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アイデンティティの出発地点
子供の頃から、人が好きだった。
小さい時は公園で幼なじみが遊んでる姿を眺めてるだけで
「今日は○○君と遊んで楽しかった」
っていうくらい優しさと思いやりで溢れていた。
誰かが感情を豊かに表現しているのがすき。
誰かが新しい感情に出会うのがすき。
その瞬間を作れるのが僕の幸せだった。
じゃあ、僕はどうなの?
普段からみんなが楽しめるように気を配らせ、1人になっている人に寄り添ったり、向き合っ
モラトリアムの最終地点
モラトリアム。
子供から大人へ移り変わる時、社会に出て一人前の人間になるまでの『 猶予期間』のこと。
2001年生まれ。同世代が大学を卒業し、社会に出ていく頃。
僕たちは今、
"自分とは何者か" "どう生きていきたいか"を考える猶予期間の最終地点にいる。
正直、今の社会は僕たちに対して厳しすぎる。
義務教育では個性を握りつぶされ、SNSでは誰か炎上しないかと常に監視されている。
多額の奨学金を
終わりがあると知りながら。
隣でスヤスヤと眠るあなた。
笑いあって、語り合って、抱き合って。
こんな時間が永遠に続けばいいのにと思う。
だけど人間。生きてる以上は別れがあって終わりもある。
ああいつか、彼女の記憶から俺がいなくなるのかもな。
そう思いながら腕枕の重さのようなずーんとしたものが心にのしかかってきて、無性に寂しくなった。
でも、その"いつか"は今日じゃない。
その幸せを胸に刻みながら、彼女の寝顔を微笑
神が居なくなる月に。
神頼み。他人任せ。
自分じゃ解決出来ないことを誰かに助けを求めることを言うんやろうけど、正直俺はそんな不確定要素に身を委ねるのが怖い。
何よりそんな重荷を頼まれた神の気持ちを考えると、とてもじゃないけど頼めないよね。
10月はそんな1ヶ月だった。
他人の重荷を自分が知らず知らず抱えていて、いつの間にか身動きが取れなくなっていた。次第に自分のやりたいことも見えなくなって、あれ、俺なんで生きてる
おやすみ。ごめんね。
1年ぶりに会うともだち。
あの頃から変わったね。
あの頃から変わらないね。
これからどうする?
今の悩みはねー。
そんなことよりさ、あの映画見た?
そんな話は日付を超える手前まで盛り上がった。
「今日は早く帰るね。」
体調を崩しててしんどそうにしている彼女に家を出る前そう言ったはずなのに。
12時を少し超えて冷えきった手を同じ布団で温めながら、俺はちょっぴりぐるぐるしてた。
もちろん、彼女
21歳6ヶ月の現在地。
夏の鋭さが過ぎ去り、冬の鋭さが攻めてくる前の穏やかな晴れの昼下がり。
京都。紅葉。鴨川。緩やかな日差し。
秋の素晴らしさが全て無料配布されているこの場所から、一旦立ち止まって自分の人生の道を振り返ってみることにする。
これを定期的にしないと自分の現在地が分からなくなっちゃうから。自分の目指したいところはこの方向で合ってるのかなあって確認するための自己満noteです。興味のある方だけどうぞ。
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