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終わりがあると知りながら。

隣でスヤスヤと眠るあなた。

笑いあって、語り合って、抱き合って。

こんな時間が永遠に続けばいいのにと思う。

だけど人間。生きてる以上は別れがあって終わりもある。

ああいつか、彼女の記憶から俺がいなくなるのかもな。
そう思いながら腕枕の重さのようなずーんとしたものが心にのしかかってきて、無性に寂しくなった。

でも、その"いつか"は今日じゃない。

その幸せを胸に刻みながら、彼女の寝顔を微笑ましく眺める。

終わりがあると知りながら。
別れが来ると知りながら。

今出逢っているひとりひとりにありがとうをすごくすごく伝えたくなった深夜3時なのです。

終わりがあると知りながら。

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