることを書き連ねます。 場を整える 子供たちの視線が下にあったり,手遊びをしたりしていたら,いくら良い話をしても時間の無駄。子供たちは上の空。教師が疲れるだけ。まずは,聞く姿勢をつくる。ここは,子供との我慢比べ。 指示は一度のみ 指示が一度だけの時は,必ず「一度しか言

        社会科の目標を読み解く

          叱り方の技術

          初任の経験 「先生は優しいね。」初任の時に管理職から言われた言葉だ。褒め言葉ではない。皮肉だ。暴言を吐いた児童を注意できなかったのだ。「あなたがしっかりしないと」「周りの子供たちの気持ちを考えないと」などさんざん言われた。この経験から初任の時は「厳しくしないと」と思い,子供達に怒鳴り声で注意をした。一時的には,落ち着くが,また時間が立つと怒鳴り声を出さなければならい。これが果たして教育なのか。感情に任せたような叱り方で良いのかとずっと考えていた。 叱り方の技術 そんな悩みの

          叱り方の技術

          個別最適な学びと協働的な学びについて③

          現在の教育活動では,一斉授業が主流となっているが昔の教育活動ではどのような形態だったのだろうか。 江戸時代 寺子屋など近代以前の教育機関では,大勢の子供が居合わせても,学習は個別的に進められ,教材も一人ひとり違っていた。師匠がその子の実態に合わせて教材を各自のペースで自習していて,それを一人ひとり順番に師匠が呼んでは,少しの時間,個別に指導するのが基本だった。 明治時代 明治期になると近代国民国家を早期に樹立し,富国強兵・殖産興業を推し進めるには,新しい時代が求める知識や

          個別最適な学びと協働的な学びについて③

          個別最適な学びと協働的な学びとは②

           山形県天童市立中部小学校では,子供たちが自分達で授業を進めているという。 自学・自習本書によると4年生算数科「小数のわり算」の授業での様子が掲載されている。子供が教師役となって,学習を進めるのだ。既習事項を確認する→例題を解く→考えを出し合う→なぜそれでよいのか説明をする→学んだことをまとめる→適用題を解くという流れで司会役が授業を進めていた。 自学自習は問題解決学習の時効果を発揮しやすのではないかと考えれる。特に算数「小数」は既習事項をおさえておけばほとんどの児童が解

          個別最適な学びと協働的な学びとは②

          個別最適な学びと協働的な学びとは①

          最近よく耳にする個別最適な学びと協働的な学び。Twitter界隈でもよく話題に上がり,面白そう!と鼻息荒くしてこの書籍を手に取った。 個別最適な学び「指導の個別化」「学習の個性化」の二つがキーワードになってくる。 「指導の個別化」 「学習の個性化」 はっきり言ってあんまり意味がわからなかったので,指導の個別化=実態に応じた支援 学習の個性化=学び方 という視点で自分の中では解決した。 協働的な学び子供一人ひとりの良い点や可能性を活かすことで,異なる考え方が組み合わさ

          個別最適な学びと協働的な学びとは①

          朝活の理由

          自分は,学生時代は夜はお酒を飲んで昼に起きるというだらしない生活を送り続けていた。仕事をはじめてからもずっと夜遅くまで携帯をいじって朝バタバタして仕事へ向かうという毎日だった。 けれども,今は4時半 に起きて日々研鑽を積んでいる。 なぜこのような習慣が身についたのか。その理由は結婚だ。 子供が産まれて,妻が強くなり,自分の時間がなくなった。妻が頑張って子育てしている中で自分の時間なんて当然あるわけなく。。。。 それでも,自分の時間が欲しいと思い立ち,朝早起きして携帯を

          朝活の理由

          ブログを始める理由

          わたしは,1月に溜まったお小遣いからMacBook Airを購入しました。ギフトカードで購入したことで1万3000円のキャッシュバックがありました。MacBookを購入したことで自分の学びをアウトプットしたい!という気持ちが高まりました。文章を書くのは上手ではないですが,自分の考えを書くのは好きです。主に教育関係について書いていきたいと思います。学んだ知識を文章にすることで定着を図り,「人に見られている」という高い意識をもって文章を作成していきたいと思います。

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          初投稿

          初投稿の練習